#3就職活動① 自己分析

部活動の後輩や、採用活動のお手伝いをした際に、学生から「自己分析ってどうやってするんですか?」「自己分析って必要なんですか?(意味あるんですか)」と聞かれることが多いので、簡単にまとめてみました。

1.自己分析は大切

「志望企業ありきでなく、自分のやりたいこと(To Do / To Be)を考える」
・進路選択に際して、自己分析は重要と考えます。「高給そう」「海外にいけそう」など、思い込みでなんとなく志望企業を選択しその企業に受かる為の活動で就活を終えてしまったために、その後の進路選択(異動/転職)時に再度迷うケースがあります。
・社会人としての好スタートを切る為にも、自分を知ることを大切にしてみて下さい。

2.自己分析の具体的な方法

・自己分析は、過去→現在→未来の繋がりを考えることが、重要です。何故なら、過去の判断や経験が、現在の自分を構成する重要な要素だからです。過去から作り上げてきた自分の延長線上に未来の自分があるのがベストです(自分にも他人にも納得感があります)。
・具体的な作業としては、
 ①過去充実していた/力を出せた場面を思い出す(To Do / To Be)
 ②自分が知らず知らずのうちにとっている立場を考える(To Be)
 ③重要な進路選択の際、何を優先したかを考える(To Do / To Be) など
・尚、自己分析できている人とそうでない人はすぐ分かります。自己分析できていれば、面接時も何を聞かれても答えられるし自信持って臨めます。

例)集団でいる際、議論を主導するより意見をまとめる立場が好き。
  中高で非常に優秀な人を知った/専門分野を持ち自分に自信を持ちたい。

  ⇒必ずしも事業主体ではなくてよい
  ⇒専門分野を持ち的確なADVしたい

・向いている企業/職種を考えるには別の力が必要ですが、上記例ならコンサル、M&Aアドバイザリー、監査法人、総合商社職能部門などでしょうか(他にあれば是非コメントください)。

3.情報収集

「学生の情報収集の限界を知る」
・1年目の社会人でも、学生より10倍くらい情報量を持っていると思った方が良いです。入社1年もすれば、業界構造やその分野で活躍している企業も覚えます。また、実際の業務イメージは、その業務をしているor経験した人にしか分かりません。本や勝手なイメージで仕事内容を判断せず、フラットに色々な業界を見るのをお勧めします。
・時間や機会は限られていますが、知り合い通じたSkype面談や、質問事項を送付してFBもらうでもいいと思います。
・尚、業界出身の方が書かれている本を読むのも良いかと思います。

4.その他

・Webテストは、足きりに使われているので、あまり低い点でなければOK. 但し、総合商社や外資コンサルはハードル高め(M井物産で8割5分の正答率必要と聞いたことがあります)。各社が使っているWebテストの種類をまとめた参考書もあるので、立ち読みでもいいので軽く対応しておくのがよいかと(但し、時間かける過ぎる必要なし)。
・外資就活ドットコムのコラムは参考になる部分は多いです。
・無断欠席、遅刻は厳禁です(少なくとも事前連絡はすべき)。企業にデータを取られており、選考の際に参考情報になります。
・ESは、端的な文章で。担当が何十枚も読むので、読みやすく、人柄が分かり易いモノがよいです。

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