対面人狼を遊んできました。

先日対面人狼なるものに(実質)はじめて参加してきました。
実質というのは、かなり昔に一度やったことがあったという意味なのですが、そこから期間が開きまくっており、なんとなく進行の雰囲気を記憶しているというだけだったため、実質はじめてという感じです。

ゲームの全体的な進行は、最初にお題人狼を行ったのち9人村を3戦行ったという感じでした。編成は、狼狼狂占霊狩村村村ですね。
参加者はほぼほぼ初参加で構成されており、一部経験者が含まれるという感じ。
1戦目は人狼、2戦目は狩人、3戦目は狂人になりました。できれば村人もやりたかった。

1戦目は人狼で相方が占い師を騙ってくれたので潜伏。マジの初戦ということもあり手探り状態の中でしたが序盤はまあまあ動いていたって感じ。後半は死んでました。
2戦目は狩人でこれは楽でした。長期人狼のテクニックが部分的にも使えた環境でもあり、早々に占い師の真を自分の中で決め打って進行もできたので立ち回り的にもそこまで外していなかったかなという感はあります。
3戦目は狂人で、2戦目の時の狂人が霊能騙りをしてローラー狙ったので、真似して霊能騙りをしたところ処刑してもらいました。一応判定を一回出す機会があったので黒判定とか出してみちゃったりしました。

全体を通しての感想ですが、初心者村での9人編成は適当でした。これ以上人数が多かったら体力持たなかったかもしれません。

やはり不慣れな部分があり、自分含め思考に負荷がかかっている印象を強く持ちました。具体的には占い結果等の状況の整理などについてメモを取るとその間は話が聞こえず、考え事をしていても話が進んでいき、集中して話を聞いていると疲れて集中力がなくなっていく、結果的に後半になってくるとなんかよくわかんなくなってくるみたいな状況になっていました。
慣れてくればこのあたりの情報の整理が効率的にできるようになると思いますので、不慣れなうちは9人村がベストだったと思います。11人でやろうぜとか言わなくてよかった。

これらの内容を踏まえると、初心者がプレイングをするのであれば思考を如何に発言に集中させることができるようにできるか、という点が特に重要であると感じました。
進行中は状況整理、進行管理、推理考察という様々な考えなければならない軸がありますが、ある程度機械的に処理できる部分についての負荷をどこまで減らすことができるだろうか、ということです。
具体的な対処法として考えられるのは次の2点ですね。

1 メモの取り方の工夫
 プレイングしている人のメモを見ると、誰が誰を占って、みたいな内容が主となっていました。つまり状況がわからなくならないようにメモをしているということですね。しかしながらメモをとっている時間というのは無駄な時間でもありますのでメモするにしてもいかに簡潔にとるのかが重要になると思います。そのためには事前にある程度のフォーマットを用意しておくことが必要かなと思います。どういったフォーマットがいいのか、というのはおそらくその人が整理したい情報にもよるのと思うのですが、思い切って簡潔にしてもよいのではないかと考えています。たとえばこんな感じで事実だけをまとめるカードを作るとか。

たぶんこんな感じのシンプルなメモで十分行ける。

2 カンペを作る
 状況整理で大変なのはあと何日残っているか、手数は何手あるかの管理です。進行中「あれ、あと何日なんだっけ」って状態にしばしばなりました。現在の生存者数とそれに合わせた残日数を整理したメモを用意しておくとよいと感じます。ちょっと考えればわかることなのですが、そのちょっとの頭脳労働が明暗を分けかねないので慣れないうちは積極的にカンペを作ったほうがよいように思いました。これは村側のときというよりも人狼のときに特に効いてきます。人狼は考えることが多く負荷も強いので、小さい負荷でも積極的に排除するのがよいように感じます。

たぶんあのときこれがあったら、かなり楽だった。

さて、運よく村側と人狼と狂人をまんべんなくプレイできた感触としては、村側については長期人狼の感覚がほぼそのまま使えましたし、なんなら余裕もありました。
人狼の場合はそうはいかず、序盤の立ち回りは思ったよりは大丈夫だったのですが、後半著しい失速がありました。この原因として、思考への過負荷と閉じ方の経験不足があります。前者についてはすでに述べた通りなのですが、後者についてはどのように村を終わらせるかのイメージの創成ができなかった点に原因があり、この構築が速やかにできないといけないなという感触です。イメトレしておかないとダメですねこれは。

対面人狼をした感想としては以上になります。
今回は冒頭に書いた通りほぼ初心者で構成された村でしたので、おそらく進行等も含めスマートではなくむしろわちゃわちゃしていた感じだったのではないかと思います。ただ、他のプレイヤーもそれぞれの個性をうまく使って立ち回りをしており、初参加にはとても思えませんでした。みんな強かった。

せっかくの実質初参加なので変に予習とかせずに、そのまま楽しもうと思い参加したのですが、そのおかげか対面人狼において初心者がプレイする上の課題等もよくわかり、次はこんな感じでやろうというイメージもしやすかったように思います。いやあとても楽しかった。

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