【ポケモンSV】未来パラドックスポケモン大考察編【考察せぇへんか?】

ちなみに、これが私のシリーズ2開始時点でのTierListです。環境初期ということを含めて、考察記事として参考にしていただきたいです。


・テツノワダチ

ドンファンのパラドックス。耐久ライン・すばやさ・タイプは非常に優秀で、構成としても一致技+ステルスロックなどで完成しているし、正直それ以上でもそれ以下でもない。

物理技として「じしん・アイアンヘッド・ボディプレス・がんせきふうじ・がむしゃら」など、特殊技として「ボルトチェンジ、てっていこうせん」など、補助技として「ステルスロック・てっぺき」などがある。

ただ、起点回避技が薄い、アタッカーとしてA112は心許ない、積み技がてっぺき以外に無い点が非常に気になる。ステルスロックが撒きたい時に選ぶポケモンというよりも、タイプやすばやさで補完として入ってくる枠というイメージ。だが、ステロ撒きならば環境的に古代ポケモンの「スナノケガワ」を選択する場合が多そうだ。


・テツノツツミ

デリバードのパラドックス。余談だがデリバードの合計種族値が330に対して、ツツミは570で、HDが低い以外は無駄が少ない。似ても似つかない魔改造ポケモンで、下馬評として私自身も環境のトップクラスだと考察していたが、現在ではやや評価に困っている。

強みは「等倍範囲の広さ、初手性能の高さ、S136」。パルデア環境では、マルマイン→ドラパルトに次ぐ3番目のすばやさラインということもあり、タスキを持たせれば基本的に1回以上は行動しながら、自分側だけが優位に動けるのが強みだと考えている。

ただ、C124という絶妙なライン、まともな水技であるメインウェポン「ハイドロポンプ」の安定感の無さが不安材料になり、素直なアタッカーだけでは厳しいが、S1のガブリアスと同じような理由でTier1に居座り続ける可能性が高い。

テツノツツミに「クイックターン」で対面操作されるとイヤだったので、タスキアタッカー・スカーフクイックターン。みがわりアンコなど初手対面で有利だった時の強みは健在。そして、一貫性を嫌がる相手のテラスタルを誘発しやすい点は優秀。

物理技は「クイックターン・とんぼがえり」など、特殊技は「ハイドロポンプ・れいとうビーム・フリーズドライ・うずしお」など、補助技は「アンコール・ちょうはつ」など。


・テツノカイナ

ハリテヤマのパラドックス。物理方面はヘイラッシャと同程度の打たれ強さがあり、「でんき・かくとう」の範囲は殴るタイプとして非常に噛み合っているが、受ける場合は格闘が足を引っ張る場面が多い。

シリーズ2開始前はそこまで評価していなかったが、カタログスペックだけを見た時に、主に物理方面に対しての打ち合いが強すぎて、猫騙し+インファイト・雷パンチを打つと全盛期ローブシンを彷彿とさせるパワーを感じる。

ただ、特殊方面に関しては厳しい場面が多く、特にハバタクカミ・ドラパルトなどに無効化されると厄介。ADベースのとつげきチョッキとかでも、ハバタクカミのムーンフォースが相当痛かったはずなので、ケアできる動きが出来れば評価はもっと高くなるはず。

物理技は「ねこだまし・インファイト・ドレインパンチ・雷パンチ・ワイルドボルト・じしん・ヘビーボンバー・れいとうパンチ・じゃれつく」など、補助技は「つるぎのまい・はらだいこ」など。


・テツノコウベ

サザンドラのパラドックス。種族値はほぼS98→S108にしたサザンドラだが、相違点として補助技が貧弱で、近年のサザンドラの強みである「わるだくみ・でんじは・ステルスロック」などを、ごそっと抜き取られており、積み技は「ふるいたてる」だけという格好になっている。

C122-S108で特殊の攻撃範囲は一致技である「あくのはどう・エアスラッシュ」で上振れを期待できる。サブウェポンとしては「ラスターカノン・かえんほうしゃ・10万ボルト」等で範囲は広い。

パルデアにはまだ存在しないが、同じくあく・ひこう特殊のガラルファイアーに比べると、単純なアタッカー性能としてはやや見劣りするが、差別化という点では範囲の広さとすばやさラインで決して劣化とは言えない。

S108からの眼鏡エアスラ・悪の波動など上から怯みゲーを押し付けるにしても、環境的に同期が速すぎるため、中々成立しにくい。あくまで相対的に弱く見えるだけで、有利対面を作れた時の圧力はそれなりにあるはず。


・テツノドクガ

ウルガモスのパラドックス。種族値はほぼ同じだが、Sラインが100→110なのが大きな違いだろうか。相違点として「ちょうのまい・おにび」などが無いため、ウルガモスよりアタッカー寄りな印象を受ける。

ただ、「ほのおのまい・アシッドボム・きんぞくおん・こうそくいどう」などの放置できない性能は据え置き。じめんが4倍弱点で、従来のウルガモスよりも過去世代のウツロイド等に近い性能を感じる。

半減タイプが優秀なので、後出しからスカーフほのおのまい・ヘドロウェーブなどで縛れると綺麗だが、ややステルスロックが欲しいか。スカーフ型の場合は余った枠にどくびし等も検討枠。


・テツノイバラ

バンギラスのパラドックス。種族値はS61→S72以外はやや落ちているが、それでも高い部類。個人的にはパラドックスの中ではデザインがもっとも悪いと感じる。

まず、バンギラスの強みである半減タイプの多さが失われ、砂嵐のD上昇も無い。メジャーなじめんが4倍で、補助・アタッカーとして中途半端で、一致技どちらも火力が低いor不安定なのも弱い。

もし使うなら風船を持たせて竜舞3Wのアタッカーしか無い気がする。A134-S72と起点作成の相性が悪いし、D方面も砂が無いため柔らかく、サイクルも不向きだし、技の範囲も狭い。色違いは良い、それだけ。

・テツノブジン

エルレイドのパラドックス。Dを削って両刀寄りにしたメガエルレイドのようなデザインで、物理・特殊どちらも技に恵まれ、補助技にも富んでいるが、Dが60とやや低めなので、器用貧乏になりがち。

物理は「ソウルクラッシュ・インファイト・ドレインパンチ・はたきおとす」など、特殊は「はどうだん・ムーンフォース・シャドーボール」など、補助技は「みちづれ・トリック・アンコール・かなしばり」など。

個人的に単体で使うならば、タスキ・スカーフなどで道連れ・トリックなどを採用した型がもっとも強力だと思う。残念ながら、クォークチャージを使うほどの性能ではないが、活躍はできるはず。

構築単位で考えた場合、フワライドバトンなどを経由したアシストパワー型を提唱したい。クエスパトラに比べるとテラスタルの必要性が薄く、あくタイプへの打点の高さが魅力的。

「アシストパワー/身代わり/瞑想」まで確定させると、自動的にはどうだんorムーンフォース辺りとの選択になる。最大威力380で不一致でも火力はあるし、今のところ考えてるのは私以外に存在しないはず。

恐らく強いと思うけど、逆にこれじゃないと微妙なのどうなんだろうな。


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