神たぶらかし旅帰り、日記的覚イヱ書
喪失を奪還し補完する努力は
極めて繊細な共同作業でありながら
時に大胆であり極めて挑発的であり
特に絶対の確信と嗅覚を植え付けるような
残酷さが
必要であると思います
全体的な浮上という意味での救済に
一時の感覚的な残虐は必須であり
そのような暴力は
透徹した自我の下
完全なる制御下で
手放すことの治癒と
同じような感覚によって
為され
成される必要があると思います
このような成されはもう言わずもがな
するされるの関係性から浮き立って
一つの残酷の透明な坩堝に
一緒にするりと滑り込むようなただ勇気
有機的勇気によって
これもまたするすると導かれると
そう思います
波形と文章がおかしいのは分からないからです
ae