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イ ・ シ




今の気分と状態はのこしておいていいし、のこしておいた方がいいと判断したので、そのままそうしてみようとおもう。紙の日記帳に書き下すだけにしようかと思ったが、人に言語能力を育ませるものは根本的に社会性であるから、その社会性そのものとの一つの契約として、このように書き置いておく。

キーワードは、フロー、ブロー、ゾーン、頼む、何も思わないということだ。キーワードであるより通奏低音であるような気もするので、これらは単語として出て来ないかもしれない。

さて、私は一人の人間としてそれなりに、生活を彩り、構成する基本事項について思いを馳せてきた。その対象はカテゴリーとして

食事、摂食、食べること
睡眠、就寝、眠ること
性交、交流、交わること

運動、行動、活動、動くこと
創作、工作、創造、作ること

何をどのように整理してもいいのだが、大体か往々にしてこのようになるであろう物事に対して、それなりの意識を払って来ていて、結果としてそれなりの実際と習慣が形成されるに至っている。

それなりとは本当にその意味合いで、殆ど何も意味していないし、実はこの記事のここ迄もいつも通り情報量はゼロなのだ。そして私はいつも以上にそのことを完全に受け容れている。この点から文章を継続することが出来ると思う。

それで、上記の事柄を気にしてきた、上記の事柄を気に掛けてきた、これらの物事に対してそれなりに思いを馳せて来た訳であるが、多分、次であった今現在の感覚として、頼む、何も思わないという状態が出来上がっているようにおもう。

そのことこそをずっと思ってきたが、何が本当にどうでもいいのだ。そして急峻にただ一点、あれらのカテゴリーを貫き統合する絶対の一地平についての、水準、スイジュンのみが問題となる。問題となるとはどういう意味だろう、どういうことだろう、その水準に於ける差異のみが本質的な作用を持つ、そこにしか本質的な作用性はないということだろう。そうさせてください。何で頼みを挿れておかないといけないんだ?

この水準《スイジュン》ということにのみ意識を当て直して、あと数点のことだけを文章にしておきたい。この水準《スイジュン》について言えること、

① それが上がるとそれまでのカテゴリーが無くなる。例えば食事も睡眠も性交も運動も創作も同じになる。ある狭い範囲に於ける一点での微細な動きとして感じられるようになる。

② 生と死が無差別になる。何らかの大きな動きの別帯域でしかないという感覚が、自明の世界観となって気が付けないレベルであることに、若干の気配で気が付くことが出来る、という程度になる。生死ということに関すれば、何をどう想像し感覚しても死ぬことが出来るし、別帯域どうこうの認識も必要でなくて、ただ死ねるなとおもう。

後者につき、多分、神経生理レベルとして究極的な暇、が成立しているのかもしれない。ただ生体 と/の 全体に対する機能として重要であり有用である気がする。しかしこの地点での浮動感(からの急峻感)に耐えられない人はいるだろうなとおもう。自分も自分に錨刺すために契約をした訳だ。ちなみにどの地点かと言えば、やはり大きなクラインの壺のボトルネックであるようにおもう。

さておき、以前は《抽象度》とか何とかと、言っている人がいたり多かったりするから、そういう言葉を充てがっておけばいいかな、何か違うような気がするけど、事の全体を損なっているような気がするけど、と思っていたけど、やっぱり違うみたいだった。言葉というものをそれとして使用する場合、やっぱりそれじゃなくてまだこれ水準《スイジュン》であるように今おもう。

無理があるしこの無理はずっと解消されないんだろうという仄かな予感がある。仄かな確信がある。その他に今この瞬間に書き残しておきたいことは?

ありませんね。透明さを増す不文明のシコウセカイを、どうぞたのしんでください。不思議なデジャヴ感だけがずっとある。それがある時はそれだけ。それではおやすみなさい。せめて壊れてください。










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後出しじゃんけん
ぽんけんじゃん

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