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【ポケモンSV_構築記事】3Wメガネ鬼火ドラパ+神速竜舞カイリュー

自分の中でシリーズ1では中々納得する構築を作れて、満足したので構築記事として置いておきます。

【構築紹介】

https://pokepast.es/889e58a29690a68c


カバルドン @ オボンのみ

テラスタイプ:くさ
とくせい:すなおこし
せいかく:わんぱく
215(252)-132-173(156+)-79-105(100)-67
じしん こおりのキバ ステルスロック あくび

ドラパルト @ こだわりメガネ
テラスタイプ:ほのお
とくせい:クリアボディ
せいかく:ひかえめ
175(92)-112-96(4)-152(148+)-111(124)-180(140)
りゅうせいぐん シャドーボール だいもんじ おにび

ドドゲザン @ ふうせん
テラスタイプ:フェアリー
とくせい:まけんき
せいかく:いじっぱり
195(156)-205(252+)-141(4)-72-115(84)-72(12)
ふいうち アイアンヘッド ドゲザン ハサミギロチン

カイリュー @ たべのこし
テラスタイプ:ノーマル
とくせい:マルチスケイル
せいかく:いじっぱり
193(212)-198(204+)-116(4)-108-121(4)-111(84)
しんそく じしん りゅうのまい はねやすめ

コノヨザル @ おんみつマント
テラスタイプ:ほのお
とくせい:まけんき
せいかく:しんちょう
212(212)-138(20)-121(164)-63-126(36+)-120(76)
ふんどのこぶし ドレインパンチ がんせきふうじ ちょうはつ

サーフゴー @ こだわりスカーフ
テラスタイプ:はがね
とくせい:おうごんのからだ
せいかく:おくびょう
162-58-115-185(252)-112(4)-149(252+)
(こうげき個体値0)
シャドーボール ゴールドラッシュ きあいだま トリック

【構築経緯・コンセプト】

特にコンセプトと呼べるほどの考えは無いのだが、基本的な構築の組み方として、「初手対面で数的不利を背負わない」・「テラスタルを前提にした技構成にしない」というのを意識してポケモンを選択している。

初手対面で非常に出し負けの少ない「Dに厚めなドラパルト」を主軸に考えた時に、もっとも嫌な展開がドラパルトミラーで、引き先として機能する「ドドゲザン」を次に採用。

ドドゲザンと相性が良く、もう一枚の主軸として「カイリュー」を採用。ここまでが構築の主軸であり、カイリューが不利対面となる氷・妖の引き先になれる「サーフゴー」を採用。

残り2枠に求めることとして、キョジオーン+ドオーの並び、ウルガモス、セグレイブなどに対して安定する初手が存在していないので、「コノヨザル@おんみつマント」を採用。

最後の1枠はクッション性能の高いポケモンが必要で、カイリューと合わせた時にステルスロックが必要な場面が散見されたので「カバルドン」を採用して、構築が完成した。


【個別紹介】

・カバルドン

メタられやすいので、基本的にあまり先発に投げたくはないが、初期構想で入っていた「てんねんヘイラッシャ@カゴ」に比べると役割が明確で、主に物理アタッカーのクッションとして優秀。

過去世代に比べると評価は落ちるが、やはり相手のテラスタルを無視して行動しやすいのは他のポケモンには無い強みで、最終的にはこのポケモンに落ち着いた。

2Wオボンの理由として「ふきとばし」を採用しても、ふうせんor飛行テラスタルサーフゴー・やるきコノヨザルに対しては問題解決にならないと感じたので、そこを諦めて素直に範囲を広げて起点回避を狙った。

じしん1Wのメンタルハーブなども試したが、やはり腐りやすく、素直に範囲を広げて最低限戦えるようにしたが、ラムの実じゃんけんが起こりやすいので注意。使用感としては2Wのが圧倒的に動きやすい。

配分意図・ダメージ計算

・A182ガブリアスの鉢巻じしんを2耐え(41.9%~49.4%)

・C167ドラパルトの眼鏡りゅうせいぐんを確定耐え(81.4%~96.3%)

・A189鉢巻ドラパルトのドラゴンアローを超高乱数×2以外耐え(42.8%~51.2%)


・ドラパルト

追記:物理→特殊ドラパに再度変更(物理型も後日投稿する)

