【努力考察】-Utaku-ネ申話
昔々あるところに,少年α君がいました.
ある日α君は親友と思っていたともだちを失いました.
それはまさに青天の霹靂.
α君の行動はともだちに外部不経済していたのでした.
その無意識の罪に衝撃を受けたα君の世界の色彩は失われ,
灰色の世界を手に入れました.
そんなとき,α君は”空に立つひと”に出会います.
「きみはなぜ空に立つんだい?
普通に考えておかしいじゃないか」
α君は尋ねます.
すると,”空に立つ人”はこう答えます.
「じゃあ君は何故地面に立つ?
君の普通は必ずしも普通ではない」
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それからのα君は努力を始めました.
灰色の世界は,努力に適していたのです.
そしてα君はたたえられ,賞賛とともに独り帰路につきます.
(彼は何を失ったんでしょうか?)
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それからも吐きそうになりながらも生き急ぎ
すべてを手に入れていくα君.
「嗚呼,世界はなんと広いのだろう…」
しかし,その完全への漸近はネ申の怒りに触れました.
ネ申に限りなく近づいていく一次遅れ系.
一次微分項を含み変数分離可能な微分方程式.
その時定数において,ネ申はついにα君の命を奪い
天に召しました.
それからのこと
熊の親子や龍に囲まれながら
いまでも北極星のまわりを
ぐるぐるぐるぐる生き急いでいるそうです.
・・・(オチはさっき排水溝に落としました)
おしまい
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