大学時代に出会った面白い本
ネットワーク科学 ひと・もの・ことの関係性をデータから解き明かす新しいアプローチ 共立出版
ネットワーク科学に関する様々な知見が得られる教科書のような本です。理系向けの本なので数式がたくさん出てきますが、日本語の説明を追っているだけでも相当理解できます。ところどころに出てくるコラムは身近な現象をネットワーク科学で説明するといった内容で面白いです。例えばSNSはネットワークの良い例ですが、バズるとはどういうことなのか?を理系的な観点から説明しています。また最近話題の感染症に関しても解説しており、感染拡大を数式でモデル化するとどうなるのか、ワクチンを誰に打つのが効果的なのか?という内容は個人的に面白かったです。まさに「現代の教養」といえる一冊でしょう。(子供に読んで欲しい!)
おしまい
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