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望まなければ 始まらない

このnoteは、モーニング娘。'22『Swing Swing Paradise』から連想して、私が思ったことを、つらつら書いたものです。

モーニング娘。'22『Swing Swing Paradise』。久しぶりにメンバー全員にソロパートがあるシングル曲(吐息でソロパート数を稼いでいるのは内緒)。

昨今のモーニングらしい、細かい譜割りとリズム。あーはいはいはい。って聞いていたところ、

君のためならば なんでもしたげたいね
But  君のしたいことって 君しか分かんない

モーニング娘。'22『Swing Swing Paradise』

メルヘンワールドから、突然、刺さるセリフを放り込むのが Theハロプロ。

「君」を応援する人はいるけれども、それでも、「君」がしたいことは「君」しか判断ができない。他のことは他人に任せたり、応援を受けることはできても、これだけは、他人ではなく「君」自身がするしかない。

2番ではこう続く。

君の幸せを 芯から願っている
But 君が望んでなきゃ なんも始まんない

モーニング娘。'22『Swing Swing Pradise』

そうなんだよ、何かを始める最初の一歩は、何か具体的な行動をすることではなくて、「やりたい」って思うこと。そして、それが私にとってはすごくハードルが高くて。人によっては、思うだけなら簡単じゃんwとか思うかもしれない。リスクを考えて、とか、最悪の事態を考えて、飲み込めるならやればいいじゃない、とか。そうじゃない、いや、そうなんだけど、そうじゃない。何かをしたいって思うこと、望むこと自体がとてつもなく不安で怖い。「やりたい」という自分の気持ちすら疑心暗鬼になる。リスクを考えるとかは、「やりたい」って思った、その次のステージの思考。何かと対峙することに怯えている私の解決策とは、ちょっと違う。

ずっと怖がってたんだ 怖がってたんだ
夢のその入口へ立つことを

Juice=Juice 『Borderline』

(突如、別の曲を挟みこんで失敬🙏)

入口に立つこと自体がとても怖くて、逃げたくなる。始まる前から逃げたくなるし、なんなら始めることすらできない。

それでも。それでも、「自分」が「こうありたい」「こうしたい」と望まなくちゃ始まらない。たとえ、我儘だろうと、無理だろうと他人に否定されても、周囲に冷たい目で見られても、自分がその思い否定してしまったら、なんも始まらない。「こうしたい」と思った後に、思考や実践の結果、諦めたり、やっぱ違ったとか、無理だったと言うのは良い。でも、思いが思いになる前にそれを否定してしまっては、なんもはじまんないよ。

痛いところを突いてくる歌詞。
これだから、ハロプロは辞められない。

P.S このMV(ミュージックビデオ)、2番のサビ頭がほまたん(岡本ほまれ)のセンターから始まるところが、好きです。

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