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2024、初

今年もよろしくお願いします。
もはや時期はずれな気もするけど、今年初めての記事なのでちゃんとあいさつしておきたい。

ただ、あけましておめでとうございますの空気は向かいのホームやら路地裏の窓やら、どこを探しても見当たらないので流石に自重する。
こういった流行に乗るのがいささか遅い。流行と言っていいのかわからないけど。

元旦はなぜだか雲ひとつない晴天の日が多い。気がする。
今年も雲ひとつない綺麗な空だった。
去年は夜更かしをして、起きた時には太陽がちょうどてっぺんくらいにあったんだけど、今年はどういうわけか日が昇る前に起きることができたのでせっかくだから初日の出を見に行った。寒かったけどわくわくした。

そのままいつもの神社に初詣に行ったけど、なんともな時間に行ってしまったらしい。まだ動き出していない、いやたぶん一度ピークが去った後のただただ静かな神社で静かに初詣を終えた。

いつも飲んでるあま酒もこの時間では用意がなかった。まあそりゃそうか、と若干残念に思いながらおみくじを引いたら小吉だった。まあ、なんとも、という感じだ。

今年初の飲み会は高校の同級生と。
今年初観た映画はPERFECT DAYS。
今年初の読書はラランドニシダの不器用で。

何にもしたくないけど、何かはしたいっていう感じで、やりたいと思っていたことをできるだけやろうと思いながらお正月休みを過ごした。

新しい手帳に予定を書きうつして、今年もまた始まっていくんだなあ、と当たり前すぎることで物思いに耽っているうちに仕事が始まった。
年末年始って休みのようで全く休みじゃない。

長谷川家のディナーにお呼ばれして、そのまま遅めの初詣にいった。厳密には2回目の初詣だ。厳密にいえば初とは言えない気もする。
ただそれはぼくからしたら2度目というだけであって、1度目とは違う神社に行ったからそれはそれで初詣なのである。これってぼくの感想ですけど。今年はなんとなくそれらしいことを言っていこう。

2度目の初詣は完全にシーズンを過ぎていたし、夜も遅めの時間だったので誰もいなかった。それなのに照明は煌々と輝っていて、異世界にきてしまったみたいで楽しかった。

それから、どんど焼き用の梅の枝を切ったり、新年初のバンド練習をしたり、粛々と過ごしていたのだけど、見事に体調を崩した。
初めはそんなにつらくなかったのだけど、一気に熱が上がって検査をしたら見事にコロナだった。

コロナ禍が始まって3年の間、猛威を奮っている時はどうにか一度も罹患することなくかいくぐってきたのだけど、ここにきてまさかの初罹患。
はじめの方でも触れたけど、いかんせん流行に乗るのが遅いのである。ただただ苦笑。

ここ15年くらいは距離を置いていた喘息くんもここぞとばかりにひょこっと顔を出して、まるまる1週間、起きて寝ることすらままならない日々を白目を剥きながら過ごした。
身内に感染を広げなくてよかった。

体調が回復してからは怒涛。
仕事に趣味に夢中で走り回った。現在地が今どこか怪しいくらい。ほんと地に足ついてない感がずっとある。
心臓バクバクだ。
スラムダンクも今更劇場で観た。流行に乗るのが遅いのである。今年は映画館でたくさん映画を観たい。

まだ1月中なのが信じられないくらい濃密。それと同時にもう1月が終わるのが信じられないくらい時間が経つのが早く感じる。

1年が年々短く感じるようになるのは、年を重ねていくたびに相対的に「1年」の比率が小さくなるからなんだって誰かが言ってた。ジャネーの法則というらしい。たまったもんじゃねー。

今年もくだらないことやりながら、くだらないことばかり言っているうちに終わってしまうとは思うけど、楽しく過ごしていきたいとおもいます。
くだらないことがぜんぶくだらないとは限らないじゃない。

すでになかなか歯応えのあるひと月を過ごしているので、なかなか楽しそうな1年になるんじゃないかとぼんやりだけど思う。
楽しいほうがやっぱりいいよね。

それでは、また。

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