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2024-25シーズン長崎ヴェルカ    新たなアリーナで


今シーズンから長崎ヴェルカは新しいアリーナでの戦いを始める。

ブースターも様々な変化に戸惑いながら、
新しいアリーナへのワクワクを感じながらシーズンチケットの申し込みを
はじめていることでしょう。

先週行われたシーズンチケットに関する説明会は
田河さんの疲弊が如実に感じられるほどひどい質問も多かった。

全てをチームに任せるのではなく、チームが発信してくれている情報を精査し、自分にとって不足している情報は何なのかを正確に考える力を
あげていかないといけないなと改めて感じた。


と、前置きはこれくらいにしておいて、
いよいよ来週の金曜日からは継続した多くのヴェルカブースターが
席取り合戦に参戦することでしょう。

アリーナの写真も公式から少しずつ出ていることもあり、
あくまで個人的所感ではあるけれど、
新しいアリーナで座席を選ぶにあたっての考察をしていこうと思う。

1Fレベルについては昨年までとレイアウトの大きな変化はなし。
ゴール下の3列目の追加、ベンチ裏・ゴール向かいの座席数が若干数
変わっていることはすでに周知のとおり。
昨年やや問題となっていた音響(スピーカー)については吊り物での対応が
予想されるため大きく改善が見込まれる。

エキサイティングヴェルカの見切れ席も
24-25シーズンはどうやらなくなりそうな予感。
(昨年に比べてゴールとエキサイティングヴェルカ席の距離が
遠くなるから????)


ということで1Fを選択された方はホームアウェイが逆になっていることを
要注意したうえで座席の確定をしていきましょう!


そして、僕が一番気になっているのは2F

2Fレベルの動線が非常にタイトに作られているのではないかという
印象を持っている。

MINAMIHARA LED様HPより引用
アリーナかぶとがにの写真
NCC長崎文化放送様HPより引用
ハピネスアリーナ

これまで2F入口から入って2F通路を通り
エキサイティングヴェルカ席を経由して1Fへ降りる
という方も多かったはず

今回公開された映像を見る限り、同じような動線は作られていないため
別のルートを使用することになるだろう。

ただし、先日の説明会でもあった通り入口は2Fのみ。
(VIPを除く)ほぼ全てのお客様が2Fから入り、
1F,2Fの座席へと向かう。

MINAMIHARA LED様HPより引用
アリーナかぶとがにの写真

改めて昨シーズンまでのメインアリーナの写真を見てみる。

2Fの1列目は2Fの客通路より前にある。
2列目以降に関してもBOXシートとなっていた部分が
人の身長ほどあり、その上に座席が作られているため
観客が通ることで視界が大きくさえぎられるといった事象は
あまり発生しなかったのではないだろうか。

では、ハピアリはどうだろう。

NCC長崎文化放送様HPより引用
ハピネスアリーナ

この映像を見る限りではあるが、
2F席の1列目は最前列に敷かれているもののその前に大きな通路が見える。
また、2Fの各入口が1列目より前の通路に出るような動線になっている。

ここが非常にネックになるのではないかと予想をしている。

何言ってんだこいつ。という方のために
2Fを縦にザクっと切って横から見たイメージ図で追加説明。

横から見たアリーナかぶとがに2F
横から見たハピネスアリーナ2F


非常に稚拙な絵なので申し訳ないが、
通路を通る人によって視界を遮られることが非常に多くなると思われる。

全体的に縦通路は非常に多く確保されているように見えるが、
上記説明の1列目に限らず、入り口の階段真上も縦通路を上がっていく人
で視界がかなりさせぎられる可能性があることを頭に入れたうえで
座席の確保をしていくことが重要になるかと思う。

加えて。1ブロック20~30席近くある部分があり真ん中になると、
サイドから出ていくのがかなり大変になる可能性がある。
通路幅は実際にアリーナ運営が始まった際に実測してみたい。


参考までに近年竣工したアリーナを見てみたい。

沖縄アリーナ(沖縄観光情報WEB様HPより引用)
各階の入口は全体の中央に配置され入口横1列目は階段あり
拡大図


SAGAアリーナ(月間事業構想様HPより引用)
2Fレベルの入り口は真ん中に確保され、階段を上がって後方座席が配置されている


今季はシーチケの数を抑制し、ヴェルカをまだ見たことがないライト層の確保にもチームは力を入れようとしている。そうすると必然的にアリーナの構造を知らない人もたくさん来るだろうし、グルメ等も充実するのであれば試合中も観客の移動は増えることが予想される。

長く誰もが熱狂できるアリーナとなり、
長崎ヴェルカがCSを優勝するその時までこのアリーナを見守っていきたい。
24-25シーズンは運営も含めて非常に難しくなることも多くなるはず。
そんな時、新しいシーズンだからよりよくしていくために
みんなで協力しよう。そんな穏やかな気持ちをもって長崎ヴェルカに接していくことでより良いアリーナが作られていくはず。

歴史は浅いけれど長くヴェルカを愛してきた皆さんは
そんな寛大な心を持った人たちが多いなと
なかなかホーム戦に行けなかった僕は思っています。


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