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星の巡りの体の波に繋がり




大気がエネルギー量を増していく 脊椎を駆け上がる低気圧の雲柱 ここに自然と人体フラクタル 西日を受ける積乱雲が 天国のように立ち昇り 雷様か神様が 気まぐれ嵐の雷を地に投げ打つ あの雲があれくらいになるまで 私はずっと見ていましたよ 僕の肌を撫でる熱い空気が もっと熱い熱い場所を求めて通り過ぎて行くのも 熱と圧と水のアートが 見えない領域で展開されて 両目の奥に広がる昔からの大部屋に これまた見えないメッセージ 聴こえにくいメロディーを 残してはまた過ぎ去って 俺はどうしても基本的な触覚で対応せざる終えない 体の傾きと重さ 触れ 触り そして今何が何処に 何方へ


結局私達は flatribes retribes していくに過ぎない それ以外にすることも無い このミッションを何となくでも覚えている稀有の方々 興奮と鎮静を繰り返しながら混ぜ返し 前進と退行を重ね合わせて漸進ながら全身を万遍なく発達し 気がついたら新しいホモとして成立していること ヘイユー ナチュラルにネオサピエンス お前のビートに掛かってんだぜ 誰にも口は挟ませない そもそも誰も何も言ってはいない 何をしている訳でも 本当の本当の意味合いで 何処かで何かをした訳でもなく 何処かで何かをしている訳でもない 何を持っている訳でも 何で在る訳でも 何より大事なことを繰り返し 誰も何も言ってない コミュニケーションとは須らく奇蹟であり ラッキーなことに起きたらば 一つ一回がコミュニオン 本当の交流 交霊 それに託つけ殆どの言動は自己保存と自己言及 自己保存に資する自己言及と 自己完結した自己反復の増幅でしかない 翻り小さくも大きくも自死殺出来る貴方方 よかったね お前は自分の神様で在れるよ お前は自分の神様に成れるよ


flatribes retribes 無理無く楽しいエネルギーの交わり インフォメーション交換してイグジステンス交感 セクシャリティは乱立 されど自律して保全回転する biotope 実はね永い間そうだった 時間が真っ直ぐに並び始めてからかな 永劫回帰だなんて線を曲げて繋げて円にして 円の回転の揺らぎに球を見なければならなかったくらいに 人々が元々を忘れ去ってしまう前にあった永い永い昔には 時間は一つの空間を満たし充たして合わさり伴わさりあわさって そうそ午前0時の絶頂の 阿波の踊りのクライマクスに 0が数字をやめて◯になり 膨らみの中で球に還って俺らを包み また弾き出すまでの温もりで暖めてくれる


憶 憶憶 憶憶憶の奥の方 どのレイヤーも舐め尽くして行こうぜ どれも物々しい物として在る在る在るんだから勿体無いだろ 思い出せば力 土 微 草 木 花 動 石 鉄 言 社 一つ一つを築いて来たよね 一つ一つで在って来たよね まずはお前のべランダにこの星の来歴ヒストリー ビオトープを作れよ 近くの公園かそこらから いい香りのする緑茂る土を掬って帰れよ べランダアスファルト 煉瓦の上にお裾分け程度に土を土を敷き詰めたなら 様子を見ながら種を撒け 種なんて拾うかお前の食べ残しをお裾分けしてやれ 今度はお前がお前からお前の小さな小さなビオトープへ お前をお裾分けしてやるんだ


冷蔵庫の上にさ タッパーを置いて 牛乳を注いで ヨーグルトをワンスクープ落として 一晩くらい放っておこう 朝起きたらばジャングルになってる 各種エネルギーの飽和に合わさるように 有象無象の極微生命が犇めき合ってる そしたら昼か夕まで冷蔵庫 冷たいところで眠らせたらば 目標とする菌株がさあ タイガを支配する少数の針葉樹みたいに タイガそのものである針葉樹の少種みたいに 一大唯一の覇権勢力としてヨーグルトになってる 白くトゥルンと輝いている まるでこの世界以外なんて知らないみたいに これって何でだと思う エネルギーが小さい 少ないとさ 生存や競争がシビアになって 元から優勢である種族が他を蹂躙して行き渡るんよ 他の種族の内部に または居住の空間に ロシアとよばれる寒冷泥地に流れ込んで注ぎ込まれたモンゴルというジーンとミーム 更に言うならモンゴルという覇権プロセスによって洗練された野蛮と暴力の系譜と情報が そこらの寒い寒い寒さ エネルギー過少の状況に準純粋培養されながら今に叫びを上げている マニュファクチャリングされるお坊ちゃんな納豆菌も 繁殖力が落ちてるっていう 酒造の主もあんま気にせず朝飯に納豆を食える時代かフェーズだ 周囲の異種残存を混ぜ込まなきゃ死んでしまうこと けれど中枢の純種として保たれてもいたいこと あの戦争はそこら辺のアンビバレントから鳴り出す呻きみたいなものなんだよな 生命の根本としてはね 地政学も地勢学も知らねえよ 占星術もね