初期構想からもっとも型に悩んだポケモンで、最終的には「おにび」を採用した型が安定感と生存率が高く、非常に好感触だった。徐々に動きづらくなった印象だが、やはりすばやさは正義。

特にブラッキー・ドドゲザンなどを後投げされやすく、ミミッキュなどの先制技持ちにも縛られやすいので非常に扱いが繊細だが、逆手に取れば相手の動きが読みやすく、扱いとしては過去世代のメガゲンガーを彷彿とした。

Dを厚めに振っていて、耐久ラインとしてメジャーなスカーフ持ちのサーフゴー・サザンドラなどの攻撃を耐える程度なので、初手として動きやすかったが、そこまで火力は無いので耐久ポケモンの崩しが出来ないのがネックだった。

持ち物に関しては、特殊運用だと火力が足りないので結果的に「こだわりメガネ」を持たせることにした。これによりカイリューで相手するのが面倒な妖テラスラウドボーン・ヘイラッシャなどに速攻火力で落としに行けるようになった。

打ち分けしたい場面も多いが、今の耐久ラインで「のろいのお札」を採用する場合は、ゲンガー抜きを捨て最速ガブリアス抜きまで落とすため今回はスルー。

テラスタルは「ほのお」がもっとも使用感が良かったので、そのままだが、特に問題は無かったので、ほのおを推奨。特性に関しても岩石封じなどがイヤなのと物理とのミスリードを狙うため「クリアボディ」を推奨。

配分意図・ダメージ計算

・H162-115サーフゴーをC152眼鏡シャドーボールで確定1発

・H211-D95妖ラウドボーンをC152眼鏡シャドーボールで確定2発(51.7%~61.2%)

・H257-D85ヘイラッシャをC152眼鏡シャドーボールで約8割の乱数2発(47.1%~56.1%)

・C177サザンドラの悪の波動を確定耐え(83.5%~99.5%)

・C178ラウドボーンのフェアリーテラバーストを確定耐え(83.5%~99.5%)

・C182ゲンガーのシャドーボールを15/16耐え(85.8%~100.6%)

・C185サーフゴーのシャドーボールを14/16で耐え

・S-最速ゲンガー+1

https://poke-ryon.hatenablog.com/entry/2023/01/05/203610


・ドドゲザン

かなり扱いが難しいポケモン。当初想定していたサーフゴー・ドラパルトの処理は「ふいうち」が絡むため基本的に安定しないので、それらを縛れるくろいメガネではなく「ふうせん」での採用とした。

「ふうせん」にしたことで初手のガブリアス・カイリューなどに若干強気に立ち回れるが、あくまで格闘技を切って動くポケモンなのが気になる点ではあるものの、以前よりも格段に動きやすくなった。

鬼火・電磁波などを被弾しやすいポケモンであり、この構築でやや苦手とするドオー・ブラッキー・カバルドンに対しても有効的な「ハサミギロチン」を採用した。ふうせんと相性が良く、崩せる幅が広がるので結果として正解だと感じる。

技構成に関してはほぼ完成されていて、唯一変えれる枠であるドゲザンも一致技・回避バトンなどに刺さる技なので役割がある。特性に関しては引き先としても想定しているため、シャドーボール・威嚇などの被弾で発動する「まけんき」を推奨。

ふうせんを持たせている以外は至って普通の構成・配分なので、特に言うことは無いが、立ち回りはやや難しく、初手出し以外の「ふうせん」を前提にした動きを極力しないようにすべき。

配分意図・ダメージ計算

・A-162-115サーフゴーをA205不意打ちで4/16で落とせる(86.5%~103.8%)

・S-無振り50族+2(4振りマリルリ・ドドゲザン意識)


・カイリュー

普通に強い。前期最終2位のシグマさんのカイリューそのままなので、特に語ることは無いのだが、カイリューに対しての印象として「ノーマルテラスしんそくが雑に強い」という印象そのままだった。

強いて言えば、積みと相性の悪いラウドボーン・ヘイラッシャの処理が面倒なので、それらをもう1枚のエースであるドラパルトに任せたいのだが、いかんせんカツカツなので安定はしなかった。

