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MUSIC REVIEW

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邦楽/洋楽など。 良かった感想を徒然と。 ◆ランキング&名曲・名盤シリーズ展開中
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2021年9月の記事一覧

HALFBY『YOUNG DIXIE RUNNERS』

シングルのカップリングで、カントリーミュージックをベースにしたこの曲は、スキップしたくなる様なポップで軽やかなリズムが特徴的。 結婚式のBGMとかにもオススメ。

The Chemical Brothers『Galvanize』

仕事のスイッチ押しましょか! アルバム『Push The Button』の1曲目にこの重々しいストリングスと劈くアタック音は全身が痺れる。 Galvanizeを直訳すると、電流を流す。 前職の現場で城ホールに行った時、リハ中にFOHからこの曲が爆音で流れて来た。 こんな曲をリファレンスとして使ってるのか!とビックリしたのを覚えている。

Sheena Easton『Morning Train(Nine to Five)』

数々のCMに起用されたこの曲は、全米No.1になり、翌年にはグラミー賞新人賞を受賞。 跳ねるリズムで、今聴いても楽しくなるし、どこか新鮮さを感じる。 個人的には、昔ABCでやっていたオセロの深夜番組の『見返り美人』のコーナーBGMの印象が強い。

iri『ナイトグルーヴ』

仕事が早く終わった夜はナイトグルーヴ。 次世代ディーバの呼び声高い逗子在住のiri。 R&BやHIP-HOP、ダンストラックを歌いこなす、ハスキーで引き締まった声が曲を彩る。 ダンスレパートリーとして彼女の曲を起用するダンサーが後を絶たない。 この曲は1stアルバムに収録されていて、タイトルさながらのグルーヴ感と高揚感が溢れている。 コロナが落ち着いたら観に行きたいアーティストの1人。

Red Hot Chili Peppers『Aeroplane』

この曲が好きでよくプレイリストに入れている。 この流れる様なベースラインに垂涎。 歌詞の中に「And music is my aeroplane」と言う歌詞がある。 直訳すると、音楽は僕の飛行機だ。 確かに自分も音楽を聴いて出掛けたり、旅行や出張へ行くことがあるが、音楽という飛行機に乗って旅に出ている感覚は納得できた。 また、Aeroplaneの意味にスラングでマリファナを吸う、と言うのがあるそう。 いずれにしても、飛んでいることに違いはないか。 ラジオで村上春樹もこの

back number『勝手にオリンピック』

いよりん、好きな子へのアピールをオリンピックで表現するところ、めちゃ可愛い曲書くやん! 歌詞見て微笑ましいよ。 それぞれの長所短所を君に投げつけて 心の 1番 近くに当てた人が10点ね その子を振り返らせるために、頑張る主人公が競技という名のアピールをするのだが、 さぁ 君の良い所を君に披露して 1番 素敵な 笑顔を引き出した人が100点ね えぇ ちょっと待ってってなんでそいつが優勝 これから始まる奇跡の逆転劇にご興味ないですか まさかの、バラエティお決まりの最後に1

Official髭男ism『Tell Me Baby』

今やJ-POPの代表格となったヒゲダン。 曲自体のポテンシャル、演奏力も高い彼らだが、Vo.藤原の歌唱力が一番光っている。 フジテレビドラマ『コンフィデンスマンJP』のプロデューサーが話していたが、彼らの歌を聴いた時、ブルーノ・マーズだ!と思ったそう。 自分も全く同じ事を思ったのを覚えている。 特にこの曲がそうだ。 小さい頃から、R&Bやブラックミュージックの影響を受けて来たらしいが、うちの子にも聴かせようかな。

Peter Bjohn and John『Young Folks』

これは朝に聴きたい曲。 スウェーデンの3ピースロックバンド。 バンド名は3名の名前からそれぞれ取ったもの。 このバンドみんな歌えるし、キーボードがベース兼任。 この曲は15年程前、サントリーのBOSSのCMソングにも起用され、聴いたこともある人もいるはず。 テンポのいいドライ目のドラムスと跳ねる様なベースに印象深い口笛が乗っかり、明るく陽気な気分にさせてくれる。

ユアネス『Bathroom』

福岡出身の4ピースロックバンド。 彼らと出会った曲『Bathroom』を紹介。 このバンドはストーリー仕立てのアルバムが多く、伏線の張った歌詞などが特徴的。 『Bathroom』は失恋ソングで、収録されているアルバムの名前が『Ctrl +Z』。 そう、ショートカットキーの「やり直し」を指す。 ふと、1人でいる時間が長いバスルームで、走馬灯の様に分かれた相手の記憶が駆け巡る。 繊細でエモーショナルな歌声、特にサビのファルセットにグッと来る。

Ochunism『SHOUT』

ジャンル不特定の大阪発の6人組バンド。 基本のバンド体+キーボードとサンプラーと言う、どんな曲でも作れるグループ構成。 『SHOUT』はROCKとHIP-HOPの合いの子。 ギターがメインのサビはどこか踊り出したくなる。 20代前半の有能バンド。今後も期待。

Golding『Alone. Together.』

Goldingはオーストラリア出身のインディーエレクトロデュオ。 アー写は1人だけど。。 パッドシンセが背景を作り出しているこの曲は、果てしない海原をずっと泳いでるかの感覚になる。 このジャケットは海の上にベッドが1つ。 歌詞の世界観もそうだが、夫婦2人きり、これからもずっと一緒という意味が込められているそう。 どっぷり浸れる曲。

優里『ピーターパン』

優里と出会った曲。 初めて聴いた時、ワンオクのTakaかと思った。 そして、すぐに惹き込まれた。 力強い声とアコギが光るロックチューン。 優里が一生歌い続けて、未来をこの手に掴むと願った誓いの歌。 ピーターパン症候群と聞いたらマイケル・ジャクソンを思い出した。

Kitri『人間プログラム』

コンプリート 見事、寝言もない コンプリート これが理想郷でしょう 誰かが建てたものはもうない 全部任せて手軽な時代 シンギュラリティの世界を感じさせる歌詞。 人間のために奉仕してくれる世界になるか、人間をも支配してしまう世界になるか。 いずれトランスフォーマーみたいに機械も感情が芽生えるのか。 全ては人間のプログラム次第か。 京都発の姉妹ピアノデュオKitri。 この曲のアレンジャーYoshinori Ohashiを調べてみたら、大橋トリオのことだった。 そうだったの

Bakar『1st Time』

イギリス、ロンドンのSSW。 少しクセのある声が好きでマイプレイリストに登録した曲。 歌詞は運命の人に出会った時のことを表現している。 運命の人に会うなんてのは一生にあるかないか。 その初めての経験をビートに乗せて、軽やかに時に強く歌っている。 You are,You areがずっと耳から離れない。