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K-PROライブの天井を見た気がした『お天道様も笑ってらァ、、!』おれたち!!!ビッグひょうきん者ライブ

「お天道様も笑ってらァ、、!」おれたち!!!ビッグひょうきん者ライブに行ってきた。
爆笑の2時間で「お笑いを生で楽しむ」醍醐味がぎゅっと詰まっていた。

今回はそもそも一般販売が30秒即完により、チケットが手に入らずで、ひとり悲しみを多方面にこぼしていたところ、前職のご縁で声をかけて頂き、急遽飛び入りで参加させていただくことになった。

詳細は以下に記しておく。
2022年6月11日(土)北沢タウンホール
開場 15:45/開演 16:00
オープニングトーク
ヤーレンズ/美容室
ランジャタイ/演歌の前口上
モグライダー/感動したい
〜存在していたはずのトークタイム〜(3者長尺すぎるネタによりカット)
ヤーレンズ/家具屋
ランジャタイ/屁こきアパオ
モグライダー/浜ちゃん結果発表
対決企画(出井vs芝/伊藤vsともしげ/楢原vs国崎)

終了は18:15頃、
15分ほどオーバー、喜びの大容量!

オープニングトーク

ライブ名は、納得の国崎さん考案。
文字列に深い意味は特段なさそうなのだが、
マーケティング業界ではよく聞く
「タイトルは30文字程度の漢字平仮名カタカナのバランス」の法則にハマっていて、心惹かれたのは間違いない。

ライブ広告のデザインを受けてランジャタイチームがデザイナーなのかなと思っていたが、
各々の登場映像を見て「まぁ〜だよな〜!」と確信に変わった。ポップで、ファンシーで、雑多でやっぱりどこか狂気。

美容の出井さんと一角獣楢原さん、そしてともしげさん、ご結婚おめでとうございます!

ネタ1本目

ジャジーな出囃子からスマートに現れるパリッとスーツのメガネ2人
初めてのヤーレンズ。出囃子がとにかくめちゃくちゃかっこよくて、
サザンor桑田さん(声色でこれだけはわかった)のなんの曲だ?!と公演後にサザン好きに尋ねた際にコンビ名の由来を知り、伏線回収された映画のような展開に感動を覚えた。

そんなテンションぶち上げのジャジーな出囃子から会場の期待がさらに高まっていく空気を感じた。
しゃべくりで勝負するアツすぎる実力、バチバチに地に足着いた現場量、この後の異端コンビたちを見るのが怖くなるくらい間違いのない出だしだった。売れた!?
YARLEN SHUFFLE〜子羊達へのレクイエム/サザンオールスターズ

君がッ!!笑うまで!!繰り返すのをやめないッ!
念願叶って生で見るランジャタイは、
大変表現に語弊がありそうなのだがなんというか体格や衣装も含めマスコット的存在で、ちいかわをながめる時に出てくる脳波と同じツボを押されているんだなと知った。
イッケ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

ガードレールを突き破るともしげさんと床叩いて嘆く芝さん
見たことあるけど見たことない、3組で唯一見たことあるネタのはずなのにもはや全然知らない展開だった。
同じネタというのが2度と出来ない、モグライダーのライヴ感は極上だ。
涙が大粒で溢れるくらい震えて酸素を探すように笑った。

ネタ2本目

一品のハンドリングとタイムキープ
ヤーレンズ2周目。楢原さんが時間が押してトークコーナーは無くなりましたと笑顔で状況を説明しつつ、何言っても爆笑になるようにセットアップされた会場でも、決して調子に乗ったり呑まれることはない。
自分たちのペースで安定したトークをきかせつつ巻きであっても完璧な着地をするヤーレンズに正統派漫才、プロとはこうであるとその喋りでそう教えてくれた。

考える事をやめても、笑いは鳴り止まないっ
ランジャタイ2本目。
国崎さんのどの挙動も、理解に努めたとて腑に落ちるものでは無いのだが、既に平常心では無い我々は国崎さんが動いているだけで、伊藤さんが悲鳴を上げるだけで、ゲラゲラ笑ってしまうのだ。集団催眠だ。

ここで個人的に新たな発見があった。国崎さんのスタンドマイクを軸にいったり来たりするあの動きに「アメトーークの(ゴールデンタイムSPでだけ見れる)エガちゃん」での既視感を蘇らせた。
ランジャタイはもとより自身の「面白い」の感性のど真ん中から線を引いた先にいたんだと1人気付いてしまっていた。

※参照 フランスのテレビ

エガちゃんの、前後の脈絡のない中継はゴールデンタイムのアメトーークの中でもピザの具のような時間。
それを10分20分と楽しめるとは、なんて贅沢な時間なんだ!と思うわけだけど、この感覚が伝わる人は果たしてどれくらいいるのだろうか。

出とちりはモグライダーにとっちゃ最高のつかみ

モグライダー2本目、トリ。
出とちった場面はK-PRO公式Twitterにて動画にも残っていたが全てはともしげさんの前では武器と化す。(ように芝さんがハンドリングしている)

ランジャタイの後のともしげさんはいっそうデカくみえて、そのデカさはピグモンだと思ったらガラモンだったっていうデカさ。

ウルトラQのガラモン全長40m ちなみにピグモンは1m

普段モグライダーを比較的身長のあるカナメストーンとよく見ているからかなんだが不思議な感じがした。

対決企画

長尺ネタ6本で締めのトークだと思っていたが
めちゃくちゃ笑い疲れた中後に企画!
大容量です。
動画で一部始終をご覧ください。(面倒になった訳ではないですからね)

出井さんvs芝さん


楢原さんvs国崎さん

伊藤さんvsともしげさん

なにより上下左右の芸人さんたちを知っているとより面白いなと実感する時間だった。

最後に

towaさんの最高にエモいビッグなひょうきん者たちを貼ってお別れにします。

6/18までは配信でもご覧いただけるみたい。明日までなので
みていない方は急げ!

会場を後にした時のお天道様も笑いすぎたのか、少し泣いていた。



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