素の神速でもマスカーニャなどはそこそこ削れるのが強く、持ち物に関してもたべのこし以外は微妙だった。相手がそれなりに対策しても結局シンプルな火力で上回れるのが強い点。

ドラパルト・ミミッキュ・てんねん組は相手にするのが面倒だが、その場合はドドゲザン・コノヨザルなどが動きやすくなるので、そこも含めて完成されているとは感じた。

配分意図・ダメージ計算

H…16n+1
HD…臆病サザンドラの眼鏡流星群を確定耐え
A…11n
S…+1で最速サザンドラ抜きhttps://shigumaaa.hatenablog.com/entry/2023/01/06/194112


・コノヨザル

前述したように「キョジオーン+ドオー+アーマーガア」のような並びに対して、イージーウィンを狙いやすいので「おんみつマント」での採用。

ドラパルト・ガブリアスなどを初手に誘いやすいのが難点で、どちらにも火力・搦め手で押し切られやすいが、ふんどのこぶしのおかげで殴られにくいのでカバルドン・ドドゲザンが動きやすくなる。

ふんど/ドレパンに関しては確定で、構築的にウルガモスを誘うので「じならし」ではなく、「がんせきふうじ」の採用、ドオー・ヘイラッシャ・アーマーガアに対して強気に動かせる「ちょうはつ」の採用で安定。

クエスパトラなども候補だったが、ドオーが悪テラスタルだと安定しない点と汎用性の低さを感じていた時に、コノヨザル@おんみつマントに「ちょうはつ」を採用すれば、汎用性を損なわずに崩せると感じた。

使用感として、ちょうはつを採用した関係上でもう少しすばやさラインを伸ばしたいと感じたが、削れる部分が存在しないので仕方なくそのまま使用した。ちなみに、配分はバンビーさんのコノヨザルをそのまま拝借している。

特性に関しては、対面だとちょうはつを打った時点でカバルドンが止まるし、後投げだと胞子・あくびはサーフゴーで無効化されるので素直に「まけんき」で良いと感じた。

配分意図・ダメージ計算

・A189鉢巻ドラパルトの竜テラスタルドラゴンアローを確定耐え

・C167眼鏡ドラパルトのシャドーボールを高乱数耐え

・岩石封じで最速ゲンガー抜き

https://www.youtube.com/watch?v=OeWCb7j-2X4


・サーフゴー

素直にスカーフサーフゴー。極振りはこの構築でコイツだけ。80族抜きまですばやさを落として残りHでも良いが、別に具体的な調整先が見当たらないので、ミラーで有利な最速を選択。

普通なので特に言うことは無いが、競合するスカーフミミッキュとの違いとして、「おうごんのからだ」とタイプ補完の優秀さを含め、後出しのしやすさが段違いで、相手側だけが頭を悩ませるのがシンプルに強い。

タイプ・特性・技に恵まれているが、ちゃんとしているプレイヤーには負けやすいポケモンなので扱いが難しく、スカーフトリックをする場合は裏で詰め筋を作っていないと逆に全抜きされる事がある。

実質的な構築の固定枠は、ドラパルト・カイリュー・サーフゴーの3体でそれ以外は補完枠だと考えていて、それだけ単体性能が高いポケモン。

テラスタルは恐らく「ひこう」がベターだが、正直今までこいつにテラスタルを切ったことが無いので、よく分からない。

配分意図・ダメージ計算

CS→ミラーを意識して極振り それ以外は特になし


【選出・キツい相手・総括】

・選出パターンは「刺さっているポケモン+クッション+スカーフ枠or神速カイリュー」というのが分かりやすい勝ちパターン。

例えば、コノヨザルが刺さる場合は初手に出して、裏にドドゲザンorカバルドンの誤魔化しクッション、カイリューorサーフゴーという出し方をする。

特に思いつかない場合はドラパルト+ドドゲザン+カイリューorサーフゴーが体感として多い印象。

・キツい相手は何度か話したが、マリルリ、ブラッキー、ミミッキュ、ラウドボーンは困りやすい。単純に技の一貫or崩せないのがキツくて、範囲の広さだけで言うとマスカーニャもダルい。

・総括としては、満足の行く構築を組めたと思っているので、特に無いです。思ったよりも面白かったので、今後もやっていきたいです。2月も頑張りましょう。



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