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左京めぐみの底力を見た

左京めぐみさんのライフワークである「左京計画」を観てきました、配信で。
今回の会場は京都の都雅都雅という所。
暴走族っぽい名前で覚えやすい。

↑これね

左京計画も数えること37回目。
年4で開催したとして約10年の歴史ですが、今回でいったん幕を下ろすそうです。
理由はさまざまあるんでしょうが、最近の左京さんのTwitterから判断すると、ここ最近忙しすぎてヘトヘトだからちょっと充電する、という事らしいです。
節目という事だからか、今回はゲスト無しの完全なるワンマンライブ。

左京さんは怒らないと思うから今回も無断で写真をバシバシUPしていきましょう。
余談ですが常に閲覧0のこのブログが、何故か山田萌さんご本人にバレてしまう事態に💦
noteはエゴサに絶対引っかからないと聞いたのに、
世の中、絶対ということは無いんですね。
あ~悪口書かなくて良かったーw
ま、そんな事はどーでもよくてライブです、ライブ。

↑今日のセトリ

機材のトラブルか何かで「メトロ」の途中から配信はスタート。
この曲は初めて聴きましたが、何処となく童謡のチューリップに似てる気がします。

ちょっと痩せたかな?
私が思うに、左京さんは側転やらバク転のやり過ぎでアスリートみたいな体型になってるんだと思います。いずれは秋野暢子さんみたいにフルマラソン完走とかしちゃうんじゃないでしょうか。

そしてお馴染みの「地獄の沙汰もなんでなん」
この曲、前はもっとクセが強かったんですが、今夜のはマイルドに洗練された感じで聴きやすかったです。
 次の「秘密の雨垂れ」も知らない曲でしたが、バート・バカラックみたいでお洒落な曲でした。
昔の曲なのか新曲なのか分かりませんが、最近の左京さんは、こういったお洒落なJAZZっぽいモードに作風が変わってきてるんでしょうか。
これは個人的には良い変化だと思います。

「雨に起こされた日の歌」この曲も久しぶりに聴くなぁ。
今改めて聴くと、とても良い曲だと気づかされました。雨垂れをイメージさせるピアノの打鍵も良いんですが、さらっとした歌い方が上手いんですよ。

雷の効果音の職人芸


途中のお芝居をはさみ

次の「魔笛」
間奏で「主よ人の望みの喜びを」を引用したこの曲が今夜のベストソング。バッハの歌曲に元々あるのか、左京さんのオリジナル曲なのか不明ですが、仮に新曲だとしたら、やっぱり左京めぐみは良いセンスしてると思う。

「花に嵐の例えもあるぞ」
これも聴きやすくなってます。ピアノがお洒落な雰囲気に変化してる。


後半のお芝居をはさんで
「汚れちまった悲しみに」
これはいかにも左京めぐみっぽい曲で「不思議な乗り物」から発生した感じの作りの曲です。

そしてたぶん最近の曲「刻む」
これが今の左京さんの頭の中で鳴ってる音なんだと思います。
POPで取っ付きやすく、何より間口が広くなり一般受けしやすい曲を書くようになったと思います。コアな一部のファン向けのアングラも良いけど、どうせなら誰にでも受け入れられる歌を作ってほしい。
聴かれてこその音楽ですからね。

例えば、みぞたちか○さんはすごく小さな世界を歌っていて、それがいかにもアングラなんだけど(それが良さでもある)左京さんはもう少し広い平地に立っていて完全にアングラを脱却していると思います。

まさか(仮)とネガポジで締め。
お客さんもいっぱい入ってました。

けっこう大きな会場なんですねー


そんなこんなで長々と書いてきましたが
ど素人の私が上から目線で今夜のライブを総括すると
とても気合の入ったキレキレのライブでした。
どの曲もPOPで聴きやすく洗練された印象です。
これは「絶妙なアンバランズ」の効果なんでしょうか。
やっぱり左京めぐみさんは相当実力があると思いました。

ソロ活動は暫くお休みという事らしいですが、Twitterの大喜利のやつは休まずちょこちょこ投稿してくれると個人的には助かります。