進撃の就活 Day③ ヒトを魅了させる執筆術

数多くのnoteの中からここ見つけてくださり、ありがとうございます!
台湾の大学に通う日本人学生のKanaです。

今日は昨日に引き続き、戸村さん主催の「進撃の就活」3日目の様子をまとめ、ここにアウトプットしていけたらなと思います。

3日目のテーマは「ヒトを魅了させる執筆術」です。

ヒトを魅了する文を書くには

出ました。さっそく今日のテーマです。
みなさんは自分が魅力的に感じる文の特徴について考えてみたことがありますか?

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本を読むの苦手~~って人でも横書きの文だとなんだかすんなり頭に入ってくる感じがしたり、ミステリや推理小説には手が伸びないけど恋愛ものなら任せて!って人もいたり…
文って書き手によって本当にさまざまだと思いますが、実は少し意識するだけで「誰でも」たくさんの人とって読みやすい、理解しやすい素敵な文章を書くことができるんです。

今日はその秘密をトクベツに教えちゃいます!

【魅了させるために大切なポイント3つ】
①シンプルであること(優位性)
②新しく知ってわくわくできるようなことを散りばめること(権威性)
③すべての文章に愛があること(親近感)

魅力的な文章について述べるために、それぞれのポイントを抑えた例文も書いてみます。

①シンプルであること(優位性)


実はこれ簡単なようで意識しないと結構難しいんです…。
小学生が、新聞を読んだりお昼間の討論番組を見たりしないのと同じように、専門的で難しい言葉がたくさんあるものは自然と敬遠されてしまいがちです。

読み手もこのくらいは知っているだろうという考えで記事を書き進めてしまうと、押し寄せる専門用語に読み手が疲れてしまうことも。
わかりやすくかみ砕いて、誰でもわかる言葉で文章を書くようにすると、きっと多くの人に読まれる文章になるはず!

シンプルを最大限にした文章の例がコチラ。

今日は、ラーメンを食べた。美味しかった。でも太っちゃう〜。

う~ん、読みやすさは文句なしだけど、あんまり伝わってこないな…

②新しく知ってわくわくできるようなことを散りばめること(権威性)

読み手は面白くて役に立つことにはグイグイ食いついてくれます。
「面白い」=「人の感情を動かす」=「五感や気持ちを描写する」
まず、私の考える「面白い」の定義ですが、
これは何よりもまず「人の感情を動かす」ことだと思います。

そして、人の感情を動かす方法のひとつが「五感や気持ちを描写する」こと。感覚や印象をリアルに描写することで、相手の頭にイメージが浮かびやすいようにするのです。

例えば、先のラーメンの文章なら、こんな文章を付け加えたり。

今日は、ラーメンを食べました。
威勢の良い声が飛び交う、賑やかな正午のラーメン屋。
つるりとしたドンブリが運ばれてきた。
コクのありそうな、油多めの豚骨ラーメンが目の前に。
ずっと、これが食べたかった。
まずはスープを一口。豚骨の甘みとうま味。脳内に溢れる多幸感。
スープがよく絡んだ細麺を、ズッとすする。かた茹での、しっかりとした歯ごたえ。
麺をさらに頬張り、スープをもう一口。美味い。
半熟煮玉子と、薄めのチャーシューも、やはりスープに抜群に合う…。
麺があっという間に無くなり、すぐに替え玉を注文。次はネギを多めに入れよう。
夢中で食べたせいで、すぐにドンブリの底が見えてきた。仕上げに、冷たい水をぐっと飲み干す。
ああ、満たされた。
でもあっという間に麺が二玉、スープもほとんど飲んじゃった。太っちゃうな。

どうでしょう?文章だけですが、ちょっとラーメン食べてる感じが伝わってきたと思います!

「役に立つ」=「実用的な情報がある」

「面白い」以外にも大切なのは、その文章が「役に立つ」ことです。
そして「役に立つ」とは何より「実用的な情報がある」こと。

例えば、先のラーメンの話題なら

博多ラーメン。麺の硬さが選べることはもはや常識ですが、
「カタ」「バリカタ」の、さらに上が4段階もあるのは、ご存知でしょうか。
「バリカタ」の上が「ハリガネ」。既にめっちゃ硬そう!
そしてその上が「ナマ」。茹でてない感!!
さらに上が「粉落とし」。粉落とすだけって…

そして、最上級が、その名も「湯気とおし」。
もはやお湯にすら漬けてない笑笑

この内容が役に立つかどうかは人によると思いますが、このように「面白くて役に立つ」ことを意識して文章を書くと、文章の魅力は増すはずです!

