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雨に濡れるのが好きな話

中学生の頃、どう考えても雨降るだろって日に傘を持たずに学校に行き、雨に濡れながら帰るのが趣味でした。

雷とか台風でワクワクするタイプですし、雨風が強くて学校休みになった日は外に出たくて窓に張り付いていました。(言い過ぎ)

今年の梅雨は長かったけど台風少なかったよね。久々に台風が来たせいかさっき強めの雨が降ってきたものだから外に出たくなりまして…最初外出た時は雨弱くなってしまいましたが、もう一度強く降ったタイミングで外に出てびったびたに濡れてきました。

雨水が顔の上を伝っていくのとか、長い髪から水が滴るのとか、Tシャツが肌に張り付くのとか、濡れた肌同士が滑るのとか、指先が冷えてくのとか。そういうのが妙に好きですよね。

なんで雨に濡れるのが好きなのか考えたんですけど、手軽に可哀想な自分になれるからなのかな〜という所に落ち着きました。土砂降りの中に突っ立ってたらだんだん惨めな気持ちになってきて、こんなずぶ濡れになって、私ってなんて可哀想なんだろう…って落ち込めるのが気持ちいいのかもしれないと思いました。結局悲劇のヒロインぶったり自分に酔ったりって楽しいんでしょうね。難しいことは分からないんですけどね。あとは変な奴だなって思われるのが好きなのもあると思います。拗らせてるので(?)…でも、“俺って変わってるんだよね〜”みたいなこと言うの滑ってる気がしてならないのであんまり言いたくないですよね。

おまけですが、雨に濡れるとシャワーやお風呂のありがたみが良いです。冷たくされた後に温かくされるの、良くないですか?DV男にハマったらやばいかも…とシャワーを浴びながら考えました。

更におまけですが、満足して家に入ったら父と鉢合わせしてしまい、驚きとドン引きが混ざった顔で“何してんの…………”と言われました。

(台風危ないのに不謹慎だったかなと不安になってきました。西の民の無事を願っています。)
おしまいです。

何卒〜