【#ゲートルーラー】第５弾環境のアリスデッキ【第３回 関羽杯 優勝】

この記事では第５弾環境におけるアリスデッキについてお話しします。

自己紹介

皆さん、こんにちはチェシャ猫です。
大人気カードゲーム『ゲートルーラー』の中でも「アリスと７人の仲間たち」を愛するファンデッカーです。
メインで使用するデッキはもちろんアリスデッキですがガチプレイヤーではないため誇れる戦績などはななく、これまではアリスデッキの構築記事を書くつもりはなかったのですが……
関羽杯（公式Discord鯖で行われる全国の有志を集めた優勝賞品有りで無料エントリーできる大会）で見事アリスデッキで全勝優勝を決めました。

調整に付き合ってくれた きりたにさん、イオンさん、カズキさんのおかげですのでこの場を借りてお礼を述べさせて貰います。

使用デッキ

一般的な【W青桃アリス】をベースに攻撃的なチューニングをしたデッキとなっています。
デッキレシピ（および大会時のエピソード）は記事末尾の有料部分に載せますのでリストをコピーしたい方や第３回関羽杯の様子を知りたい方はご購入をご検討ください。

なぜ攻撃に寄せたのか？

【アリスデッキ】と言えば防御力に長けたデッキというイメージを持つプレイヤーの方が多いと思います。
しかし、５弾環境はこれまでのゲートルーラーに比べてかなり速い環境です。
従来のアリスに拘っていては新環境のスピードについていけません。

そこで、多少防御力を減らしてでもアリス側もゲームを終わらせるための攻撃的なアクションを取り入れる必要が出てきたと私は分析しました。
そのため敢えて5弾環境でアリスデッキに加わりそうだった防御的なカードをすべて捨てて、旧弾の攻撃的なカードを呼び戻した構築で出場しました。

特徴的なカード

通常の青桃アリスでは採用されなかったり、あるいは最近でたばかりの新規カードについて触れます。

ソード・オブ・ホーリーエンド

ロマン砲

【アリスデッキ】と言えば防御力に全振りしたディフェンシブなテーマというイメージがありますが、今回のレシピでは「そもそもゲームを引き伸ばしたところで相手のライフを詰めないと勝つことはできなくない？」という基本に立ち返り、ある程度の防御力と引き換えにライフを削れるカードを取り入れることにしました。ロマン砲であるソード・オブ・ホーリーエンドはその象徴です。

相手のDRでダメージ軽減されてしまう点が致命的に弱いのですが、幸いにも5弾環境ではDRコストを多用するデッキも少なくないため、全ダメージを通すのは厳しくとも３点程度の本体火力運用は現実的に狙える範囲です。

アリス・イン・ザ・ダーク

ウィンターフェスプロモ

現在開催中のウィンターフェスで手に入るプロモカードです。
始まったばかりのイベントなのでまだまだ集められるタイミングはあると思うのでアリス使いの方は是非ウィンターフェスを回って集めてください。
正確に全員のデッキを調べたわけではありませんが今回の関羽杯でこのカードを複数採用していたのは私だけだと思います。

注目すべきは起動方能力のバーンサモン。
これまでのアリスは「対戦相手のターン中、好きなタイミングで手札から〈A7〉を召喚できる」という能力を軸に戦ってきました。
バーンサモンも一見すると同じテキストに見えますが、よく見ると「相手ターン」の指定が抜けています。

これにより、自分のターンにアタックに参加したユニットを、バーンサモンで出した手札の〈A7〉で押し出して追加の攻撃を行うことができます。

つまりアリス・イン・ザ・ダークは防御だけでなく、攻撃的な使い方のできるアリスなのです。

A7 ターミネイター・ジャバウォック

STK３のデメリットアタッカー

最近、採用枚数が減ってきたり１枚も入らないこともザラにあるジャバウォックくん。採用されない理由はストレートに「攻撃的な性能と、アリスデッキの防御的なコンセプトが噛み合わないから」なのですが……
ここまで説明したように、このデッキは従来の守りに長けたアリスの構築を崩して、比較的 前のめりに寄せた構築にしています。そのためSTK３を誇るジャバウォックくんに白羽の矢が立ちました。

まとめ

5弾環境の高速化はアリスデッキに取って逆風となりましたが、
アリス側も無理にコントロールに寄せるのでなく攻撃性能を高める方向でチューニングすることで全国レベルのイベントでもやっていけることを証明する事ができました。
アリスは単なるファンデッキでなく、イラストやフレイバーが良いガチデッキなんだ…！！

ここら下は有料記事としてデッキレシピと当日の大会状況について書きますので参考にしたいアリス使いの方だけお進みください。アンチはお断りです🙅