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高校演劇みたいという賛辞

僕は、中学生の頃から演劇に興味があって、

たまたま中3の時に脚本、主演、っていうのをさせてもらった。

その幸福感?みたいのをずっと持って大学生。

受験の面接を待つ間、学生ホールに貼ってある掲示物をみて、

『この学校には演劇サークルがあるんだ』

と知る。

実際そのサークルに片足突っ込んで、卒業公演はさせてもらった。

同期だけ5人でする舞台。

脚本とほぼ主演は僕。

主役は別の子だったけど。

卒展の時に2日間、サークルの本公演の後に、させてもらった。

近未来もの?

アンドロイドと人類最後の生き残りのお話。

バッドエンドかもしれない。

でもある意味ハッピーエンド。

自分の中で、演劇はそこで終わった。

達成感で涙も出た。

サークル内では、先輩はほぼ音響を使わないでいた中、

僕は大好きなバンドの音を最後の暗転に使わせてもらった。

今でも覚えている。

同期は自分も含めて5人。

いつの日か、この5人でユニットとか劇団を結成して、演劇人になりたいと、本気で思った。

それでも、みんな描く未来は違っていて。

会えなくなって10年近く。

みんな元気かな。

もしも僕がヨシオみたいに死んだら、

みんなは僕のこと思い出してくれるのかな。

いや、死ぬ予定は全くないですけどね。

あの5人は最高で、僕にとって最強だった。

卒業公演がしたい、とわがままを言って、それを叶えてくれた僕以外の4人に本当に感謝してる。

脚本、演出、全部僕で、不満もあったと思う。

それぞれの卒制で忙しかったよね。

それでも、公演できたあの二日間、僕はすごく幸せでした。

ありがとうね。






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