③すべての文章に愛があること(親近感)

これはさっきの2つとくらべて少し伝わりずらいですが
文章に「ストーリー」を付加することを意識してみるとうまくいくかもしれません。

例えば、先程のラーメンの文章でも「ずっと、これが食べたかった。」の部分。ここの「なぜ?」を掘り下げていくと、それがストーリーになります。

ストーリーを語るとき、人は自然と感情が入ります。
例えば「世界一周中にずっと食べたかったラーメンを、帰国してすぐに食べにきてる」とか、「世界の色んな場所で現地のラーメンやカップ麺を食べたけどどれも美味しくなかった」とか。

徳川15代将軍の名前を覚えられない子供も、漫画『ワンピース』のキャラクターはたくさん覚えられます。

なぜなら、後者には「ストーリー」があるから。
ストーリーの力は偉大です。

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Let’s Output!!

これらを踏まえて実際に、私も就職に関する4種類の文章を書いてみたいと思います。
①自己PR ②自己紹介 ③志望動機 ④目的、目標とOKR
このなかでOKRだけあまり聞き馴染みがないと思うので、先に少し解説挟みます!

OKR(Objectives and Key Results)とは
組織が掲げる目標(ゴール)を目指すために、達成目標(Objectives)と主な成果(Key Results)をリンクさせ、組織・個人の方向性とタスクを明確にする目標管理方法のひとつです。

①自己PR

常に新しいことに挑戦と努力をし続ける、というのが向上心がある私の信条です。
大学入学当初、私は自分の大学生活をより良いものにするため、いくつかの目標を掲げました。「全ての教科で良以上をとる」「奨学金を獲得する」「特別な事情がない限り大学を休まない」「免許を取得する」といった、簡単なものから難しいものまで、様々な目標です。
しかし大学で生活しているうちに「台湾で何かイベントの主催者側になってみよう」「免許だけではなく華語検定やTOEICなど語学の資格にも積極的に挑戦してみよう」「アルバイトをしよう」など、目標設定が高まったり、数が増えたりしていきました。

結果的に私はそれらの目標を全て達成し、その実績から「自分の大学生活は悔いのないものだ」と自信を持って言えるようになりました。高い目標を設定すること、それを叶えることが人生を豊かにするものだと私は知っています。御社に入社した後も当たり前や、現状維持というものに満足するのではなく常に一歩、十歩先の目標を掲げていきたいと考えております。

私が働くモチベーションはその目標や企業の成長、会社への貢献に宿り、そのモチベーションは必ず会社の武器になると確信しております。

②自己紹介

逢甲大学商学部マーケティング学科の橋本佳奈と申します。私の自己理念は「誰かのロールモデルになる」です。この自己理念のもと、今までたくさんのことに挑戦してきました。大学生活では日本人が少なく、最初は馴染むことが大変でしたが自分から積極的に声をかけ、週末はご飯に誘ったり学科内サークルに参加するなどしてどんどん交流を深めていきました。

1年が終わる頃にはすっかり打ち解け、日本人はシャイで内気だと思っていたステレオタイプが私によって壊されたと言われたときは嬉しかったです。

海外にいる自分だからこそわかる日本の良さや改善点を、働きを通して積極的に発信し、これからのアイデアに還元していきたいと考えています、本日は宜しくお願いします。

③志望動機

某大手IT企業を志望する際の志望動機

貴社では、自分が仕事によって成し遂げたいことが可能であると考えるためです。私は仕事を通じて、個々人の選択肢がこれまでより広まる世界を実現したいと考えています。そのための手段として、広告の点からアプローチしていきたいです。というのも、広告によって様々な人に情報が届く。そして、その情報によって、受け取った人々の新たな可能性が拓けると考えるためです。入社から五年後には、広告事業のプロジェクトリーダーを任される存在になりたいです。そのためには、チームを率いて、メンバーと協働する能力と数多くの広告事業に携わる経験を積む必要があると考えます。そういった能力を培って、経験を積むには、多種多様な顧客に関われ、幅広い仕事が可能で、かつ、仕事に精通しているプロフェッショナルが多数いる環境が必要です。世界中でそのサービスが用いられている貴社なら、その環境が揃っていると考え、志望します。

④目的と目標とOKR

【Objectives】
個々人の選択肢がこれまでより広まる世界を実現する。海外にいる自分だからこそわかる日本の良さや改善点を、働きを通して積極的に発信し、これからのアイデアに還元していく。

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【Key Results】
①自分の留学体験を母校で講演する。
②3か月以内に10人新しい外国人の友達を増やす。
③これからも継続して日々の生活の様子をnoteに投稿する。

最後に

いかがだったでしょうか?今日のまとめは昨日のものに比べて比較的情報をまとめる、というよりかは私の文章をただ載せる、って感じだったのでもしかしたら少し読みにくかったかもしれませんね笑

ただ、今日伝えた3つのポイントは今後いろいろな場面できっと役立つと思うので、みなさんもぜひこれを機に活用してみてください!

それでは、おやすみなさい。

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