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ウマ娘はオタク版clubhouse説

他のゲームからウマ娘に流れている、という話がリリース時からあって、未だに戻ったというのは聞かない気がする。

しかし流れた要因として言われる、ゲームの「マンネリ化」とかいう謎なもの。そもそも同じゲームを延々やり続ける人は「極める」タイプのオタクではなかったか。ストリートファイターみたいに。ソシャゲのようにある意味生活環境下した行為としてのゲームは、これまでのパッケージ的なゲームとは消費形態が異なる。ソーシャルの名の通り、コミュニケーションツールとしての側面の方が強い。

一周回って、最近DMMのオンラインゲームの方は意外としっかりとした印象を受ける。(凍京ネクロ、ガールズシンフォニーなど)

話を戻す。
ソーシャルゲームのイベント形式は大体三つくらいある感じがしていて、それでもなお「愛がない」とか「金のためにやってる」とか言われる。
しかし毎週のように行っているイベントで形式を毎回変えろというのはなかなかにブラックな要求だし、多分ユーザーの文句もそこが焦点ではない。むしろ毎回変わると「やりにくい!」とか言われそうである。

そうなるとつまり「飽きが来た頃にガワを一新する」という対策が最善策になる気がする。

そして、既存のゲームの要素を綺麗にブリコラージュして出てきたのがウマ娘なのだ。(当たり前だが、個々の要素は既存のゲームと全く同じである。昇華の仕方が上手かったのだと思う。あと時流。コロナによる鬼滅の刃ブームと相似形。)
この流れは年始あたりにclubhouseが日本でちょこっと話題になったのと似ている。

ちなみに僕自身は、数少ない知り合いの誰もやっておらず、clubhouseはやったことがない。ウィークリーオチアイで話題にされている回を見たくらいである。

clubhouseとウマ娘には、サービス自体の相似形はあまりない。
(ウマ娘はわかりやすく既存のゲームたちのブリコラージュだが、clubhouseの設計は日本において先駆しているメジャーなものがないので)

しかし、ユーザーの「ノリ」には近いものがある。
「既存のサービスに飽ききった頃に出てきた、穴をつくような・しかし気分的に遠すぎないサービス」である。

clubhouseは現在招待制というのもあり、「参加可能なコミュニティに属している」人間が概ね入りきった段階で話題性は低下した。だいたい一ヶ月くらいだろうか。

ウマ娘は招待制ではない分、拡がりは大きかったと思われる。
ここから以前プレイしていたゲームに戻るのか、ウマ娘に定着するのかどうかは、運営のさじ加減に加えていくつかの運要素がある。(競合が出てくるとか、コロナの変異とか)

とはいえ「ゲーム」というパッケージが単なる、手段としてのコミュニケーションツールでしかなくなっていく流れがある以上、ウマ娘も含め衰退は免れないだろう。どれだけの人数の生活環境化できるか問題になってくる。

個人的にはコミュニケーションツールとしてのゲームではなく、パッケージングされた作品としてのゲームの方が好きなのだが、大きな流れとして後者に回帰することはあり得るのだろうか・・・

SNS時代の今後と大きく関わりながら変化をしていくものと思うので、ウォッチは引き続けていこうと思う。

追記
まるでゲームをやっていない人のような口ぶりになったが、僕は駅メモを4年くらい、アイドルマスターミリオンライブを6年くらいやっている。
まあbotのように周回しているだけで、基本的に無感情。とはいえ好きな絵が来ると喜ぶ。感情が芽生える。単純だ・・

ちなみにウマ娘も二週間くらいプレイした。
アニメでライスシャワーのオタクになったので、ゲームでもライスシャワーをメインにしていたが、結局育成完了まで行けなかった。難しい。
マルゼンスキーのB+が最高値。シンボリルドルフの安定感。ハイッサクラバクシオンオーデス!!!
差しのウマのレースを見ていると、「これが競馬か!!!!!!!!!!!!!!」という気分になった。アレは脳内麻薬爆発する。
アイテムが尽きたので辞めてしまった。

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