2023.07.17.恵比寿LIQUIDROOM

フロアで爆泣き成人女性爆誕記念日です。
そこそこ本気で泣きました。

ライブをみて泣いたの本当に数年ぶりです
大人なので泣きそうでも泣かないって事が
出来たはずなんですけど
なんか今回は無理でした。
シラフです。

LACCO TOWERというバンドの
ライブを観てきました。

LACCO TOWERは高校の時の友達が
教えてくれたバンド。
高校卒業も意識する頃。
友達が化学室で「新曲のMVでたの、みてほしい」って
「薄紅」という曲のMVをみせてくれたのが
ハマったきっかけ。
(たしか自習だったんだはず、普段はちゃんと授業受けてたよ。先生が、噂では博士号持ちのおじいちゃん先生で本人の頭良すぎて授業何言ってるか分かんなかったからテストで本気で解いた上で3点とったことある。余談でした。)

しのぶの歌詞フェチを開花させたの
たぶんLACCO TOWERです。
日本語がとても綺麗なんだ。

1曲聴いて、
本を1冊読んだような、
そんな気持ちになる。

それと、
今は少しできるようになったけど
少し前までは自分の気持ちを整理して
誰かに伝えるのが苦手で
今ですら言語化するのが難しいモヤモヤした感情を
当時は自分でどう処理していいのかわかんなくて
何に対してか分からないイライラとか
不満を抱えてただ生きてるってだけの時
LACCO TOWERの曲が代わりに言ってくれてた。
しのぶが勝手にそう思ってるだけだけど
言葉にならない、出来ない、したくない
そんな感情を代わりに歌ってくれたことで
若かりししのぶはとても支えられたわけですの。

曲はずっと聴いてたけどライブに行くのは数年ぶりで、
島を出る事で友達とバイバイする寂しさとか、
ばーちゃんと喧嘩したイライラとか、
失恋して傷心してる時とか、
なんもかんも上手くいかんくて人生辞めたくなる時とか
理不尽にぶち当たって頭ん中ぐるぐるしてる時とか
LACCO TOWERの曲聴いてたな、と
ライブみながらここ数年を振り返ってました。
特に10代後半から20代始めにかけての記憶が
どぅぉわーっと。

これは個人的沸いたとこなんですけど

「蛍」という曲が好きで、
この曲は世界がとても綺麗で儚くて切なくて
最初に話した、
1曲聴いて小説を1冊読んだ気持ちになる曲。
こういうこと。

「青年」という曲も好きで、
これは「努力報われねぇー!!!!」とか
「人生って何、生きがいって何、
リセットボタンほしー!」って
自暴自棄になりそうな時にいつも聴きます。

ついこの間も聴いた。
いつも元気っぽいいしがきでも
たまにはありますそういう日。

バンド解散してバイトしながら
ただの人間してた時とか、
9Dayz加入して、遊びから本気になって
アイドルっていう仕事の難しさとか
実力不足に絶望した時とか、
しのぶは精一杯頑張っても何も変わらない現状とか
理解されない苦しさとか

そういうのが重なったり、
一撃がでかかったり、
あーー!ってなる時に聴く曲。

まぁどっちかだけでも聴けたらラッキー♩
って思ってたらなんと、
聴けました。どっちも。まじ?夢じゃないよね?

蛍、泣いたァ、、、
勝手に歌詞の物語の主人公に感情移入して
切なく苦しくなった。
vo.松川ケイスケさんの歌い方が泣かせにきよる。
表現力おばけすぎる好きボーカリストです。
1サビで目うるうる。2Aで泣いた。

蛍聴けた時点で泣いてるのに
MC挟んで
青年なんです。

好き曲2曲がセトリで並んでるんです。
これが私信ってやつか。

MC中に引っ込んだ涙が
イントロでまた出てきた。
MC中に歌詞の一節出てたから「もしや?」って
思ったらまじできた、頭抱えながら泣いた。
(どのアーティストでもそうなんだけど
好き曲始まると頭抱える癖ある)
そっからずっとポロポロ泣いてて
ラスサビでステージ見れんくらい号泣。
ちゃんと見てほしいですしのぶちゃん。
ラスサビの記憶がまぶたの裏なのよ。

すごく、しのぶ的にすごくアツい部分はそこだったけど

ライブ全体通してすごく、すごく素敵だった。
コロナ禍云々以外にも色んな壁というか
戦いというかがあったのをSNS上で拝見してたので
今回のイベントタイトル「独想復活祭」
本当にかっこいい復活を
目撃出来た事が嬉しかった。
LACCO TOWERが作る音とか言葉とか空間とか世界とか過去とか未来とかが好きです。
今までも思ってたのを改めて思った。

終演後、
好きを観たり聴いたりするのって
こういう気持ちだったよな、と。
オタク、
こういう気持ちで
9Dayzみにきてくれて
この曲好きって言ってくれて
ライブ観てくれて
話してくれてるのかな、と。
9月の大阪・東京ワンマン
一日の終わりにみんなが今のしのぶと同じ気持ちになって欲しい。
寝る前に思い出して幸せと思って寝て欲しい。
この余韻でもうしばらく生きれるなって思って欲しい。
とか色々考えながら
ぷらぷら歩いて恵比寿周辺の喫煙所探しました。
駅前にあるんかい、早く言って?

1人のファンとして楽しんだし、
音楽人としてたくさん学んだし、
頭フル回転で観てたり
ただただ楽しんだり
聴き入ったり
泣いたり
良い意味で感情がぐちゃぐちゃになったけど
落ち着いて整理すると残った気持ちは
明日のライブ、頑張ろう。
その次のライブも頑張ろう。
次の次のライブも。
LACCO TOWERがしのぶに持たせてくれた気持ちを
しのぶが誰かに持たせられるようになりたい。でした

きっとずっと聴き続けて憧れ続けるバンドへの
愛が暴走した日記。

感無量。生きよう〜。

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