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敵に悪口を言う物語ってなんだっけ?…『ムーミン谷の彗星』だ!!


何かの話の拍子にふと、悪口を敵に浴びせる話があったよなあ、とふと思い出しました。

ムーミンかもしれない、と記憶を辿って思い出しました。『ムーミン谷の彗星』です!

スノークのおじょうさん「おそろしい食肉植物のアンゴスツーラの一種」にとらわれていました。スナフキンはムーミントロールに「あいつを怒らせるんだ」と助言すると、ムーミントロールは「この台所ブラシめ」などと次々を言い放ちました。悪口を浴びせられて怒ったアンゴスツーラはムーミントロールに関心が向き、スノークのおじょうさんを放しました。

悪口でアンゴスツーラをやっつけたのではなく、悪口を言ったことによってアンゴスツーラの気を引いてスノークのおじょうさんを解放させたり、ムーミントロールの闘志を奮い立ったりしました。ムーミントロールはスナフキンから借りたナイフでアンゴスツーラと戦い、最後にはアンゴスツーラは切り株だけになってしまいましたが、「ごく短いうで」まではムーミントロールは切りませんでした。完全にやっつけないところがムーミンの物語らしさかもしれません。

この悪口については原文も見てみようと思いますがそれはまた別の機会に。


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