自分の音楽遍歴を振り返ってみる

気が向いたので自分の音楽遍歴について振り返ってみます

3歳
ヤマハの音楽教室でリズミック体操をしていたそうなんですが,全く記憶にありません(笑

4歳
エレクトーン という鍵盤楽器を習い始めました.まだ記憶はありません.もともと母親がやっていたらしく,その時のかなり古いモデルを使っていました.調べたらHS-5という機種でした.

10歳
エレクトーンを新調して,ELS-01という機種に変えました.検索してみると当時は約66万円(税抜き)で腰を抜かしました.なお現在は実家で服置き場になっています.

17歳
Play-Techの4弦ジャズベが家にあったので,趣味で少し触っていました.リアピックアップのコイル位置が明らかにズレてたんですが,1万円を切っているので文句は言えません.後にIKUOさんに憧れて,フィンガーランプとスロープを付けることになります.この頃はUNISON SQUARE GARDEN の曲をよく聴いていました.

18歳
片道1時間半かけて学校に通っていたのですが,行きの電車が座れなくて,毎日イヤホンつけて音楽聴きながら外を眺めてました(勉強せい)
アイドル曲に惹かれたのはこの頃で,でんぱ組.incの曲はおそらく本人たちよりも聴いたんじゃないかな?と真剣に思います,うん
作曲者の名前を次第に追っていくようになりました.その意味で浅野尚志さんは人生で初めて追いかけたくなった作曲家だと記憶しています.

19歳
転機が訪れたのはこの年といってもいいでしょう.パソコンを買ってもらいました.私はLogicという作曲ソフトが使いたかったのでMacを選びました.一番安いモデルでしたが,最初からLogicがインストールされてる仕様のやつを(なんやかんや誤魔化して)説得しました.←( ◠‿◠ )
Logicの第一印象はエレクトーンの「上位互換」でした.どちらも一人でアンサンブルを奏でるというのは共通しているのですが,作曲ソフトの方が弄れるパラメータが圧倒的に多いんですよね.それだけでも楽しいのですが,トラックという概念によって同時再生できる楽器の数が制限されなくなるので,曲の自由度が飛躍的に高まりました.(エレクトーンはあくまでも演奏に特化したものなので,そこの棲み分けはちゃんと理解しています)
あとはMONACAの楽曲ばかり聴いていました.和声を調べ始めたのもこの頃です.私は分数和音が好きです.

20歳
TWEEDEESというアーティストに出会いました.これは私の人生にとって非常に大きいと思わせてくれるほどに衝撃的でした.簡潔に言えばポップスの疾走感とアレンジの重厚感が急所に当たりました.(オタクなので)全曲聴いてみると,情熱的なバンドサウンドからミュージカル風な音楽まで幅広い世界観を楽しめました.後になってどうやら渋谷系というジャンルだと分かりましたが,ここではあまり追求しないことにします.個人的には唯一無二のジャンルだと思っています.彼らの作る音楽は” 賞味期限 "が長いです.今でも作業中に「つまみ食い」してます.
(安心してください cymbals,FROG,その他諸々も食べてますよ!)

21歳
少し挫折したというか虚しい気持ちになったのがこの年です.これまでにデモ楽曲を数十曲作ったり,その中でよく出来たものをコンペに出したりしたのですが,全く賞は取れませんでした.お仕事として,様々なプロの力を借りて,責任を伴って曲を作る方が自分としても納得がいくように感じました.

22歳
就職活動というものをします.これまでに尊敬する作曲家の方々のインタビュー記事はじっくり拝見したのですが,新卒ならゲーム会社のサウンド部門を目指すのが割と正解だろうという気がしていました.というのも作家事務所に入ったりフリーランスで活動するのは,すでに一定の実績を持っている必要があると思ったからです.決してゲームのサウンド部門が簡単と言っているわけではありません.むしろ難関です.ちなみに作曲家の神前暁さんのようなキャリアはとても自分の理想に近いです.興味がある方は検索してみて下さい.

おしまい



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