ミムラねえさんが好き

こんにちは。私はムーミンのキャラクターのなかでミムラねえさんが一番好きです。私がミムラねえさんに惹かれるのは、外見もそうですが、性格的にも私にないものを持っているからだと思います。

ミムラねえさんの魅力は、まずは何と言っても外見!ムーミン親子やスナフキンやミイ、スニフくらいしか知らない頃(高校生だったと思います)、何かの拍子に目にしたミムラねえさん。大きな目で高身長、ふんわりワンピースの彼女にひとめぼれしました。それ以来、ゆるぎない推しです。

ミムラねえさんの内面を好きになったのは、『ムーミン谷の十一月』を読んだ時でした。ムーミン童話の9作品でミムラねえさんが登場するのは、刊行順に、『ムーミンパパの思い出』『ムーミン谷の夏まつり』『ムーミン谷の十一月』の3冊です。

『ムーミン谷の十一月』は、スナフキン、ヘムレン、フィリフヨンカ、スクルッタおじさん、ホムサ」・トフト、そしてミムラねえさんの6人がムーミン一家不在のムーミン屋敷で生活する様子を描いています。物語は21章に分けられており、章ごとにフォーカスされる人物が異なります。すべての章に全員が出てくるわけではないのでややこしくならず、読みやすい本だと思います。内容を詳しく書くと長くなってしまうので今回はかなり控えめにします。

第9章から登場するミムラねえさんは、自分の容姿や身に着けているものを気に入っていて、「ミムラに生まれて、ほんとうによかった」と考えています(ヤンソン『ムーミン谷の十一月』、講談社、2012年、p. 92)。

外見だけでなく考え方にも自信があるようで、フィリフヨンカ、スクルッタおじさん、ホムサとの会話のなかで、考え方が違ったり相手が怒ったりしていても、動じることはありません。

見た目にも考え方にも自信のないミーサタイプの私には、ミムラねえさんは憧れの存在です。

補足:ミーサとは?
下記の記事で言及していますが、『ムーミン谷の夏まつり』の登場人物です。


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