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ただの日記 2020/2/13

こんにちは。こちらでは最近雨が続いています。そのせいか、授業以外の時間を、音楽を流して絵を描いたり、映画を見たり、考え事をして過ごす時間が多くなっています。少し雨っぽい雰囲気の文章になったらすみません。私はとても元気です(笑)

読み返すと、今日はただの日記になってしまいました。

日本で冴えきった五感をこちらでもエネルギーに変えていました。しかし、毎日キャンパスで過ごし、同じ授業に行き、という一定のリズムにのみ込まれそうになったりします。もちろん授業は学ぶことが多くて、現地の子が感じていないことも別の国から来たからこそ面白いと思っていることはきっとたくさんあります。ただ、知らない道を歩きたい、美味しいコーヒーを見つけたい、小さな発見を共有したい、と思ってしまう自分がいます。

前学期はそれにのみ込まれたんだと思います。だから、今学期はそうならないように。と。

そうやって考えていると、それは全て周りからの刺激やエネルギーによって動かされていた自分に気がつきました。ん、そのエネルギーは大事やで。大切にしてます。だけど、自分から出てくるものはなんなのか、自分で生み出しているものはあるのか、と考え始めました。周りからのエネルギーを失った時、自分は生き生きできるのか。今それが試されてるのではないか、と。

そして自分の日記を読み返し、メモを読み返しました。そこには毎日感じたこと、こうしよう、この人すごい、あれやってみたい、など沢山書かれていました。

そういえば、最近描く絵は自分の感情が色に映されたり、気持ちの強弱が筆圧に表れたり、言葉の選び方に影響したり、自分から出るものが絵に、言葉に、より反映されるようになっているような気がする、と今、思いました。

音楽の感じ方も変わってきました。全然詳しくないから多くは話せないけど。知識がないから純にそのままを受け取るのかもしれない、今はそれを楽しんでいます。

考えるのをやめなければ、いいんだろうな。

このキャンパスで見る空はいつも色が違うんです。自分の気持ちとなぜか比例しているようで不思議に思ったりもします。

昨日、2016年にやっていて大好きだったドラマをもういちど全部見終わりました。4年前にもこのドラマが好き、と思ったけど、2回目、やはり何を思うかは少し違っていたのかなと思います。4年前の自分から今の自分までに出会った人や感情と重ねて、より心がきゅっとなったり。

自分が信じていること、曲げたくないところ、美しいと感じる感情。忙しい日々にかき消されそうなそんな繊細でもろい感覚に、そのままでいいよと優しく思い出させてくれる物語でした。

それがひとつひとつの言葉に、音楽に、景色に込められていて、いいな、私も、自分が思っていることや自分の中の感覚をいつか形にできたらいいなと思いました。

脚本を書かれたのは、東京ラブストーリーの坂本裕二さんという方でした。東京ラブストーリーか、名前だけ聞いたことあるけど、調べたらまだ生まれていない頃のドラマでした。見てみたいな。

今日私は何を書いているんでしょう。まあこういう日があってもいいかな。自分の日記に最近書ききれなくて、誰かに話す感覚で文章を書いていくと、もう少し自分が何を考えているのかがなぜか鮮やかに見えてくることがあります、おもしろい。

最後まで私の日記を読んでくれてありがとうございます。今日もいい日でありますように。

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