見出し画像

【インドネシア駐妻雑談#1】パワフルなお友達とのはなし

駐妻として過ごしていると様々な人との出会いと別れがありますね。
つい最近も知り合いの本帰国が決まり、先日送別会をしてきました。

きっと、日本では出会っていない方々。
一期一会。
儚い友人関係。

駐妻友達って一過性の関係で独特だなと思っています。

今回はいつも仲良くしてくれている
とあるお友達について書きたいと思います。





彼女との出会いはSNS。


帯同が決まってから情報収集のために始めたX(旧Twitter)で
「帯同前に現地を訪問するけど、夫がいない日中は何をすればいいかな〜」
という私のポストを見て彼女から連絡をしてきてくれました。

『色々教えますし、案内もしますよー!』
当時、右も左も上も下も分からない私にとって
天使からのメッセージでした。

そのメッセージを受信した1ヶ月後に会うことになりました。



実際に会ってみた。


当日の待ち合わせは私の家の近くまで来てくれました。
この時点でもう𝓵𝓸𝓿𝓮です。

待ち合わせ場所に来た彼女はニコニコ笑顔で
こちらに手を振りながら走って来てくれました。

一通り自己紹介を済ませて、
彼女が行ってみたかったという雑貨屋さんに行ったり
ランチをしたり、私の買い物に付き合ってくれたり。
あっという間に1日が過ぎ、沢山の学びを得ました。

初日の彼女の印象。

笑顔が素敵!
まだ一年もいないのにインドネシアについて詳しい!
えっ、年下なの?!
ええっ、インドネシア語話せるの?!
な、なんと、英語までペラペラ?!

・・・駐妻ってこういう人がゴロゴロいるのか?!

ある意味恐怖心が芽生えましたが、一日で彼女のことが大好きになった私。
その日から現在進行形で彼女にお世話になりっぱなしなのは
言うまでもないことですね。



スマホのトラブル。私は諦めかけたけど・・


私がインドネシアに来て数ヶ月経った頃。
スマホにとあるトラブルが起きて、インターネットが使えなくなったため
彼女に相談してショップについて来てもらうことになりました。

当日。
インドネシア語も英語も話せず、猫ミームの落ち込んでいる猫のように
「Tidak bisaァ..」と小声で言うしかない私を見兼ねて
彼女がインドネシア語で事情を話してくれたのですが、
ショップのスタッフは
「これはとにかく、Tidak bisa!(ドヤ顔)」の一点張り。

何も解決せずにショップを後にしながら
「直らないのであればしょうがないよな〜・・」
なんて私が言っていたら彼女は
『あの人は問題解決能力ないみたいだからしょうがない!次行くよ!』
と言い放ち、違う店舗へ私を連れて行ってくれました。

次の店舗では親切にしてくれるお兄さんにあたり
なんとかトラブルを解決することができました。

異国の地で起きているトラブルのため
解決を諦めかけていた私を力強く鼓舞し、
解決まで導いてくれた彼女が本当にパワフルで頼もしいなと
改めて感じた一日でした。

本当に年下なのか・・?
いや、本来は私が頑張らなければな・・(反省)


限りある時間を大切に。


実は彼女、本帰国の時期が既に決まっています。
なので一緒に遊べるのはあと数ヶ月。

インドネシアの話、夫婦の話、お互いのキャリアの話。
普段から色々な話をしています。
知り合ってまだ一年も経っていないけど
私はとても濃い時間を一緒に過ごさせてもらっているなと思っています。

冒頭に書いたように駐妻って一過性の友人関係で
今までありがとう!じゃっバイバーイ!
といったかたちでその時限りの友人関係なんだろうなと
思っていましたが、私にとって彼女はその限りではありません。

日本では新幹線に乗らなければならないような距離で
お互い住むことになりますが、
日本でも必ずまた会いたいなと思っています。


・・とはいえ、まだ数ヶ月は一緒に色々なところに行けるので!
限りある時間を大切にしながら、
また来週も彼女とお茶をしてこようと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?