お前の biptope を作れよ 自前で program しちゃえよ それから energy orchestra するんだ 経済 つまりトクンドクンと結節呼吸 お金なんて関係無いだろ 経済なんてどう見ても呼吸して連綿していく力の完了群なんだから お前がさ そんな運動の全体に熱と息を吹き込むんだよ お金はこのサイクルの興りと鎮まりのフラッグシグナル旗印だ 旗印だったんだ 今じゃ島も大陸も海底に沈みかねないくらいに 旗と旗のための穴ぼこだらけになっちゃったけどな 流石だよまさに耕しの民 物理から情報まで 触れて見えて触れるけど見えないから触れないし見えないまで 全部全部を耕しちまう ほじくり返して表層を並べ 乾き飢えさせながら使い倒す燃やす 昔からやること全然変わんねえよな そこにあるものはそこにあるなら全部を一挙に使えよ 全体を上手く一気に使ったほうが どんな部分にも無理が無いこと学んだろうよ ボクシングしろよボクシング ボクシングなら何でもいいんだスイミングでもハイキングでも 衆生は主場となる境界面を滑ってく paddle して strike して swim-skate-ski に surf して 小さく効かせて大きく進むよ僕ら blo だ


お前は俺の blo 俺はお前の blo 俺ら aslow 勝手に命名させてくれよな まずは低く在って地核に触れろ それから地殻を撫でつつ貫いて 地表に出たらば土に微に草木に花から動物に石鉄 土を工して矢として用い 鉄を憶えた動物達が 自然と自然にやるようになったメインプロセスの権化として現れた言語言語 ここは一つシルバーリングでも作ってさ 尋常言語は石工鉄工でしかないことを分かれよ ぐちゃぐちゃにまぜまぜだった混然一体 均して晒して熱して飛ばして冷やし固めて酸を灰を浴びせ 叩いて枠嵌め計って並べる測り易い すると明日が昨日が 過去と一緒に未来と狭間に挟まれた今現在が それとして再構成されて再生 ぶつ切りとして錬金されてるって訳よ まさに石工に鉄工お前らはアルケミストだったさ 見えない領域に檻を張る熟練のゴールドスミス そんなことも絶対に楽しかったろうな 俺もその時に生まれたらそうしていたと思うよ でもさもうさ交代なんだ 一つ前にって訳じゃない 今までの永きを混ぜ混ぜに交ぜ返して新しい全体を 設け直さなきゃほんと無理 まじ無理まじで無理 煉瓦の下を忘れながらその上で飢えながら 上下の全てが眠り始める 代わりに新しく見るその瑞々しい夢の中で 床も壁も天井も取り払い 天と地から取り戻そうか いや今に至るまでもずっとそこに在ったな でもやっぱさ 眺めが違うんだよ永くからの眺めだ 俺らは眺めの中でしか生きちゃいないのにさ 視界の中にわざわざ囲いがあるともっと元々狭苦しい いつからかここにこうして閉じ込められて 更には視界を縁取る太い柱の檻の内部を見せつけられて 檻の柱は音叉となって外から響く音楽を鳴らして その鉄の冷たさに土の温みと絶対零度 死を更に再び思い出す


でもこれプロセスとして煩雑だろ まじで末永い犯罪みたいだ 善悪ここに無ければ罪も罰もここに無いから誰かしら出て来いよ そう言ったって 誰も出て来やしないんだよな だから黙ってビオトープ作ろ エナジーオーケストラしますか 今俺の視界の端のベランダの柵の中では 掬ってきた土の上の抜いてきた草の上で 拾った兎が飛び跳ねてんだよ













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