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5/13,14『Caricature Party!!』参加作品まとめ

2023年5月13,14日に開催されたカリ🏠マwebオンリーイベント『Caricature Party!!』にスペース参加しました。(同人なので検索除けをしています)
運営の皆さま、ならびに参加者の皆さま、本当にお疲れ様でした。

両日「102号室こ13」にて新作小説・短歌の展示を行っていました。
このnoteはわたしの展示作品をまとめたものになります。コメント、反省等々も多少書き込みます。今後追記するかもです。

※あくまでも作者の意見です。読み手の感想を大事にしてください
※検索避けのためキャラ名は全て絵文字表記にしています


1日目

・『星の降る芸術』

地球最後の日、彼らはどう過ごすのだろうか、と思って書きました。オールキャラにできたらよかったのですが、視点を集中させないと書けないと実感したのでデス中心に。

書いている途中でHBが来てしまい「せめて半分だけでも完成させる!!!」と頑張ってからいざ拝見したのですが……
いや、書き上げる前に見てよかった……
HBを受けてラストのあたりをプロットから変えました。より「血の通った」💙になってほっとしています。

これに限らず今回の作品はみんな「もうどうしたらいいんだよ……」と半ばやさぐれながら書いていたのですが、ラストは梶井先生風のきらびやかな文体に落とし込めたので満足です。

おいしくるメロンパンの『命日』『水葬』picdoさんの『桃源郷へ行こう』『終点地へ消えて』を聴きながら書いていましたが、途中どうにもならなくなってからはボボリンでしのぎました。ラストシーンは藤井風さんの『燃えよ』で書きました。

途中の詩はランボーの『黎明』堀口大學訳です。これをもうちょっと活用するつもりでいましたが蛇足っぽかったのでやめました。
(『イリュミナシオン』とか『目が覚めると正午だった』とか。ランボーではありませんが「詩を書くから詩人なのではなく、詩人になってから詩を書こうとしたのだ、だから苦しんだ」も引く可能性がありました。またさらに蛇足ですが、ランボーは19歳で詩作をやめています)

・『地獄によせて』

HBに激突して「ウワー!」となったときの心情をそのまま短歌にしたものです。
取って出しみたいなのが多いのであんまりなにか言えるわけではありませんが、直前に1首没にして入れた「救世主気取りの〜」は結構できたかなと思います。かっこいいスネ夫をイメージしました(台無しのコメント)

・『こどものひみつ』

これが書きたかったために「オールキャラ」で申し込みました。全ての元凶ともいえる。

💛さんの年齢は明かされていませんが、たぶん大人組のほうだと仮定して、最年長の💜さんと子供っぽく興じてもらいました。
『夏祭り』で2人とも幼少期になにかあったようだったので……幸せに生きていてほしくて……

夜、みんなが寝静まったころの話なので、通常想定されるよりも柔らかな会話を目標にしました。

2日目

・『遊色桃太郎』

オールキャラと銘打っておきながらまあまあ傾向が偏っているのはいかがなものか……と思い錬成したコメディです。

デス、セクビュときて残り3人。2人ペア中心に書いてきたので3人となると動かしづらく、しかも🤍💚💗……ど、どうしよう!?となった結果、この3人の共通点って桃太郎か〜と気づいた勢いで書きました。
ただそのままだと公式と被る危険性があったので若干ひねりました。

12ページも書くつもりはなかったのですが……なぜか長々としてしまい……正直もっと削れたかなと思います。セリフばかりだし。
ラスト3ページくらいが書きたかっただけでもあるので、他の作品を読んで「いいな!」と思ってくれた方々はそこだけ読むと楽かなと思います。遊色効果のある宝石は複数ありますが今回はオパールとしています。空虚を埋める美ということで。また宝石ネタか……

これ書いたおかげで🤍💚💗の良さを再発見したので今度はちゃんとしたものを書こうと画策しています。おさなな強化週間……来るしね!!!(死)

【追記】
個人的に納得いかない部分が多かったので誠に勝手ながら削除させていただきました。今後別でおさななやお兄さんの話を書かせていただこうと思うので、そちらをお願いします。なお、再録予定はありません。

・『デラシネたち』

2ndシーズンに触れて感じたことを短歌にしました。HB短歌のほうは感情を表に出すものが多めでしたが、こちらは2ndシーズンや『夏祭り』などにみられる一種の陰鬱さをアピールしたかったので守勢めで書きました。

左から2首目は芥川龍之介の『藪の中』を踏まえています。ある藪での殺人をめぐる7人の証言がどうやっても噛み合わない、真相は藪の中、というものですが、crsmたち7人の謎も(彼ら相互にとって)触れないまま、謎のままでいさせてほしかったのではないか、と思い書きました。

没作品として『僕たちはみんなのための公共の福祉のためのマイ・フェア・レディ』も書いたのですが、左から4首目と被るところが多いので見送りました。

おまけ

江戸川のヒミツ①
ハンドルネーム「江戸川天気研究所」はソロサークル名。乱歩先生のように読みやすく綺麗な文章で、人の心の空模様がどんな風に変わるのかを日々観測・研究していますの意。
2ndシーズンで博士が出てきて大変なことになるとは露も思っていませんでした。

アフタータグで作品を再放送していますが、それ以外に今回見送ったプロットや新たに書きたくなったものなどもあるのでいずれ書きます。
ただちょっと疲れたので……しばらくお休みするかも……今後絶対とらひめさんの話は書くことになると思います。それだけは実現させます絶対。

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