ノスタルジア×UNDERTALEとアンダイン推しの音ゲーマー

※この記事は、UNDERTALEのネタバレ配慮を一切しておりません。

ノスタルジアとUNDERTALEが、ついにコラボをしてしまいました。

ノスタルジア(以下ノス)はピアノをモチーフとした音ゲー。
UNDERTALE(以下アンテ)でピアノと深い関係があるキャラクターと言えばアンダイン。
――アンダインを推す者よ、このコラボで、情緒に槍をブッ刺されたくはないか?

私とアンテ(ざっくり)

ついに、とか言ってますが、わたくしアンテはド新参でございます。2022年12月にポップンへとアンテの曲が収録されたのをきっかけに2023年、つまり今年の正月休みに初めてアンテをプレイしました。
音ゲー歴は20年に乗った古参。ずっとポップンメインなのもあり、他BEMANI機種にアンテ曲が収録されてから気になってはいたので、触れるにはいい機会かなと思いまして。

初プレイからの流れをざっくり書くと、ポップンに収録された3曲を本家でも聴きたくて、N→TP(→ネタバレをしっかり読む)→Gと進む中でアンダインが好きになり、5周年コンサートのアーカイブのSpear of Justiceがあまりにもかっこよかったために後戻りできないほど彼女に惚れ込みました。音ゲーマーとしてはずっと作曲者と曲を推してきたもので、曲にとどめを刺されたあたりは曲のオタクだなぁとなるものの、キャラクターにガチ惚れするなんて一体いつぶりだろうか……。
先日(約)4周目をTPルートで終え、今のところは本当のリセットをするつもりはありません。ただ英語版は将来やるかもしれない。(約)4周して感じたこと考えたことは後々しっかりまとめたいと考えてますが、ひとまず今は最高のコラボに大はしゃぎしたり先走ったりするアンダインの夢女をやります。

大はしゃぎ

中身は音ゲーマーなので、音ゲーの話もめちゃくちゃします。
ノスの「リサイタルモード」については、ノスしるべ(ノスタルジア紹介wiki)様が非常に詳しくまとめてくださってますので、ぜひともご参照ください。

https://seesaawiki.jp/nstl/d/%a5%ea%a5%b5%a5%a4%a5%bf%a5%eb

実際にプレイする様子としては、9thKACのリサイタル部門を見ていただければ、どんなモードかわかりやすいでしょうか……?
公式大会です。みなさんめちゃくちゃ上手いです。コスプレ会場みたいになってるのは気にしないでください。大会ゆえに難しい譜面が多いですが、余裕を持って追いつける譜面で強弱をつけてプレイするのは演奏感が味わえて良いものですよ。

リサイタルモードのスペシャルゲスト審査員のひとりとしてアンダインが登場。優雅さ、つまり「強弱の指示に従ったかどうか」を評価するポジションに任命されています。強弱はリサイタルスコアのみに影響し、ベーシックスコアには関わらない要素のひとつで、強く弾くのはともかく弱く弾くのは少々コツが必要なのです(強弱と言うより鍵盤を押す速度で判定しているらしい)。降ってくるオブジェの密度が高くなると力加減のコントロールも失われがちで、かと言って簡単な譜面でも指示に従えた「Elegant」判定をひとつでも逃すともう10点満点はもらえないようです。初心者には少々厳しいこの仕様とアンダインを掛け合わせると、「ピアノに一家言あるアンダインだけに、表現力の評価は一切妥協しない」みたいな解釈ができてしまうというわけですよ!!

「みんなだいまんぞく」とは

アンダイン以外が満点のリサイタルスコアは素で何度も出しました。みんな文句なしって評価なのにアンダインひとりだけ「うーん、ちょっと惜しいんだよなぁ」みたいな顔してるの(幻視)。まぁ背伸びした難易度の譜面だとトリエルさん(ミスタッチの評価)の方が辛口になりがちなんですけども。

なんならベーシックスコアも満点なのにアンダインだけ満点じゃないリザルトも出しました。これが見たかった。

ちなみにリザルト画面をタッチすると喋ってくれます。ボイスの種類も複数。吹き出しは出ないので幻聴力が試されますね。お褒めもダメ出しもお好み次第。

おまけにリサイタルモードでは演奏中も右上部に、つまり右手の最前席にアンダインが座ってます。スコアを確認しようとすれば必ず目に入る場所に。特等席ですか? 「アンダインの目の前でピアノを弾くところを見てもらう」なんてシチュエーションは本家にないですからね。き、緊張する……!(夢女)

