理想の靴で出かけたい場所は?
穂(自問自答・Nagi)です。
身につけるものの中でも特に難しく感じるのが靴。足の形にぴったり合うものに出会ったことがない。
スニーカーやレースアップシューズは紐で調節できるからマシだけど、それ以外はかかとが抜けるし、靴の中で脚が前にずれるし、アキレス腱のあたりが靴擦れするし、正直、自分の足に合う靴なんてこの世にないのではと思ってしまっている。
だいぶ悲観的になっているので、このままではいかん!と思い、自問自答ガールズがおすすめしているサービス・YourFIT365を予約した。
機械で足の形を計測して、プロに靴選びを手伝ってもらえる(しかも無料)という夢のようなサービス!ひとりで伊勢丹を練り歩く勇気もないことだし、とってもいい機会。
今回はそれに向けて、理想の靴について考えてみたい。
クラシカルな雰囲気がほしい
理想の靴で私はどこに行きたいんだろう?
目を閉じて想像してみる。
行き先は美術館やきれいな公園、おしゃれなカフェやレストラン。神社にも行きたい。石畳み、噴水、花壇、木製のテーブル、フローリング、心地よい日差し、ひそやかな空間。
人の手で整えられたものに魅力を感じるのかな(天秤座っぽい!)。植物や神聖な空気も好きらしい。
次に浮かんできたのは米津玄師さんの「Pale Blue」のMV。大きな窓のある洋館、草花、白い布がはためきブルーが象徴的に使われている。
Snow Manの「Secret Touch」のMVもいい。大きな窓。月明かりの静けさ。植物。
基本的に整った雰囲気のある場所に行きたいので、靴にも似た雰囲気がほしい。型破りなものや刺々しいものより、クラシカルな雰囲気のほうが合いそう。
素材で言うと、レザーがいいのかな。ツヤツヤすぎないほうがいい。スエードも上品でいいかも。
色は黒かな。できれば使いやすい色や見慣れた色にしたい。あまり派手な色にすると気後れしてしまいそう。
デザインも派手すぎないほうがよさそう。ネットでは派手なものばかり目につくので、ついそういうものばかり見てしまう。見た目の存在感に引っ張られすぎないように気をつけたい(実物を見たほうがいい理由ってこういうところにもあるのかも)。
なんとなくブーツと思ってたけど、レースアップシューズやローファーもよさそう。だんだん見た目のイメージが湧いてきた。
歩きやすい靴がいい
たぶん全人類が靴に対して思ってることだと思うけど、やっぱり歩きやすさは大事。
美術館で作品を見るとき、想像よりもたくさん歩く。人が多いと気を遣って歩かなければならないので、それもまた足に負担がかかる。
公園なら砂利道くらいはあるだろうし、神社には大体階段がある(詳しくないけど、そういうイメージ)。
ただでさえ私は出不精なので、「この靴で歩くと足が疲れちゃうからな……」といったお出かけへのネガティブな気持ちは極力排除したい。
足に負担の少ないものを選びたい。YourFIT365で足に合う形を知れば、解決できそうだ。
気分が上がるポイントがほしい
足元を見てひとりで「ふふっ」となれる何かがほしい。すてきなところへ連れて行ってくれそうと思える特別感。
それがデザインなのか色なのか、プロダクトの背景なのか、購入までのストーリーなのかはわからない。
ネットやお店で探したり、試着したりして自分の心に問いかけていきたい!
まとめ
クラシカルな雰囲気がほしい
歩きやすさ
気分が上がるポイント
今回、意外だったのは「クラシカルな雰囲気」が真っ先に出てきたところだ。最近の私はむしろ新しいものや尖ったものに目が行きがちだった。それは、いま私の心が弱っていて社会性があるふうに見せたくない気持ちが強いせいかもしれない。
理想の靴を履いて行きたい場所を考えることで、そこにふさわしい靴が見えてきた。頭の中で風景を思い浮かべることが得意な人や、お気に入りの場所が決まっている人は場所から逆算するという方法もいいかもしれない。
それから、コンセプトの「エッセイ作家」はやっぱり何かが違うんだなということも再認識した。出かけた先で起きたことや思ったことは、必ずしも文章にして人に伝えなくてもいいような気がする。とするならば、なんだ……?
まだわからないけれど、たぶん一歩前進した!
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