私の登録販売者試験の勉強法

こんにちは。
今回は私の登録販売者試験の勉強法を皆様にシェアしたいと思います。
勉強法といっても、堅苦しいものではなく、私はこんな感じで勉強していました的な感じなので、参考程度に読んでくださると嬉しいです。

実は2回試験に挑んでいた。

私は調剤薬局併設のドラッグストアの調剤の方で事務をしています。
会社の研修で、事務も登録販売者の資格を持っている方がいいよ。と言われ、受験することにしました。
しかしながら、私は勉強が大の苦手。
学生時代もテストの前日に慌てて勉強して、散々な点数を記録してきました。
そんな性格もあって、いざ受験すると決意したものの、なかなか勉強する気も起きない。
また、身近に受験する人もいない。そもそも初めてでどんな感じの試験なのか、難易度、勉強法等何もわからない状態でした。

「まだ大丈夫」とダラダラと時間は経過し、気づいた時には試験の2週間前でした。
時すでに遅しで、2週間勉強を頑張りましたが、当たり前に勉強不足で不合格となりました。

登録販売者試験は出題量に対して覚えることが多いので、当たり前に2週間では足りませんでした。
記憶力が優れており、1日12時間とか勉強していれば2週間でも合格できたのかもしれませんが、まあ記憶力悪いんで無理ですね(笑)

2回目の挑戦。ラストチャンスと誓う。

勉強不足の私が完全に悪いのですが、試験を受けるのもタダではありません。
一度決意したし、ここで諦めるのはなんか違うなと思った私は、2度目の挑戦を決意しました。
10回受験しても受からない人がいたとか、いろんな事を上司から聞かされていましたが、私は2回目をラストチャンスとすることに決めました。
これで無理だったら私には向いてない。そう考えることにしました。
仮に2回目も同じように勉強できなかったとしたら、それも向いてないことの一つとして捉えようとも思っていました。

環境の大切さを実感

1回目の受験の際は、一緒に受ける人もいませんでした。
しかし、2回目の時は同じ職場の仲のいい人たち2名と共に受験することとなりました。
仲間がいる。それだけでとても心強かった。
そこまで多くを語り合ったわけではありませんでしたが、○○さんは合格して私は不合格だったら嫌だなとか…そんな事を考えたりすると、闘争心と言いますか、やる気が起こりました。
1人では絶対に生まれなかった感情です。

Twitterアカウントの開設

2回目の受験から登録販売者試験用のTwitterアカウントを開設しました。
やっけんちゃんねるというYouTubeチャンネルでSNSアカウントを開設するのもオススメと言っていたので、開設してみることにしました。
私は以前からTwitterはやっていたのですが、趣味のことなど雑多にツイートしており、タイムラインも雑多。
登録販売者試験に関連するツイートだけみたいのに、そこに趣味のことなど流れてきてしまったら、そっちに意識が向いてしまう気がして、気が向かないためにも専用のアカウントを開設しました。
受験される方のツイートを読んだり、試験に役立つ情報をツイートしてくださっている方をフォローしたりして、勉強の合間や寝る前などにみたりしていました。
同じように勉強されている方のツイートを見ると、私も頑張らねば。とやる気が湧きました。
身近に受験される方がいない場合がほとんどだと思うので、Twitterで同志を見つけるのはオススメです。

まずは大まかな計画を立てる。

さていよいよここからが本題。
私がどのように勉強していたかです。
勉強の期間としては、3〜4ヶ月程度でした。
最初は1年かけて勉強しようと思っていましたが、あまり早くに勉強し始めるとどんどん忘れていってしまうので、上記の期間で勉強することにしました。
期間に関しては、長いスパンで勉強した方がいい人もいれば、短期集中型で短いスパンの方がいい人など様々だと思うので、自分の性格を理解した上で決めるといいと思います。
大体どれくらいから勉強を開始しよう。と決めたら、大まかに計画を立てます。
もちろん計画通りに進めるのは難しいので、大体で。
例えば、1ヶ月は参考書を読む。初めの1週間は1章と2章をやって…など。
計画を立てておくことによって、最初からゴールを見据えることができます。

参考書を丸写しするな!

まず最初の1ヶ月はひたすら参考書を読んだりして勉強することにしました。
始まったばかりはなかなかやる気も起きないもので、とにかく空いてる時間に参考書を読もう。と軽い感じに目標を設定しました。
なので1日10分だけの日もあれば、2時間の日もあれば、時間も色々でした。
勉強をやり始めた頃は、とにかく覚えなきゃいけないと思って、ノートに参考書の内容を丸写ししていました。
しかし、これは間違った勉強法。
書くことが作業になり、全然身になりません。
しかも膨大な時間がかかり、本当に時間の無駄。

すぐにそのことに気づけたのでよかったのですが、丸写しなんてしてたら1年あっても足りないかもしれない(笑)

参考書はただ流し見るのではなく、しっかりと読み込む。

参考書をひたすら読む。どうしても読むことに意識がいってしまい、作業的になってしまいがちです。
私は読みながら重要な箇所にはラインマーカーを引いていました。
引くことが作業にならないように、しっかり読んだ上で、分類ごとに色分けをしたりしていました。


このような感じです。
また、わからない語句や、参考書に詳しく載っていないことなどは、自分で調べて直接書き込んでいました。

過去問を解き、間違えた箇所はそのままにしない。

参考書を読む1ヶ月間が終了したら、あとはひたすらに過去問を解く日々がスタートしました。
過去問題だけが載っている本を購入し、それをやり続ける。
採点をして、間違ったところは、理解をしないとずっと間違ったままになってしまうので
白紙の紙を用意して、まず間違えたところをメモする。
例えば、イブプロフェンの問題で間違えたら「イブプロフェン」など単語や要点だけをメモして、間違えたところをもう一度勉強し直す。
参考書を開いて調べる事もとても大事です。
過去問題集の問題をひたすら解き、間違ったところを勉強し直し…これを繰り返していたら自然と点数も上がってきました。

