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妊娠9ヶ月で突発性難聴になった話①

2023.6.29

 

電車に揺られ名古屋へ向かっていた。



もうすぐ目的の駅につくからイヤホンを外そう。


そう思ってイヤホンを外すと右耳だけ飛行機に乗った時になるあのボワボワ感?笑


それがあったが電車で耳がおかしくなっちゃったのかな?と思い耳抜きをしたが治らず。

まあそのうち治るだろうと思いイヤホンを外して目的地へ向かう。

母と一緒にランチをする予定があり合流する。 

「電車降りる前にイヤホン外したら右耳が変なんだよね〜」なんて会話をしながら、耳閉感だけでなく右耳が聞こえづらいなと思っていた。


そのまま母と色んな話をして夕方には帰宅し、旦那が帰ってきた。


旦那と会話するが、右耳が全く聞こえないことを自覚し「あ、これはもしかして突発性難聴ってやつなのか?」と疑い始める。


耳鼻科で働いていた経験のある母に電話し相談すると「もし突発性難聴なら治療は早い方がいいから明日にでも病院いきな」といわれた。



6/30


家の近くのクリニックの予約が午後一番でとれたので受診する。


診察を受け聴力検査を実施。

×が左耳、○が右耳
0〜20dB:正常
20〜40dB:軽度難聴
40〜70dB:中等度難聴
70〜100dB:高度難聴
100〜120dB:重度難聴

↑文献によって多少前後するとは思うけど基準値としてはこんな感じらしい。


予想していたとおり突発性難聴と診断された。

週末だったのでプレドニン40mg/日を3日間処方されたが妊娠糖尿病の可能性があり検査結果待ち状態であったので産院に確認し20mg/日の処方に変更されました。

7/3

プレドニン20mg/日を3日間内服後の聴力検査結果


全く変わっていない、むしろ悪くなってる?

ってことでクリニックから市民病院に紹介になりました。



突発性難聴とは、名前の通り耳が急に聞こえなくなる病気。

主に片方が聞こえなくなるが、まれに両耳が聞こえにくくなる人もいるらしい。


原因は未だに解明されていないが、良く言われているのはストレス、血流障害、ウイルス説など。


ステロイドでの治療が一般的。


ステロイドの内服と点滴での治療、鼓膜に直接ステロイドを注射する治療。


前者は第一選択で効果は、ある人にはあるみたいだけど、全身投与になる。

そしてステロイドは炎症を抑えてくれる免疫抑制剤なので高血糖や高血圧、感染しやすくなったりという副作用がある。



しかし後者は耳に直接注射をする部分的な治療のため副作用は内服や点滴に比べるとほぼないらしい。


だから高齢者とか糖尿病がある人には後者をやることが多いそう。

そしてステロイドの内服や点滴で改善されない人にやる治療でもあるとのこと。



高気圧酸素療法というものもあるらしいが、そもそもそれを置いている施設が少ない。しかも効果も不明(やらないよりはやってみて効果あればいいよね的な感じみたい)



そして、治療をするのに悩ましいことに私は36週の妊婦だ。



不幸中の幸いなのか、内服も点滴もこの週数なら胎児への影響はよっぽどないらしい。


とはいえ薬は薬だ。

妊娠中はなるべく避けたい。

だから鼓膜に直接ステロイドを注射することを選んだ。

鼓膜は髪の毛1本触れるだけでも痛みを感じやすい場所らしい。

麻酔液に浸したガーゼを鼓膜に当てられ10分ほどたってから鼓膜に直接注射する。

その後は30分横になって薬液を浸透させ、めまいとかなければ帰宅という感じ。

7/10


鼓室内ステロイド注射1回実施して
1週間後の聴力検査結果。


体感的にも良くも悪くもなってる感じしなかったけど変わってない。


なんなら左耳も若干、聴力落ちてる?


この日も2回目の鼓室内ステロイド注射をしてもらい帰宅。


突発性難聴になった人は、1/3は完治、1/3は何らかの障害は残るが改善する、1/3は不変と言われているそう。

そして治療は早い方が治りも良いらしく発症から48時間以内の治療開始が望ましいと。

そして1.2ヶ月もすれば聴力は固定してしまうと言われている。



平均寿命で考えると、まだ60年は生きる予定なのに。

このまま右耳が全く聞こえないと仕事にも支障でる。

せめて生活音だけは聞こえるレベルになってほしい。

片耳が聞こえないと運転も怖いし、歩いていても自転車とか車の音が聞こえにくくて普通に危険。

そして誰かと会話するにも聞き返さなきゃいけないときもあるから、相手にも申し訳ない。


何もせず待ってるだけでは仕方ないし、できることはやりたいので鍼灸院での治療も併用している。

自分的には妊娠したことで浮腫みやすくなったり血流が悪くなったことが原因ではないか?と思ってるので簡単な血流をよくするストレッチやツボ押しなんかもやってみたり。


とはいえ難聴、耳鳴り、耳閉感は継続中で全く改善されてないですが。


ストレスはあるけど、産休なうだし仕事してたときよりは遥かにストレスはない気がしてるけどどうなのか。


ストレスはあっても発散できてるつもりだったんだけどなあ。



7/14

妊娠37週になった。

正期産(いつ産まれてきても大丈夫な時期)である。


そもそも難聴の程度が酷い+発症後すぐに治療開始したのに2週間たっても全く改善がみられないと、さすがに母も心配なようで「ステロイドの内服か点滴かやってもらったら?(内服や点滴の)ステロイド治療をやってる人は改善してる人が多く、アデホスやビタミン剤も効いている人には効いている印象」と。

10年以上、耳鼻科に勤めて色んな患者さんをみてきている母だからその言葉は大きかった。



来週の耳鼻科では先生に治療の変更の相談をしてみようと思う。


母も一緒に病院ついてきてくれるらしい。心強い。



そんなこんなしてるうちにベビが生まれそうだけどな😂




また受診が済んだら経過を記録に残そうと思います。




私がnoteで突発性難聴になった方の記事を読み漁って、少し前向きになれたように誰かの力になるかもしれないし。笑



そして何より備忘録としてね。




はあ、お願い。お耳よ治ってくれ。。




今日は4回目の鍼灸治療いってきます!






それではまた🫡














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