雑記24・親子、企、ド、久
母に、子(私)の今後の人生(結婚するかしないか等)について思ってることがあるか初めて聞いてみると、まあ子(私)が良いと思って選んだことならなんでもいいとのこと。父もそう思ってるんじゃないかとのこと。
前回の帰省で母と2人で父方の祖母宅へ遊びに行ったら、なぜか会話の流れで祖母が昔の父のことを話してくれて、父は元々結婚したいと思ってなくて、祖母たちがとある方とお見合いをさせようとしたけど、自分いいわあんたたちで行ってきてくれと、父はお見合い行きたがらず親に押し付けようとしたらしい(?)。無茶があるけど、なんだかやっぱり私と父は親子なんだなと結構まじで感じました。
今回、私の今後に人生について母と話してた中で初めて聞いたけど、父も結婚する気なかったし、母も結婚する気なかったらしい。母もだったんかい。そりゃそんな2人から生まれた私は結婚願望無くてある意味当然か。そして、そんな2人が結婚してもなんだかんだ家庭を持ち、長く、平穏に(もしかしたら私が知らないだけで平穏じゃないこともあったかもしれないが)やってこれるものなんだなと、ある意味勇気をもらいました。
今、音楽でやりたいことが色々ある、たくさん。3ピースバンドを趣味でやってるけど、ドラマーは仕事は忙しくてあんまりいろんなことをお願いできないので、そっちのバンドとは別としてギターボーカルのAとの新プロジェクトを動かし始めている。
実現するかはわからないけど、できたらいいなと思ってるのは、5曲入りのオリジナルミニアルバムを作ること。なんかちゃんとしたそれではなく、本当に自己満なので、宅録一発撮りとかで、Aと私用の2枚しか焼かないとか、そんな規模の。それでも、オリジナル曲を作って、2人で相談しながら合わせて、演奏して、撮って、形にするというのは、それを他の誰かに聞いてもらうことがなくうちらだけに留まるとしてもやっぱり特別感があるしやってみることに価値があると思うし何より面白いと思う。
3/5曲はAが作った曲を、Aがギターボーカルで、私がベースを弾く。だから、ベースラインを考えるという行程がある！今2/3曲はなんとなく作ってあって、前にちょっと合わせたときに良い感じだったしAにもそんなリアクションを貰えたので、もうちょっと練習を重ねて自分に馴染ませようと思う。まだ全然仕上がってはいないけど概ね2/3で成功体験があるので、残りの1曲も良い感じにできたらいいなと思う
そして2/5曲は、私が曲を作って歌う(そしてベースも弾く)ことになった！Aは他人のオリジナル曲のギターを考えるということをしたことがないからやってみたいらしい。とっても面白そうなのは勿論だけど、なんせ私は曲作りに未だに苦戦している。この間やっと小作品規模の1曲が形になった。クオリティ的なことは全然で、とりあえずまず歌詞とメロディとコードが1曲分、最初から最後まで収まりが良いようになんとか作れた、というだけの話です。でもこれでもまじ大成長、大きな一歩です。今まで、途中で何も思いつかなくなったり、全体の構成とかわかんなくなったり、なんかとにかくすぐあっさり諦めてボツにしての繰り返しだったので。正直変な曲だけど最後まで辿り着けたのは、がんばりました。ただこの曲をこれからAとアレンジ加え練って撮ったりするにはまだ恥ずかしいので……千本ノックじゃないけど、もうちょっと数や量をこなして、曲作り、最後までなんとかやり遂げて形にすること、に慣れるところから始めたいものです。
