新型コロナに感染した(前編)

コロナ感染のレポートです。検査では伝えられませんでしたが、時期と症状からおそらくオミクロン株だと思います。感染の原因については触れませんので、ご了承下さい。

2022年5月7日(土)
この日はお酒を飲んでいて夜23時ごろから熱っぽさを感じました。たまにある症状なので特に気にせずSPY×FAMILYを観て寝ました。

8日(日)
朝7時ごろに目覚め、熱を確信しました。全身がダルくて体の内側から揉まれているような違和感がありました。普段起きていない時間だったので勢いよく二度寝をして、9時ごろに起きて体温を測ってみると38.9℃でした。水とポカリスエットとウイダーゼリーを調達してもらい、それを飲むことにしました。一回寝て、次に昼頃に体温を測ると38.6度でした。味覚障害が不安でマンゴーアイスを食べましたが、美味しかったです。さすがに寝られなかったので、体はダルかったですが、Amazon Primeで天国と地獄というドラマを観てました。後半のテンポ感がいまいちだったのか熱のせいか、ほとんど印象に残っていません。夕方にもう一度寝て、夜に体温を測ってみると、39.3度でした。確かに辛かったのですが、数字に見合ってない辛さだ(思ったより大丈夫だ)と思ったので、風呂に入って湯船につかりました。結局、1日を通して吐き気や下痢、くしゃみ、咳は一切無く味覚障害も特に感じませんでした。夜21時頃に寝ました。

9日(月)
朝5時に目が覚めました。体温を測ると38.5度でした。汗をたくさんかいてしまったのですが、普段とは違う臭いを感じました。粘膜とかリンパ液とかに近いでしょうか。嗅覚の問題かもしれません。11時まで寝て、起きてから体温を測ると37.5度でした。体のダルさは無くなっていました。その後、シャワーを浴びて着替え、内科の医師がいるクリニックに電話して15時に診療に向かいました。事前に熱があると伝えていたので個室診療という形で小部屋に案内してもらいました。そこで体温を測ると36.8度という驚きの数字が出ました。熱が上がるのも急でしたが、下がるのも急でした。念のため軽い問診と唾液の採取(自分でサンプラーに溜める方法)を行いました。また扁桃腺の腫れを診てもらいましたが異常はありませんでした。唾液検査は外部の会社に委託しているそうで、結果が分かるのは早くても明日の夜と言われました。個人的にインフルエンザの検査もしてもらいたかったのですが、検査自体をやっていないということで、断られました。どうやら流行時期の冬でないと検査をやってもらえないみたいです。最後にお支払ですが、1700円程でした。領収書を見るとトリアージ云々と書いてあって、個室診療だと普通の患者さんよりも優先的に診てもらう分高くなってしまいます。最近は無料でPCR検査をしているところが多いのでお金浮かせられたなぁと思うけれど、そこは無症状の人しか検査できないので、私が無症状ですと言い張るのは良心が傷つくという話です。帰宅後、夜ご飯をしっかり食べたあとに、Wuhan UNscience Biotechnology製の即時検査キットを使って自宅で簡易検査をしました。クロマトグラフィーでCとTのラインが浮き出る方式で、結果は陰性でした。ステルスオミクロンという言葉もあるくらいなのであまり信用はしていませんでしたが...夜12時ごろに体温を測ると37.5度でした。ダルさは無く、喉が痛いです。特に唾や飲料を飲み込むときに痛いです。気がついたら寝ていました。

10日(火)
日中何をしたのかあまり覚えていないので、体温を書きます。11時頃に37.4度、15時頃に37.8度、17時頃に37.6度、19時頃に37.0度と低空飛行状態でした。ここ数日で言えることですが夜になると不思議と楽になります。(ちなみに右の脇と左の脇で体温が±0.5度くらい違うことがあったけれど、体温計の問題でしょうか)夜21時頃に病院から電話が来て陽性が告げられました。これまでの症状を説明できるのはコロナ陽性しかないと思っていたので、納得しました。ただし腑に落ちなかったのは文面で報告してくれなかったことです。もし僕が意識朦朧としてて聞き間違えていたらどうするんですか?医者が間違えて他の人の結果を言ってたらどうするんですか?という疑問です。問うてみたところ、そこのクリニックの人は保健所に申請して取りに行ってくれと言っていました。それなのに自宅で療養しろというのは矛盾してますよね。色々とシステムがおかしくないかと思いましたが、愚痴を言うくらいには元気を取り戻せました。
[追記]翌11日に保健所からSMSメールが来て、個人のアカウントに案内されました。電子版ですが、氏名や受診日、症名などが記載されていました。

11日(水)
大学&先生&友人に連絡するかどうかで10回くらい悩みましたが、結局連絡しました。当人にならないとこの葛藤は経験しないでしょう。隠し通すという案も浮かびましたが、その気が失せるほどに症状が辛かったのと、いつか気づかれるだろうという気持ちがあったので決断しました。正直、迷惑をかけているという気持ちにならざるを得ません。誰も本当のことは言ってくれませんから、表面的には心配してくれているけど実際はどうなの?と懐疑的になってしまう人の気持ちも分かります。自分の中で最大限の誠実な対応をしたと胸を張って言えるのであれば、それが正解だと思います。
午前10時に体温を測ってみると37.1度でした。相変わらず喉が痛いです。ピーク時の7割くらいの痛さでしょうか。隔離期間をホテルで過ごす手配をしたら、健康状態を確認する電話がかかってきました。10分ほどで終わりました。17時頃に体温を測ると36.8度でした。感覚としては平常の健康状態に近いです。強いていうならまだ喉の痛みが残ってるという感じです。

総括
仕方のないことではあるけれど諸般の手続きが面倒くさいです。なので大切な人を守るためという大義名分があっても陽性報告をしたくない人が必ず一定数現れそうな気がします。皆が参加しないと根本的に時世が変わらない問題は選挙と似ているかもしれません。

12日以降の隔離療養期間は(後半)へ書きます

おしまい


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