ラーメン食べたい♪から何年たっても

男もつらいけど、女もつらいのよ って歌詞に込められた気持ちは、時代が変わってもかわらないんだな、って思う。
ボーボワールさんが何とかって言って以来、女の人をめぐる待遇処遇は、古くは選挙権にはじまり今どきのセクハラ摘発まで、どんどん改善されてきたけれど、それでもどこかで、まだだ!まだ女性は生きづらい!ってかまびすしく叫び声が上がってるみたいに見えて、それ、女性だけじゃないし、とわたしは思ってしまう。

そもそもまず、簡単に生きてる人なんていないと思うし、性差があるならそれぞれの性でつらさは別だけどそれぞれにつらいのだと思ってる。

つらい のは体の造りがちがうのに、同じ人間だからおなじ感情や快感が起こっているだろうという誤解があるからじゃなかろうか。

よく、目にする誤解の一つに、
「ヤッてったって気持ちいいのはお互い様」があると思ってる。
男の人の漫画とかで悪役の人が言ってたりするセリフ。うすうすそうおもってんじゃないの?っていう普通の人も見たことあるぞ。
違う。ちがいますから。
女性としてとりあえず一通り通過してきて思うけど、ヤッてるときの気持ちよさなんてチョーどうでもいいくらい、ヤッたあとにがんじがらめの自縛が来る。それはつらい。つらいのあんまり気づかないところも怖い。
前にもnoteに書いたけど、男性は射せい時に快感があり、女性は子宮口のノックでオキシトシンの分泌が増大する。
オキシトシンは麻薬っぽい。つらさを覆い隠して依存させるような働きをする。赤んぼのお世話って眠れないしせわしないし、ずっと縛られるし、どう考えても異常事態じゃん。だけど、生んですぐの覚醒したような冴え冴えして感覚、研ぎ澄まされてきもちいいの、あれがヤッたあとに規模は違うけど来るんだよ。それが何回も繰り返されたら依存状態になる。
つらい。依存はつらい。
自分が縛られているの、わかってるのに抵抗できない。タバコだってそうじゃん、今吸ってもおいしくないのに、ニコチン切れでいやいや吸うときあるでしょ?タバコじゃなくてもなにかそういうのの一つや二つもってるでしょ?
なんか依存してるときのつらいのにやっちゃうか感じ。
それ。女性が不公平だ、と思ってるのは、男性にわかってほしいと思ってるのは、それだと思うんだよね。
だけど、フェミニズムとかその近辺の動向を見てると、周辺環境の改善は進んだけど、性差が生み出す不快感に届いてない感じがして。

男の人のつらさについては白饅頭さんのnoteとかで勉強してるけど、女の人のつらさって、わたしはこんな風に思うのでした。

このままずっと、どんな未来が来ても男も女もつらいのかな…。
どうにかなんないかなー。

とりあえず、この話はおわり。





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