そしてミニアルバム作りに伴って(?)、それらの曲たちに簡単なMVも作りたいという話になってる。何もかも中途半端に浅い私ですが、絵描くのは、詳しいことはまるで知らないし上手じゃないけどでも興味はあるし好き。動画？映像？を作るのは今まで一切かじったことがなかったのでまじで右も左もわからないですが、初心者でお手軽に始められそうなところから試行錯誤チャレンジを始めつつある。試作で20秒くらいの動画はできた。文字入れ、フェードイン、夕暮れ時の空のグラデーションを再現した背景、コマ送りで鳥を動かす、など。いかんせん飽き性な自分が心配ですが、激ゆる省エネクオリティでもいいから、やっぱりこれもとりあえず最後まで仕上げて形にしたいものです。
そしてMVを作りたい候補曲が他にも3曲ほどある。Aと話してると既に構想があるorその場で新しいおもろいアイデアが泉のように次々と出てきて、本当におもろい。その発想力、何者？！作家なれますよね？とにかくどの曲もめちゃおもろい作品ができそうで…………でもAはアイデアはいくらでも出てくるけどそれを形に具現化する技術やセンスが無いと。それを言うと私もなんだけれど、強いて言えば私はアイデア担当より具現化担当としていっぺんチャレンジしてみたいなというところです。飽き性だし、何より何も知識も経験もない状態なんでそもそも順調に作業を進められるか全くわからないけど、難しかったらそれはそれで諦めるしいいから、いっぺんチャレンジしてみようと思います。
3ピースバンドの方も、今日、ライブとまでは行かないけど身内な場所(どれくらい身内な場所かと言うと、ドラマーのお父さんがとある倉庫をちょっとしたライブ会場に改装した、というくらい身内)で身内な人たち(文字通り)の前でちょろっと演奏させてもらう機会があって、楽しかったです。毎度選曲が神がかってる(自分達でやりたい曲選んでるんだからそりゃそう)。まじ身内すぎて、一応演奏したい人たちいればフリーでやってくれてOKです！みたいなスタンスのイベント？日？だったけど、結局うちらのバンド以外に1人弾き語りで3曲くらいやってくれただけで(それも酔っ払いでラフな感じで)、その方終わった後はステージ上でうちらのバンドで自由に遊んでて、身内の2,3人にそのお遊びの光景をただ見せるという、本当適当も適当すぎる自由な……。駄弁りながらも見届けてくれた方達は本当にありがとうございます。うちらはめちゃ楽しかったです。いつもスタジオ借りてるとお金もかかるし時間も勿体無いんでそんな自由に遊べないけど、ありがたいことにドラマーのお父さんが自由に遊ばせてくださったんで……。いつもできないような、メンバー間パートシャッフルとかしまくって。私は先日水色のエレキギターをmy new gear…したんですが(！！)、それを訳あってAに預けてたので今回受け渡してもらい、早速その場所で遊ばせてもらったりしました。バンドでギター弾きながら歌うっていう遊びは家で1人じゃ出来ないから楽しかったー。ドラムでも遊んでみてめちゃ楽しかったしでもイメージ通りに体がついてきてくれないこととか他にも色々わかった。色々わかったのはドラムに限らずギターボーカルも。パートシャッフルって純粋に楽しいって言うのもあるけど、自分の本業やってるだけじゃ気付けなかったことに色々気付けて今後の自分の立ち回り方とかにも考え方にも色々影響が出てきそうで、良い刺激になりました。
残りのメンバー2人のシャッフル見てる&一緒に演奏するのも面白かった。新鮮。みんな個性あっておもろい。
ドラマーさん(以下Bとします)は今ドラムをお願いしてるんですが、元はと言えば高校の軽音時代(&当時所属されてた他のコミュニティでも)本業はベースだったんです。でもBとバンドやりたいって誘った時に私とベース2人じゃあれだし、一応中学の吹奏楽部でパーカスやってたとか感覚でなんとなくそれっぽくドラム叩けるってことで私がベースの座を奪っちゃってBにドラム担当をお願いしちゃって、そのままウン年、今に至るという感じでなんですが……。でも正直私なんかよりBにベース担当してほしいという気持ちもある。Bが2人いればドラムとベースをやってもらって、私は心だけ所属していたい……(?)。