12/12に行った中国大使館前抗議活動の考察

注 実際には抗議活動だったため、タイトルのみ変更を加えました。本文はそのままです。


詳細はこちら↓
https://note.com/_ttttt/n/n7d3805ab0289

https://note.com/_ttttt/n/nf4e56a6aa292

(ちなみに実際はデモではなく抗議活動に当たる.デモは示威運動で行進が基本とのこと.うっかり最初にデモと書いてしまったのでとりあえず今記事まではデモで通すが,実際は抗議活動なので,このあたりは不勉強で申し訳ない.)

二週間くらい空いてしまったが,今回のデモを総括すると,

『失敗』

である.こういった回路でどのくらい人間が動員できるかの実験的な側面も強かったが,結果として自分一人だったため,ここに関しては残念であり,また己の力不足を感じた.
自分の今回の活動は猪瀬さんにリツイートこそして頂いたものの動員叶わずだった.とはいえこれは無名の自分の行為の結果であり,香港活動家の支持者は多分それなりに日本にもいると思う.行動に反映される度合いはともかく.

さて一応告知で使ったツイートは3つあり,ここからはそれぞれのアクティビティを見て考察していく.
画像は2020/12/29現在.


画像1最初のがこれ.このインプレッションは英語のハッシュタグは海外の人も使っているから,時流もあり伸びたのだろう.しかしエンゲージメントが1.88%くらいある.初期から割とエンゲージメントの割合は高めで,動員可能性にちょこっと期待はあった.ちなみに猪瀬さんにリツイートして頂いてから短時間で1万ほどインプレッションが増えた.すごい.


画像2次にこれ.タグは同じなのに減りがヤバい.トレンドから去ったあとの無常を感じる.
リンクよりもプロフィールのクリックが多いのは,前の記事にも書いたが「主催者はどんな奴か」が気になるんだろうか.

画像3最後にこれ.これはツイートを追加でちゃっと載せただけ.こっちはリンククリック数の方が多いな.
前のツイートは確かに「お前誰?」ってなる感じの文章構成ではある.

画像4ちなみにnoteのビューはこんな感じ.
伸び,無し.


数字は以上.

最初のツイートはそれなりのインプレッションがあるものの,動員には繋がっていない.リンク閲覧者の1%が動員されるとするなら,そもそもインプレッション自体も少ないか.

やはりキャッチコピーの問題なのかもしれない.
あとは肩書きか.普通に「大学生」とかの方が分かりやすいのかもしれない.

元々,SNSはどうも嫌いで,煽り的なキャッチコピーも得意ではない.そもそもそういう煽りに引っかかるような個体を集めたくないというのもある.

しかしそもそもSNSなんて感情フロー空間なので,煽りをかまして引っ掛けないことには誰も何も引っかからないのかもしれない.

今回の動員が失敗した理由を箇条書きにすると,

・肩書きがよくわからない
・キャッチコピー的なインパクトがない
・要旨がSNSユーザーにとっては長文すぎた

くらいだろうか.
大学生が義憤でやりました手伝ってください!くらいの内容のなさ,簡潔さの方が手軽で分かりやすいのかもしれない.

余談だが段ボールに主張を書いて持ち,歩道に2時間立ち続ける経験はなかなか貴重であった.よく考えたらこれヒッチハイクっぽいなぁと思った.海外とかでヒッチハイクするハードルは下がったかもしれない.


まあともかく,支持母体のない個体がそこそこ長い主張だけを頼りにSNSのトレンドから個体を引っ掛けて動員を試みる行為は,「それだけではうまくいかない」ことを今回においては浮き彫りにしたと思う.

インフラの統治と方向性設定に関わるし政治の事を考えたり何かをしたりするのは大切な事だと思うが,動員,民主主義的回路はどうにも難しいなぁと思った.

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