41年経って漸く・・・
我が地元を走る北総鉄道が、ここへ来て漸く運賃改定の話が出て来た。
北総鉄道が2022年10月1日から運賃改定を行うとのこと。
初乗り運賃（1～3km）が現行の210円から190円に下がるそうで、沿線住民もほっとしたのでは無いかと思う。
北総線は高額運賃のせいで裁判沙汰（→全て原告側の敗訴）にされたり、千葉NT中央駅～新鎌ヶ谷駅間に路線バス（鎌ケ谷観光バス）を運転したり等、苦境に立たされていたのは言うまでも無い。
特に千葉NT中央駅～新鎌ヶ谷駅間の路線バスに至っては300円という差を付けてまで北総鉄道へ攻撃を仕掛けたのだ。更には地元の新聞紙にもその案件が述べられており、怒りを覚えたこともあるぐらいである。
「地元をバカにしているのか？」と😡
千葉県議会議員選挙の際も、北総線の値下げの案件を述べていた方が出馬したことがあったが、私はその方の意見に対して非常に怒りを感じHPの記事に取り上げた事がある。（現在は公開終了）
そもそも鉄道やバスなど公共交通機関の運賃は国土交通省への届出が必要であり、一筋縄ではいかない。
つまり住民のわがままなどで勝手に運賃を変えることが出来ないのだ。
言い出した方もその点を理解してくれれば裁判沙汰にもならない上に、すんなり運賃改定も出来たはずだ。
（恐らく代替バスも登場しなかったと思われる）
今回の公式発表においてもそのような記述は無かったので、北総鉄道側での意見に沿って行われたと思われる。
鉄道会社はあくまでも「鉄道会社」であり、住民のわがままを聞く場所では無い。住民も鉄道運賃のルールなどは知らないと思うが、少なくとも何故そのような運賃で設定されているのかは知って欲しいところ。
現状について私が見た限りの情報から推測すると、鳴り物入りで登場した千葉NT中央駅～新鎌ヶ谷駅間の路線バスは乗車している方が殆どいない。
利用者の大半は新京成線か東武野田線の利用者であり、東京へ向かう方は引き続き北総線を利用している。
（朝方の国道464号線や船取県道｛県道船橋我孫子線｝の渋滞から予測するとかなりのタイムロスになるからだろう）
なお、北総鉄道と同時に京成成田スカイアクセス線もこれに合わせ運賃改定を行うとのこと。
42年目に突入する北総線のこれからに期待したい。
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