TypeScript 入門の記録(43)プロを目指す人のためのTypeScript入門(27)配列(2)
「CircleCI で運用しているサイトの更新処理を GitHub Actions に移行したいな~。でも、『GitHub Actions とは?』とか『セルフホストランナーって何?』というところから調べないと『自分の知識が無』過ぎてツラすぎ~!」と苦悩したりしている今日この頃です。移行できたら、コネクト支援チームの活動noteの技術ネタとして書きたい~!(野望🔥)
そちらは業務時間に頑張ることにして、先週に続き、配列について学習します。
配列(2)
前回は、インデックスアクセスで配列の中身にアクセスできることを学習しました。今回は配列を操作するためのメソッドなどについて学習します。
配列の機能
配列の末尾に要素を追加する push メソッド、逆に配列の先頭に要素を追加する unshift メソッドは、配列の内容を変更するため、readonly 配列には使用できないのですね。
pushやunshiftで要素を追加する際にも、型がチェックされるので安心ですね。
このほか、対象の値が配列に含まれているかを返す includes、値が配列の何番目に存在するかを返す indexOf 、配列の一部分をコピーした新たな配列を作って返すslice、配列と別の配列を連結した新たな配列を作って返すconcat
配列の要素数が入っている lengthプロパティなど、テキストの例に従って確認しました。
この章で紹介されたメソッド以外にも多くの機能があるので、MDNのJavaScript リファレンスの「Array」も目を通しておかなくてはですね。
for~of文によるループ
for-of文は、初見でしたが、使い方は直感的で foreach と似ていると思いました。使い慣れていないので、しっかり使えるようになりたいです。
タプル型
要素数が固定された配列型をタプル型と呼び、要素数が固定されている代わりに各要素に異なる型を与えることができます。[string, number]は、0番目の要素は string型、1番目の要素は number型という配列です。
タプル型の要素の前に識別子をつけることもできるのですが、要素を取り出すためには使えないので、注意が必要だと思いました。タプル型には、読み取り専用や、オプショナルな要素を持つこともできるんですね。その他、可変長タプル型というものもあるそうです。
まとめ
オブジェクトなら識別子で対象の要素にアクセスできるので、タプル型の利点がまだわかっていませんが、こうして仕様が定義されているということは使い所があるということですよね。
前回と2回に分けて、配列の定義や要素へのアクセス方法について学習しました。他のプログラミング言語の配列と共通の部分も多かったのですが、JavaScriptならではの用法もあるので、繰り返し使って慣れていかなくてはと思いました。
今日はここまでにします。続きは、次の週末の予定です。
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