対人ゲームで「上手い」と「偉い」を伝える時に

約一年ぶりのNote更新だが、なるべく手短でスッキリした文章を目指したい。

早速だが、対人ゲームに於いて「上手い」,「偉い」という言葉はどこかで一度は聞いたことがあるフレーズかもしれないが、この言葉は前提として相手を称賛する言葉であり、使い分けとして上手いは「強い行動を選んだ時」に、偉いは「後の展開をケアする行動を選んだ時」に使われるのが大きな違いだと感じている。

上手い行動(強い行動)相手に主導権を渡さずにリードを続ける動きだとするならば、偉い行動(ケアする行動)相手に主導権を握らせ続けない防衛の動きだと言えるだろうか。

対人ゲームにおいて主導権を握らせないというのは重要で、一つのミスから有利な立場が崩れるのは誰にでも起こりうる事象だとして、それをリカバリーする行動や相手にミスを誘発させる行動というのは、どの分野であれ上級者であれば身に着けていて、それに称賛が贈られることは多々ある。

問題はこの「上手い」,「偉い」という言葉を発言する立場であり、僕がこのテーマで筆を執った根本的な内容でもあるが、具体的には本来は対戦相手への賛辞として使われる上手い,偉いは、勝敗が決するゲームに於いて当事者同士でのコミュニケーションとして使うには、上から目線や高圧的に取られる可能性があるという話を最近耳にした。

この話を直接聞いた訳ではないので、信憑性は定かではないが、明確に勝敗が決するゲームにおいて、主語を省略したコミュニケーションは賛辞の言葉でも誤解を招く可能性があるという事を知ったので頭の片隅にでも気に留めるべきだと感じたし、その曖昧な表現の言葉の意味をなんとなくでも理解してくれることで、誤解での諍いが起こらないことを願う。

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