子育て中、そしてこれから子育てする方全てに知っておいて欲しい未熟児のこと
何だかnoteを書きたい気分になったので書いてみる。
まあ自分語りと言えばそうなんだけど、たった1人の方にでも役に立てたらと思って書いてみます。
まず私の低身長について。
私は身長が140cmしかないチビです。
よく「親も小さいの?」なんて言われるけど父親も母親も平均身長。
まあ父方の祖父母はどっちかと言うと小さかったけど、あの年代だったらそうでも無いと思う。
よって、私の低身長は家系によるものではありません。
じゃあ何でこんなに小さいのか。
それは私が
極低出生体重児・早産児
だったからです。
私は在胎週数32週、出生時の体重は1035g、身長は37cmでした。
小さいね(◜ᴗ◝ )
それでも大きな病気は特になく、
体に対して扁桃が大きすぎて切除したり、歩き出すのも遅く足が弱かったため療育センターに通ってリハビリをしたり。
それぐらいでした。
幼稚園になってもずっと小さく、幼稚園に入園した時の足のサイズはなんと12cm🙄
たぶん一般的な子供のファーストシューズぐらいの大きさなんじゃないかな😅
身長もずっといちばん小さい子どもでした。
ところが年長になったあたりで急に身長が伸びる伸びる😲
卒園して小学生になった頃には、たぶん後ろから数えた方がいいぐらい大きくなりました😲
今まで小さいままで親も不安がってたので、ようやく身長がみんなに追いついて喜んでいたと思います。(少なくとも私は嬉しかった笑)
だけどそんな時、私の身体に異変が出てきます。
胸が大きくなり始め、初経を迎えました。
そりゃ小学一年生のなんの知識もない子供が初経を迎えるとなれば、本人はすごくビックリします。
家族もビックリして、すぐ病院に行きました。
そこで診断された病名は、
「思春期早発症」
でした。
読んで字のごとく、思春期が早めにやってくる病気です。
未熟児に生まれた子供に多く、性ホルモンが異常に分泌されて起こる病気です。
そのままにしておくと早めに成長が止まる可能性があるため、月に1回ゴナドトロピンの分泌や性ホルモンの合成・分泌を抑制する注射を打ちます。
そして、思春期の体になってもおかしくない年齢になれば、注射を打つのをやめて体がちゃんと成長するようにします。
私は小学校高学年ぐらいで注射をやめましたが、そこから身長はほとんど伸びませんでした。
そんなこんなで、今の私が出来上がったわけです😅
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子供が一気に身長が高くなったり、成長するのはとても喜ばしいことです。
だけど、大体の親御さんなら付けているであろう成長曲線から極端に離れて成長することは異常です。
成長曲線は低身長かどうかを確認することにももちろん使えますが、
ちゃんとした成長のしかたをしているかどうかを確認することに使えます。
私が急成長した時の成長曲線は、通常のものとは完全にかけ離れた状態になっていたそうです。
逆に、成長が遅いなぁと感じても、成長曲線の中にいればなんの問題もありません。
命に関わる病気こそしてませんが、子どもも親も不安になることはなるべく無くした方がいいに決まってます💭
今の時代はネットで色んなことが知れますが、
「なんかおかしいな」と感じたらネットで調べるんじゃなくてすぐに病院の先生に相談してください。
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お子さんが低体重出生や早産児で不安になられてる方、大丈夫です。
ここに書いてること以外でも私は色々低体重出生児ならではの病気とは診断されましたが、命に関わることは何も無く、24歳まで元気に過ごしてます😌
なにかお役に立てることがあれば、私も親に相談もしながらお話を聞くことは出来ます💭
他にやった病気などは、また次の機会に書いていければと思います!
小さくて悩んでるみんな、生活には不便だけどそんな悪いもんでもないぞ!笑
安心しなはれ😌
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