スコア確認は音ゲーマーの習性なので……。

できれば筐体で見てほしい、アンテイベントの星屑獲得画面。カラクリ仕掛けのように動いてくれます。かわいい。
(星屑:プレイ結果によってもらえる。これを集めると曲や譜面などが解禁できる。)

HAPPY……
なお、ノスには猫さんがいっぱいいます。

ウォーターフェルでピアノを弾くアンダインが見れる!! しかも動いている!! 本家でも「アンダインが弾くピアノをドア越しに聞く」とか「パズルは嫌いなのにピアノを使ったパズルは作るくらいにはピアノが好きらしいことを電話越しに知る」程度だったのに!!! 見てくださいよこのみんなに囲まれて嬉しそうにピアノを弾く表情ときたら。動画で記録するしかないでしょこれは。
アンテ勢は解禁できるReal譜面(一番難しい譜面)には縁がなくても「しろいこいぬのブローチ」だけでももらってください。吊り下げられて揺れるイヌ、全員見たことあるやつなので。

そこまでやってくれています。ゲスト審査員としての扱いだけで。アンダインとピアノとの関係は、しっかりわかっているぞ、と。
イベント画面でもまだ数曲分のスペースは空いています。

曲だって、2曲とも入れてくれるって、ノススタッフを信じたくなるじゃないですか……!!

注:まだ何も確定してはいません

Spear of Justiceはそれこそ5周年コンサートでもやってくれていたようにShe's Playing Pianoを挟んでくれるのではないだろうかと期待するのを止められない。これを聴いて、すでに結構好きだったアンダインへの思い入れがズドンと深まったんですよ……。低音の迫力、ストリングスの凛々しさ、強い決意のもと振るわれる槍そのもののようなトランペット、そしてアルフィーへの想いがにじむShe's Playing Piano……アンダインの魅力をこれでもかと増幅してくれる素晴らしいアレンジと仕様でしたもの。もちろん音源も即iTunesで購入し、聴くたびにメロメロになっております。いつかノスにも収録されてくれと願いつつ運指のイメトレもしてました。あとノス筐体って結構低音の鳴りがいいんですよ。あの勇ましいリズムをスピーカーがビリリと揺れるほどの音で浴びつつピアノで演奏できたらどれほど心が沸き立つだろうか……。堂々と演奏してみせればアンダインだって喜んでくれるかな、完璧だって褒めてもらいたいな、なんて夢女が青天井ですよ。

Battle Against a True Heroは先述の通りポップンでアレンジ収録されており、それなりの難易度(50段階中の48)の譜面にするためかピアノの音数も盛られています。ノスに収録されたとしてもそれなりの難易度になるでしょう。それでも中盤はリサイタルでも弱く弾く指示になるはず。ポップンで緩めにプレイしてて、このピアノを単体で弾ィーーーーー(悲鳴)てなりました。というかそもそも! P準拠のアンダイン本人に見られている状況で、どんな顔してこの曲を強弱つけて弾けばいいんですか!? この曲が表現する感情をより強く感じながら演奏する羽目になるんですよ!! 使われているライトモティーフ はSpear of Justiceと同じらしいのに「原形の判別が難しくなるほど装飾されている」Battle Against a True Heroを!!

https://jasonyu.me/undertale-part-2/

(参照:アンテ曲のライトモティーフの解説記事。英語なので各自翻訳お願いします。)

ちなみにポップンでも新曲ではぶっちぎりの選曲回数なのですが、
「この曲で平和的に戦えるのはある種の救いだ!」
→「やっぱり苦しみや悲しみが沁みてしまって連奏がつらい」
→「EX譜面(最上位譜面)で満点を取るのをゴールに据えれば一生勝てないから安心して戦えるな!!」
と向き合い方がずいぶんと移り変わりました。

注:まだ何も確定してはいません

曲のオタクの音ゲーマーなのでこんなことになっています。曲や譜面から過剰に意味を吸い取るのが日常だったもので……。今はただただ勝手に期待してるだけですが、実現したら召されたオタクに花でも供えてやってください。

ついでに&おわりに

ニンゲンが出したゴミの中にピアノの楽譜もあるとするなら、ノスに収録されているクラシック曲のいくつかをアンダインも聴いたり弾いたりしたことがあったりしてな! メヌエットを弾くアンダインめっちゃ見たい!! などという「本家に則っていると本人は思っている妄想」も生えてきています。

たとえ2曲が収録されなくても! 現段階の要素だけでも! なんならノスとアンテがコラボしたという事実だけで受信できる幻覚は山ほどあるのだ!! クラシック版権オリジナル問わず曲との接点とか、ノスのキャラクターや猫たちとの絡みとかね!! 全力で味わわせていただきます!!! ありがとうございます!!!


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