イボの直し方(尋常性疣贅:ウィルス性イボ)

こんにちは。突然ですがイボ、ありますか?


 イボがある人にこのnoteは必見です。イボがある人の中でも、【尋常性疣贅】で悩んでいる方の力になれる記事だと思います。
イボがない方も、読んだら「へー」となるような記事にしてありますのでどうかご一読ください。

 今までnoteなんて書いたことの無い僕ですが、自分も苦しんだこの症状に悩んでいる方を1人でも救えるように、僕が尋常性疣贅をどうやって治したかをこのnoteに残しておきます!

1.イボの種類について(読み飛ばしてOK)

 イボに種類があることはご存じでしょうか。僕は専門家ではありませんし、この記事をあまり長ったらしくするつもりもないので、参考になるサイトだけ紹介しておきます。

①アイシークリニックHP

②クラシエの漢方HP

 上記のHPを見ていただくと分かりますが、イボには多くの種類があります。そしてイボの種類によって治療方法が異なるので、自分にできたイボが何なのか分かっていない方は早めに病院などで確認した方が良いと思います。

2.尋常性疣贅(読み飛ばしてOK)

 種類あるイボの中でも、【尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)】というイボが今回の題材です。ヒトパピローマウィルスが皮膚の小さな傷から入り込むことによって出来るイボで、イボが大きくなってしまうと治りにくく、ウィルス性なので人に移ります。また、潜伏期間があり、数ヶ月と言われています。あまり聞き馴染みがない名前かと思いますが、多くの人が悩んでいる一般的なイボです。

やっかいなことに、このヒトパピローマウィルスに対する有効な薬は現在ありません。そのため、主な治療法は「イボの部分に液体窒素をあて、ウィルスごと皮膚を凍結させて、ウィルスごと皮膚を剥がれ落ちさせる」という力技になります。痛いしお金がかかります。

3.僕の経過(読み飛ばしてOK)

①初期

僕は高校3年生の後半辺りからこの尋常性疣贅というイボが左足裏にできて、皮膚科に通い出しました。皮膚科に行く前に、イボコロリでとれないか試してみましたが、無駄でした。
イボの存在に気付いて皮膚科に通い出した頃には既に5ミリ四方ほどの大きさになっていたので、イボ自体にはそれ以前からかかっていたのだと思います。2週間に1回ペースで皮膚科に通い、イボをやいてもらうという事を繰り返していました。

ここで、僕が犯した失敗があります
それは、通う頻度が適当だったことです。その頃あまりイボについて知らなかったため、そのうち直るだろうと適当な頻度で通っていました。間隔が長く空いてしまうこともあり、そのせいで、皮膚科で削られ、液体窒素で焼かれということを繰り返したイボは小さくなるどころかすくすく成長してしまいました。しかし、間抜けな僕は「治らないなー」とは思いながらも生活に支障はなかったため、そのまま放置していました。

②中期


大学生になり、実家から離れたこともあってまったく皮膚科に通わなくなり、その間にイボはどんどん硬く強くなりました。もはや堅くなったまめのように自分の一部になっていたのでまったく気になりませんでした。

そんな僕に訪れた転機が、大切な人が出来たことでした。そのときに初めて、「足裏がグロすぎて人前で靴下を脱げない」事に気がつきました。うっかり足裏を見られないかというストレスでいっぱいでした。これは良くないと思い、ちゃんと調べるようになったところ「人に移る」という事を知り、り、更に人と接触するときに気を使うようになり、これもまたストレスになりました。
それからしばらくして、僕を絶望させる出来事がありました。久しぶりに実家に帰省したときに父と妹にイボが出来ていたことです。これは完全に高校時代の僕のがイボのウィルスを移してしまったものだと思いましたが、さすがに言い出せませんでした。

③末期


大学2年の6月辺りから、真剣に皮膚科に通うようになりました。
近所で一番液体窒素をぐりぐり当ててくれる病院を探して、痛いのを我慢してしっかり2週間に1回のペースで通いました。(2週間に1回というのはお医者さんが「また2週間後に来てくださいね」と仰るため。)

