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「モノを買う時代」から「共感を買う時代」へ

製品開発には「マーケットイン」と「プロダクトアウト」があります。

「マーケットイン」とは、ニーズを汲みとって製品開発を行うこと

「プロダクトアウト」とは、作りたいものを基準に製品開発を行うこと

マーケットインはニーズがある市場に参入するので稼ぎやすい。
…ですが、マーケットインな製品はコモディティ化の一途を辿るばかり。正直いまの時代どの製品を買っても品質の差はあまりないように思います。これは「モノを買う」というユーザーの購買行動ですね。

一方のプロダクトアウトは新しい価値を創出するので、マーケットインと比べると稼げる確率は未知数。ギャンブル的で非合理的ともいえるが、息の長い商売をするならプロダクトアウトはマストではないかと感じる今日この頃です。

コモディティ化した製品って何を判断基準にして買ってますか?
提供側としては機能面の訴求をしますけど、機能での差別化ってもう出来ない時代になってきてます。選ばれる理由ってもう機能じゃないんです。

最近は「モノを買っている」ではなくて「共感を買っている」が主流になってきました。顧客に選ばれる理由は機能ではなくて、ストーリーです。

「モノを売るフィールドで戦う」はいずれ頭打ちになります。その辺はグローバル企業に譲っておきましょう。悔しいけど。
グローバル企業以外の企業は、共感を買ってもらえるようプロセスエコノミーの設計が大切です。


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