無題

夏、得意じゃないと言ってるくせに
概念としての夏が好きだったりするんですよね。

「夏っぽい」に属するものは結構好きで、
海とか花火とか浴衣とか積乱雲とか
夏曲の昼間のコントラスト高めな世界とか
夜の少しザラついた世界とか
記憶としての夏の少し温度が下がった感じとか。

先日、休みの日にあまり時計を見ないので
適当なタイミングでふらっと散歩に出たら
丁度17時だったらしく、
「遠き山に日は落ちて」が街に流れてたんです。
イヤホン外してみたら
蝉が鳴いてて、道行く人の足音も聞こえて
遠くで自転車のブレーキ音が聞こえて、
子供の声もうっすらあって、
素で「平和〜〜」って声に出てました。
あの瞬間は竹富島くらい時間がゆっくりだった。
(誰がわかんねんその表現)

特に言いたいことがある訳じゃないです。
平和な休日を過ごしました、って話。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?