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【ポケモンSV】バシャーモバトン+みずオーガポン

今回は新環境ということで、バシャーモから枢軸的に考えた。もっとも強く扱えるのは明らかに「みずオーガポン」であると感じたので、とりあえずそこから組み始めた。

どちらかと言えば「単体考察」ではなく、並びの紹介に近いのだろうか。記事としては簡易的にはなるが、とりあえずの成果報告として書き記す。また、製作者ではないが、「バトメモ」という有用なアプリを広めるためでもある。


バシャーモ

・ビルドアップ+バトンタッチが分かりやすく強い。最初に確保するべきは「Sライン」であり、技としては「まもる・ビルドアップ・バトンタッチ」は確定。持ち物は耐久指数を高める「オボンのみ・タラプのみ」から選択、今回はとりあえず「タラプのみ」を採用。

・1加速のすばやさ上昇ラインで見るべきだと感じたので、最速102族を超える程度で考えた。結果的に面倒な「最速テツノイサハ・準速トドロクツキ」+1に落ち着いた。

・次にHBDラインだが、ここに関しては論述するのが非常に難しい。もっとも耐久値が高くなるラインは180-121-96だと思っているが、今回はすばやさの兼ね合いと妥協案として177-122-96としている。恐らくツール側のバグでD実数値が1高くなっている。

・ここまで明確化するべきことは、相手側の攻撃を「受けること」が前提のテラスタルは現状あまり評価されていないこと。逆に言えば「加速バトンギミック」では数値のゴリ押しが通りやすいため、そこまで気にする必要性が無い。

・簡潔にまとめると、バトンギミックでもっとも警戒するべきは「急所・吠える・身代わり」などの不確定要素である。それはテラスタルとは関わり合いが少ないため、今作でサポートするべきは「両壁・置き土産・状態異常」ではない気がしている。SVでは物理火力に偏重しているが、もっとも警戒するべきはタイプ受けが難しいこと。

・端的に言えば「崩し枠」で積み技を通す必要性がそこまで多くない。ドレイン系・要塞化で完全に詰ませる場合があり、どちらも今作では圧縮化することが難しい。バシャーモの優位点はそれらを2枠ほどに圧縮できること。問題点は「バトン先が少ないこと」である。

みずオーガポン

・みずオーガポンはバトン先として求められることをオールクリアしている。要塞化・ドレイン・特殊方面のケアのすべてにおいて最高峰と言わざるを得ない。回復効率と身代わり効率を重視するためにHPは4n、S169は最速101族+1にしている。物理方面のドレイン効率が悪いため、今まで評価が不安定ではあるのだがビルドバトンと合わせることで不透明な部分がすべて消えたように思える。

・基本的に準伝説・パラドックス対策としてもっとも上位に存在している。もっとも苦手としている「テツノドクガ・テツノツツミ・パオジアン」に対しての耐性も非常に高くなる。今期は「あくび・でんじは」などが蔓延していたので、耐性を高める意味でも「身代わり・やどりぎのタネ」を採用。個人的には「やどりぎのタネ」は選択枠であり、現状は評価が難しい。どれほどバトン軸に寄せるかで変わるのだが、単体性能が飛躍的に上がるので採用しておくとお得感がある。

・ガチグマ・ラティアスなどの瞑想の採用率が高いポケモンに対して手詰まりになりがちなので、個人的には2W採用でいいと思われる。なんだかんだ早い身代わり使いが強い。


雑感として今までポケモンには改造・チート・マイコンなどが蔓延していた。それはORAS時代から明確化されていたのだが、剣盾〜SVはそれが巧妙化してきた。その上でデバッガーとして2014年あたりから活動をしていた。それはスマブラX〜スマブラSPでもほぼ同じような活動をしていて、個人でもCFW化・乱数調整などグレーゾーンと言われるものをすべて潰してきたと自負している。

現状を見ていても、10年前と比べてかなり良くなってきている。逆に言えば10年間はおおよそ「デバッガー」と言われる活動に費やしていた部分は少なからずある。ここ3年はグレーゾーン・ブラックゾーンに手を出さず、95%以上は正規・バニラプレイからグリッチノーズ(グリッチノイズ)を消していた。専門的な話をすると、Qiita・GitHub・Greasy forkなどの拡張機能・外部ツールなどを含めて相当な数を潰してきた。逆に言えば通常プレイをするだけでも、このようにチートツール・外部ツールなどを簡単に潰せるが常に危険が伴う。ゲームの安全性と経済効果が軽視されすぎているのもあるし、グレーがどこにあるか分からないのも多々ある。

2024年現在では全体的にそれらは違法扱いになっていて、blender・UNITY XD・immersionなどが良質なものになり、開発陣が非難されることが少なくなることが予想される。個人的な見解では、これ以上は危険性が高いためそこまで関わらないが、いわゆる「ブリューナク・ホリックワーカー」に相当する活動をしてきたと自負しているため、それ以上に進むことはしない。色々とお疲れ様でした。

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