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さいせいえっせい①

僕が高校の頃、スマホも持ってない時代に息抜きする場所と言えば本屋だった。お小遣いも700円だった(これマジリアル)ため、学食のうどんが高く思える時代でもあったんだけど、本屋なら立ち読みできるしそれこそ何時間おっても活字が読めるんだから僕にとって楽園だった。

京橋の紀伊国屋、枚方のTSUTAYA、高架下の野村古文堂(現在は水島書房)…京都は大垣が2店舗に三省堂書店(現在は閉店して同フロアに場所を変えて新たに大垣)、アバンティブックセンターとかいろいろ行ったもんで。

その中でも読んでたのが有川浩(現在は有川ひろ)の小説、「図書館戦争」だった。ただその当時は、アニメについては全く持って見ておらず、アニメ化になります収録の時立ち会った前野智昭さんは…みたいな話をあとがきをしてたと思う。

まぁそのお名前とご職業だけ存じ上げてた前野さんは、人気有名声優さんとつい先日結婚した。利用者(?)からしてみたらほほえましいかぎりでもあったんだが、今やオタクコンテンツに両足を突っ込む僕からしてみたら、「おお、結婚ラッシュやな…」とも思ったりもした。

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とはいえ、高校時代全く持ってラノベにはてをださなかったのが悔やまれるところだ。理由は袋とじにされてたのと、漫画コーナーにあったのが主な原因。今だから分かるんだけど、袋とじはともかくとして、漫画コーナーの一番奥に置く配置はいかがなものかと思う。だってあれも文学で文化じゃん。よっぽど今時のSNSで悪意のある文章より全然いいじゃんって。ほら、ハルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱)も筒井康隆先生の一筆付きで角川文庫に昇格したじゃん。
だから書店の皆さん、ラノベは文庫本コーナーの片隅に置いていただきたいと…おかげでオタクコンテンツに乗り込むのが人より遅かったんだから。

最近はほぼラノベしか読んでない(シリーズ物が好きなため)僕ではあるが、いつか元に戻れるように、本屋に立ち寄った際は文庫本コーナーも見ていることは秘密だ。

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