ラヴ・E・メール・フロム・・・

「俺たちが学生の時に流行ったよ。」
「若いのに意外だね。」
「渋いね。」
「声いいよね。」
「歌詞素敵だよね。」
「イケメンだよね。」

私が「ポルノグラフィティが好きです。」って
言った時によく言われる言葉たち。
プラスのことを言ってくれる人もいれば
マイナスのことを言う人もいる。
まあ十人十色なので細かくは言えないけど
私は「スキなことは胸張ってスキ」
だと言いたいので言う。

ある日仕事先で
ポルノの2人とあまり歳の変わらない
おばさんに言われた言葉が
今でも忘れられないでいる。

「ポルノ好きなんでしょ?私ね、アポロの
"ラヴ・E・メール・フロム・ビーナス
なんて素敵ね"
って歌詞が凄く好きで。
だってさ、まだEメールなんて
殆ど無いに等しい時代によ!
こんな歌詞かけるなんて天才じゃない?
テレビで聴いたとき衝撃受けたの!」

何故か私が嬉しくなった。
ポルノがデビューした時
私は早生まれなので1歳で
デビューした時のことなんか
知る由もないので
その時のことが聞けたのが嬉しかったのと
そう言ってくださる人がいた事が嬉しくて。
思わず握手した。

ポルノはかっこいいし、歌うまいし、
ギターもかっこいいんだけど、
何が好きって歌詞が好きで。
2人作詞者がいて、
その2人が書く歌詞が違うから好き。
例えばラブソング。
「好き」や「愛してる」という言葉を使って好きを伝えるのが岡野昭仁。
「好き」や「愛してる」という言葉を使わずに好きを伝えるのが新藤晴一。
これがすごくワクワクするんです。私は。

なので私が惚れた歌詞をいくつか見て欲しい。

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「消えない時間は甘噛みのように
淡い赤色 消えない痕を残して」
-瞳の奥をのぞかせて (新藤晴一)

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「あなたが気付かせた恋が
あなたなしで育っていく」
-ジョバイロ(新藤晴一)

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「許してね 恋心よ」
-サウダージ(新藤晴一)

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「だって知っている言葉はほんのちょっとで
感じれることはそれよりも多くて
無理やり窮屈な服 着せてるみたい」
-パレット(新藤晴一)

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「どうせ自分なんかって思う
その度にギフトが
少しは自分にも期待して見たらどう?って
意外に上手く飛び出せるかも
想像よりもやれるかも」
-ギフト(新藤晴一)

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「誰よりも上手く無傷のまま騙されてあげるよ」
-ルーシーに微熱(岡野昭仁)

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「この世界に鳴り響いてる
そのほとんどの 音が邪魔で
そんな時も聞いていたのは
君の声だけだったよ」
-海月(岡野昭仁)

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「君の形 僕の形 重ねてはみ出したものを
分かり合う事をきっと
愛とか恋と呼ぶはずなのに」
-夕陽と星空と僕(岡野昭仁)

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「恋にしがみついてる恋などに意味はなく
恋に溺れ流される恋などに価値はない」
-ヴィンテージ(岡野昭仁)

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まだまだあるがぱっと思いついたのが
これだった。

真っ直ぐな岡野昭仁に
考えたくなる新藤晴一。

この2人だから
ポルノグラフィティが成り立って
ポルノグラフィティがいるのだと思う。

2019年に20周年を迎えた
ポルノグラフィティ。
彼らは昔、自分たちに
「あのロッカー、まだ闘ってかな?」
と問いかけた。
その答えが20年経った今、
「あのロッカー、まだ戦ってんだよ」
だった。
彼らは昔、
「狂喜する声が満ち溢れていた」と歌った。
その答えが20周年の東京ドームでの景色だったら私たちは最高の恩返しができたと思う。

歌が繋ぐ思い出。

晴一さんが
「青春の延長でポルノグラフィティをやってる」
のなら、私も
「青春の延長で
ポルノグラフィティを愛していきたい」。
なぜなら
ポルノは私が初めて心の底から
大好きだと胸張って言えた人たちだから。

途中から訳分からなくなってしまったけど
私がポルノグラフィティを好きな理由の1つに
「歌詞」があるということを伝えたかった。

きっとこれからのnoteは
ポルノグラフィティのライブの思い出で
いっぱいになると思う。

ポルノグラフィティの2人。
私の人生を最高にしてくれてありがとう。

ではまた。

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