どうしても覚えるのが難しいところは書いて覚える

私はどちらかというと書いて覚えるタイプなので、どうしても覚えらない単元は、ミニノートに書いて覚えていました。

2章が苦手だったので、2章中心になってしまいましたが、こんな感じ。
単語帳をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれませんね。
ミニノートなので、持ち運びにも便利で、電車の中や仕事の空き時間にもこっそり読むことができて、個人的には大変便利でした。
初めの方に参考書を書き写すのは良くないと書きましたが、参考書を丸写しするのではなく、自分のわかりやすいようにまとめる感じです。

タイマーをセットして実際の試験のようにやってみる。

過去問をひたすら解くのと、実際の試験とでは大きく違う点が1つあります。
それは時間です。
試験には制限時間というものが存在します。
決められた問題数を決められた時間内に解かなければなりません。
(※登録販売者試験は120問を4時間で解答しなけらばならない)
過去問を解くだけであれば、制限時間もないので、120問を解くのに10時間かかってしまっても何も起こりませんが、実際の試験となると制限時間内に解き終われてなくても、時間がきた時点で解答権は失われてしまいます。
余裕を持って試験に挑む為にも、120問を実際の試験時間で解いてみる。
最初は、こんなにも時間がないの!?とびっくりしましたが、何回か繰り返しているうちに、時間配分も考えられるようになってきますし、優先順位も明確になってきます。
(実際の試験では休憩ありの2部制です)

ずっと過去問題集を解いていたら、途中でだらけてしまうので、ネットで過去問を調べて、実際の時間でやってみることを時々挟んでいました。
制限時間があることで緊張感が生まれ、いい刺激になってよかったです。

息抜きにアニメはたらく細胞やYouTubeを観る。

ずっと勉強詰では、気持ち的にも嫌になってきます。
そこで必要になるのが息抜きです。
個人的にオススメな息抜きは、アニメ はたらく細胞を観ること!
2章で出てくる人体のことを題材にしたアニメで、息抜きしつつも勉強にもなります。
漫画もあるので、読む方がいい方は漫画でもいいと思いますが、アニメの方は動きがあるのと、声で解説があるのでよりわかりやすいかなと。
私はこのアニメのおかげで、2章が好きになれました。
1期と2期があるのですが、試験勉強も兼ねるなら1期がオススメです。
あとは、登録販売者向けのYouTubeを観ること。登録販売者試験を受ける方向けの動画をアップしてくださっている方がいらっしゃるので、その方の動画をみたりしていました。
息抜きといっても、勉強も兼ねている感じになるので、そこまで罪悪感が生まれないと思います。

勉強したことを誰かにシェアする

ここまで勉強してきて、勉強した事を自分の中で留めておいてもいいですが、誰かに話す事も大事だなと感じました。
SNSとかに『今日はここからここまで勉強した』であるとか、『過去問を解いた点数を載せる』とか自分の成果を誰かに見てもらう。
家族や友人、職場の人などに『今日は(昨日は)どれくらい勉強した』とか
詳しい内容は話さなくとも、自分の成果を誰かにいうことで、改めて自分の頑張りを実感することができます。
また、『今日はどれだけ勉強します』『ここからここまで勉強します』など宣言をすることもやる気に繋がりますし、宣言したからにはやらねばという気持ちにもなれます。

人と比べない。点数を引きずらない。

最後に大事なことは人と比べないことです。
SNSで受験生と繋がることで、やる気に繋がると書きましたが、悪く言えば人と比べてしまうことにつながってしまいます。
「この人はこんなにも勉強できているのに、私は全然ダメだ」
「この人はいつもいい点数なのに、私の点数は…」
ついつい人と比べて落ち込んでしまいがちになりますが、自分と全く同じ生活リズム・時間の人は一緒に暮らしたりしない限りほぼいないです。
仕事も生活環境も違う。よって、捻出できる勉強時間も異なってきます。
仕事をしている人、していない人。家庭がある人、ない人。とでは自分に使える時間などが異なってきますね。
脳の蓄積量や記憶力なども個人差があります。
「この人はこんなに勉強できているのに…」ではなく、「この人はこんなにも勉強を頑張っている。自分も少しでも頑張ろう」こう思えるようになれば、ネガティブにならず、やる気に繋がると思います。
また、過去問を解いて点数が悪い時。ついつい落ち込んでしまいがちですが、それをいつまでも引きづらない。
とにかくひたすら解くのみです。努力の先には必ず点数アップがあります。

最後に

長くなってしましましたが、私流の勉強方法はこんな感じでした。
勉強時間的には、最後の1ヶ月は、毎日仕事の後に図書館へ行き、閉館まで勉強し、最低1時間は勉強していました。
休日は図書館に篭り3時間〜5時間は絶対に勉強していました。
その前までは、行ける時は図書館へ、休憩時間などを利用して勉強する感じで、どうしても無理な日は10分くらいしか無理な時もありました。
その分休日に頑張っていた感じです。
毎日勉強すればいいというものでもなく、毎日でもダラダラ勉強してしまうようであればあまり身になりません。1回の勉強が質のいいものだと、毎日でなくとも身になると思うので、毎日は勉強できないって方も1回の勉強の質に重きを置くといいと思います。
私の勉強法はあくまで一例ですので、参考程度にしてもらえれば。
これから受験される方の合格を心よりお祈りいたします。

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