【ロック名盤100】#1 Elvis Presley - Elvis Presley
はじめまして。オルタナティヴィストです。ロックが大好きな学生です。このように「ロックの名盤を紹介!」という記事を書くうえでは至らない点ばかりですが、ロックを愛する気持ちでは誰にも負けない自信を持っています。
今回を#1として【ロック名盤100】というシリーズを始めていきたいと思っています。改めてよろしくお願いします。
今回紹介するのはエルヴィス・プレスリーの1stアルバムである「Elvis Presley」だ(邦題は「エルヴィス・プレスリー登場!」)。僕が公開する記事のお披露目に相応しいキング・オブ・ロックの大名盤だろう。
このアルバムは1956年3月に発売されたエルヴィスの処女作で、今でもエルヴィスのディスコグラフィの入り口として、そしてロックンロール/ロカビリーの入り口としてこのアルバムを聴く人は多いんじゃないか?と思う。
1950年代だからといって見くびって油断したら、そのまま自分の耳をロックンロールに持っていかれそうな魅力を持っている。それがこのアルバムだ。というわけで、トラックリストを見てみよう。
1 Blue Suede Shoes
2 I’m Counting on You
3 I Got a Woman
4 One Sided Love Affair
5 I Love You Because
6 Just Because
7 Tutti Frutti
8 Tryin’ to Get to You
9 I’m Gonna Sit Right Down and Cry
(Over You)
10 I’ll Never Let You Go (Little Darlin’)
11 Blue Moon
12 Money Honey
オープナーの「ブルー・スエード・シューズ」はロカビリー最重要人物の1人であるカール・パーキンスの代表曲。頭から尻まであっという間に快走するキラーチューンだ。
他にもソウルのゴッドファーザー、レイ・チャールズ作曲の「アイ・ガッタ・ウーマン」や
リトル・リチャードの大名曲「トゥッティ・フルッティ」などハイテンションなロックンロールが盛り沢山だ。
しかし、エルヴィスはハイテンポに取り憑かれたロックンローラーでは終わらない。「アイル・ネバー・レット・ユー・ゴー」や「アイ・ラヴ・ユー・ビコーズ」などの美しいバラードがこのアルバムに深みをもたらすのだ。ちなみに僕が1番好きなナンバーは「ブルー・ムーン」です。
なぜエルヴィスという男が50年代のヒーローになったかはこのアルバムでわかる。ビートルズをはじめとした60年代以降の偉大なロッカーたちはエルヴィスなくてはいないのだと。
ロック黎明期でも最高の名盤だと思う。
↓「ブルー・スエード・シューズ」