それはおかしな話ですが。とは言っても先にも書きましたがBはお仕事が忙しいんで、曲知ってさえいれば感覚で叩こうと思えばそれ風に叩けちゃうドラムパートだからこそなんとかなってるんであって、ベースお願いするとなると少なくとも今以上には絶対練習してきてもらわないといけないので(ノー練でスタジオ来てる現状もだいぶこわいが)(なんなら曲把握すらしてないこともざらにある)(それでも一応なんとかなってる)、とてもじゃないけど現実的とは言えない。ので引き続き私がベースをやってくことになるとは思うんですが。でも今日！シャッフルお遊びで久しぶりにBがベース弾いてるのを見たわけです。B自身ベース弾くのは相当久しぶりらしくて「もう俺多分ベース弾けんっすよ」みたいな感じで言ってたのに！なんかやっぱりBのベース良いんですよ！シャッフルで曲合わせてたんで私も自分のことで精一杯であんまり周り見てる余裕なかったしちゃんと真剣にBのベース聴いてた訳じゃないからあれなんだけど、何がカギなのかわかんないけど、なんかBのベースは良いんです……。シャッフル曲も即興で遊んでたんでBはそもそもその曲を知らずにコードだけ伝えられて周りの様子伺いながら合わせてくれてたんで、そりゃ曲の雰囲気も構成も知らないしさすがにそれで対応しきれてない部分はあったけれども、それは仕方ないから置いといて、でもよかったんだよな……(さっきから同じことしか言ってない)。ずっとベース触ってないしあんな謙虚(?)な口ぶりだったのに、あんなベースラインを弾ける……、こんな適当キャラ(?)だけど、高校ベース本業時代にさぞかし基礎練スケール練やらしてたんだろうな、ちゃんと基礎をやってきて土台が固まってるから久しぶりでもこうやって手癖でもなんでも対応できちゃうんだろうな、と。嫉妬というのも違うと思うけど、これもまた良い刺激になりました。やっぱり私はこの先輩の演奏が好きだったからバンドに誘ったんだよねと初心を思い出しました(結局ドラムをお願いしてるけど)(ドラムもノー練級適当さだけどそれでもやっぱりおもろいドラムを叩くから好きなんです)。何か具体的に見習いたいポイントがあるわけでも、強烈なリスペクトがあるわけでもないけど、この淡い憧れを心の片隅に据えながら、また次回のイベントに向けた新曲たちを練習し始めたいと思います。次の新曲セトリも神がかってます！練習楽しみ！
今日のイベントには文字通り身内って感じで私の両親と弟が顔出しに来てくれました。そしてうちらのバンド以外にもうお一人だけ弾き語りをされてた方が父親と関わりがあったらしく、久しぶりに会った感じで挨拶してたけど、父は病気の後遺症で言葉が出にくいのでそれとなく一言だけ返事をして特にその後話はしてなかった様子。(Bのご家族とうちの家族も関わりはあるけれど、特に深い話はせず。)でもその弾き語りの方の出番の時に、唐突に私の父の話題を出してくれて、「〇〇さんと初めてバンドをやって、色々教えてくれて。そのバンドでやりたくてやらせてもらった最初の曲を歌います」と。なんか嬉しかったですね。父も嬉しそうに見えました。言葉が出づらくなったんで、知ってる人がいる場所に連れてくのは母もちょっと躊躇いがあるみたいですが、今日のイベントは父から行きたそうにしてたそうです。やっぱり多少勇気はいるのかもしれないし、実際知ってる人とは会釈程度で、今までの様子の違う父に他の知ってる方たちにもしかして気を遣わせてしまってたかもしれないし、病気や言葉の出づらさのことも話してないみたいだけど、それでもあの場に行って色んな顔を見れて、ステージで久しぶりの方からそんなことを言ってもらって思い出の曲を聴かせてくれて……。今日父が来てくれてよかったんじゃないかなと思う。
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