甦れ!

面白いことがあったので聞いてほしい。

金曜日の一限は、すごく楽しいな〜と思う授業があって、今日もるんるんで登校した。いろんな学科の人たちとわいわいディスカッションする授業で、先生がすごく朗らか。結構ゆるい授業。他者の話や世界に耳を傾けてみる時間、と認識しているんだけど、受講してる人はすごく少なく、それに反比例して時間は濃い!

今日は、将来、教育関連の仕事を目指している女の子のプレゼンがあった。内容は、ざっくり言うと絵本について。
子供の頃、どんな絵本を読んでいたか?ということを、共有し合う時間がまず合った。次に、その本のどういう部分に注目していたか?どんな部分が記憶に残っているか?を話し合った。そして、その子が、3冊の絵本を読み聞かせてくれた。とても聴きやすかった。最後に、なぜ、自分は子供の頃に、そこに注目していたのか?なぜ、記憶に残っていたのか?を話した。

自分は子供の頃、たくさんの絵本を読ませてもらっていた。購読している絵本みたいなのが合ったんだと思う。幼稚園経由で、たくさんの絵本に触れ、今も実家の本棚には、たくさんの絵本が並んでいる。はずなのに!タイトルを思い出すことができたのは、たった3冊だけだった。
それが悔しかった。内容はめちゃくちゃ覚えているのに!一緒に話したメンバーは、タイトルまで鮮明に覚えていて、子供の頃の読書体験はとても貴重なんだな〜と感じた。絵本の、擬音が好きだったという人もいれば、子供にわかりやすく、簡潔に伝えるために、見開き2ページを使いドン!とかかれた絵が苦手だった、と話す人もいた。ストーリーに注目していたんだと思う、と話す人もいた。本当かどうかわからないけど。自分は、なにち注目して読んでいたかなんて、覚えていない!!!!タイトルまで覚えていた本は、はじめてのおつかい、わかったちゃんのパンケーキ、てぶくろ。なんで?と聞かれれば、この3冊は複数回、おそらく擦り切れるほど読んでいた。はじめてのおつかいは、絵のタッチが少し怖かった。わかったちゃんは、パンケーキを焼く時に、ぷつぷつ、とか効果的な擬音が使われていたのが印象的。てぶくろは、なんでだろう?すごく覚えている。

絵本は、誰しも一度は触れたことがあるもののはず。それなのに、意外と記憶は断片的で、それが不思議だった。それなのに、一部分だけハッキリ覚えていたり、あのセリフだけ暗唱できたり。幼少期の記憶は本当に不思議だ。
絵本を読み聞かせてもらって、私は次に起こることを無意識のうちに予想してしまっていた。絵を追いかけるよりも、ストーリーを追いかけるようになっていた(映画も、ストーリーばかり追ってしまう)。絵本を純粋に楽しんでいたあの頃に、一度戻ってみたい。でもたくさんの絵本を純粋に楽しんでいたという経験があるから、今の自分はこうなのかも。絵本って面白いなー、私にはない切り口で過去を振り返る時間を与えてもらい、すごく新鮮でした。出先で寄った本屋で、まんまと絵本コーナーに30分滞在してしまった!ちなみに、読んでもらった絵本も面白かった…。短いのに、オチがわかりやすい。絵本ってかくの難しそう…。これを機に、また読もうかな。ほんとに有意義な時間だった。

取り止めがなくなったけど、絵本の話を通じて、自分のことをちょっと知れて面白かった!という話。パパママ、たくさん絵本読ませてくれてありがとう…



タイトル思い出せなかったけど、内容だけはめちゃくちゃ覚えていた絵本(親に本棚などの写真送ってもらって、判明した)

だいふくもち


これめちゃくちゃ怖くて…覚えてる。ドラえもんのバイバインみたいな感じの話です。てかまず絵が怖いでしょ。幼稚園児には怖すぎたー。

次、ほしまんま

食べた星の形や性質で、自分の形や気持ちが、変わるお話。これは、絵が綺麗だから覚えていました。カラフルで、大きさもさまざまな惑星が出てきて好きでした

以上

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