その結果…まったく効果はありませんでした!(泣)
いつまでたってもイボは消えず、頑固に僕の左足裏にこびりついたままでした。それどころか左足の親指の側面、小指の側面、足裏の別の位置にまでイボができてしまい、このままでは一生治せないと思い、模索を始めました。

4イボ治しの三種の神器(ここからイボを治す方法)

結論から言えば、僕は
病院での凍結療法
病院で処方されたヨクイニン
Amazonで買った角質削り

の三つでイボを完治させました。

僕のイボ治療のこれまでの課題は、実は皮膚科の先生が液体窒素をイボに当てる前に、イボの上の部分を削ってくれないことでした。いくらぐりぐり液体窒素を当てて貰っても、皮膚の下のウィルスのところまではなかなか届かなかったのです。だから自分でイボを削れるものを買いました。

以下に、僕が実際に行っていたルーティーンを載せます。ただし真似する場合は自己責任で行ってください。同じ事をした結果、何が起こっても責任は負いかねます。

1.皮膚科にいく直前に自分でイボを削っておく
削ると入ってもガリガリ削るのではなく、木材のカンナがけのように削り取っていく。
※注意点!
①うっかり削りすぎないこと!特にはじめの方は少し削っただけで血が出てきてしまいます。
②必ず使い捨ての手袋をし、下には新聞紙などを敷いておくこと!削りカスや血の中にもウィルスがいます。イボの箇所を拡大させないためにもしっかりガードを固めておくこと!
③角質削りは常に清潔にしておくこと!どう注意しても多少の血がついてしまう。アルコール消毒等をすること。
④そもそもお医者さんがしっかり削ってくれるなら問題ない。

2.皮膚科で液体窒素をゴリゴリに当てて貰う。
医者には2週間に一度と言われていたが、最後の方は1週間に一度のペースで通った。ただし、これは各々のイボの程度による。
※注意点!
①無理はしない、でも限界まで行う。こんなnoteを見ているような人はたぶん何度も凍結療法をしていると思うのでどれくらいまでなら自分が無理せずに耐えられるか分かるはず。
②凍結療法の保険が下りるのは1週間ごと。1週間に二回以上行かないこと。

3.傷薬はちゃんと塗る。
ハイペースで通った僕を見かねてお医者さんが「フレンジオ軟膏2%」という傷薬を出してくれました。患部が足裏であるという特性上、塗っても直ぐにとれてしまうので、患部にぬったあと、その上からラップを貼っていました。
※注意点!
ラップは清潔なものを!

4.ヨクイニンをしっかり飲む。
いつまでたってもイボが治らない僕を見かねてお医者さんが「ヨクイニンエキス錠 コタロー」という錠剤を出してくれました。効果は人によるらしいですが、少なくとも僕には効果がとても出たように感じられました

5.毎日患部を観察➡厚くなり始めたら削る
僕の場合は、液体窒素を押しつけても3日もすれば痛みはあれど患部は再生を初めてしまっていました。そんなことは許さない。削れるとこまで削る。削ったら傷薬をつけるのは忘れない。


以上です。
ちなみに、角質削りはこれを使っていました。(回し者ではありません)

スピール膏・サリチル酸絆創膏について

僕の場合は足裏のイボだったので、貼っても直ぐ剥がれてしまったり、ぐちゃぐちゃになってしまって、患部ではない箇所がふやかされてしまい、イボが拡大するといったことが多々あったので、何度か使った後、使うのをやめました。そうでなくとも、普通に尋常性疣贅には合っていないと思います。
イボコロリ絆創膏のパッケージには尋常性疣贅に使用できないとは書いていなかったり、一部の皮膚科では尋常性疣贅に処方されたりするというのを見ましたが、出来るなら削った方が速いんじゃないかと思います。

最後に、親の敵かというくらい液体窒素を押しつけてくれたおじいちゃん先生、本当に感謝しています。やっている方も痛いと仰っていましたが、本当にそうだと思います。お世話になりました。

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