「ママはキミと一緒にオトナになる」推しをすすめる最終話
[さとゆみビジネスライティングゼミ] 3期生のシマです。ゼミで学んだことを、即アウトプットする80000字チャレンジ(1日1000字×80日)noteを毎日更新中 80000字チャレンジ79日目/のこり1000字
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2023年の1月5日から佐藤友美(さとゆみ)さんが講師をつとめる「さとゆみビジネスライティングゼミ」を受講している。スキルUPを目指すライターさんや、これからライターとして「書く仕事」をしたい人へ向けたライター講座である。毎週火曜日の午前9時から90分のオンラインで講義を聞き、最後に課題がでる。日曜日までに提出し、火曜日に赤字をもらう。そんな12週間を22名のゼミ生と過ごすのだ。
「美容師をしながら、絵を描いて、次はライターになる」と宣言し参加したゼミはまるで、美容師の修行時代のようだった。先輩の襟元をビチャビチャに濡らしたシャンプーレッスン。ウイッグを何度洗ったかわからないブローレッスン。時には指を切ってしまい文字通り、血を流しながら取り組んだカットレッスン。先輩に何度も同じ注意をされるも、一向に上手くならないスランプ期。同期がどんどんテストに合格し、上手くなっていくところを横目に見ながら焦る日々。もちろん、時計の針は毎日天井を超えていた。そんな日々を過ごし、スタイリストとなっていく。そして次に待っているのは、ゲストに喜んで頂かなければ再来して頂けない厳しい世界。そこで、学び、気づき、向上させた技術力やデザイン力。そして真摯にゲストへ向き合う姿勢、すなわち人間力。そんな、アシスタントから支持されるスタイリストになっていくために必要であった全てを、このゼミで追体験した。
「書く」ということも、それを「読む」読者がいる。
「切る」ということも、その髪を切らせて頂ける「ゲスト」がいる。
当たり前だけど、どちらも1人で完結はできない。「わたしとあなた」の間に生まれるコミュニケーションの方法が違うだけだったのだ。つまるところ目的は同じで、それを何で表現するか?その何が「書く」か「切る」の違いだけだったのだ。
「あなたが今も美容師として、ゲストに支持され続けている理由は何ですか?そんな美容師にとって大切な事は何ですか?」と問われたら、100人の美容師さんの答えがあると思う。しかし、ミクロで見ると違う100の答えも、マクロで見ると着地点はだいたい同じようなところなんじゃないかな。なんか行き着くところの「核」みたいなものが同じように感じる。
そして「上手くなりたい」と学ぶ同期がいることも、美容師と同じだった。上手くいかないとき、きついとき、共に励まし合える同期の存在は5年後も10年後も大きな存在となるはずだ。
そんな、美容師の卵が、ひぃひぃ言いながら、毎晩ウイッグと向き合い、自分と向き合い、仲間と励ましあった頃のような「書いて学ぶ時間」も今週の日曜日で終わりを迎える。そんなタイミングで講師のさとゆみさんの新書が昨日発売された。私も先ほど読み終わったところだ。
「ママはキミと一緒にオトナになる」(小学館)
子育てメディア「kufura」でコロナ渦の3年間連載されていた子育てエッセイが、出版にともない加筆され1冊の本になったのだ。息子(9歳)さんと2人暮らしのシングルマザーであるさとゆみさんの「暮らし」が丁寧に書かれていた。
そんな、話すほどでもない幸せなエピソードは「子育て」という枠だけに限らず、「共に生きる」というエピソードのようだった。
この春に中学1年生になる息子をもつ父として、そして「さとゆみビジネスライティングゼミ」に参加した1人のゼミ生として。また、美容師として、その全てで、学び、成長し、感じてきた「大切なこと」を改めて、自分の心に問うてくれる1冊だった。
そして、この本の「おわりに」にこんな1文がある
これは「さとゆみビジネスラティングゼミ」での最大学びとつながった。
その時々の自分を注意深く観察する。感情や気分、目に映る景色や、耳にする音。美味しいものを食べた時の味、桜の花の香りの感じまで。その五感一つ一つの感度を上げることで、生きる感度が上がるということ。それにより「生の純度」があがるんだということを体験した。
そんな「生きる感度」が上がるヒントがここにもあった。パパやママ、既婚や未婚に関係なく、読み終える頃には「自分も優しい世界の1人であろう」そう思わせくれる一冊でもあった。
書いた文字数 1750字
書いた時間 3時間
MEMO
「推しをすすめる」の最終話がママキミとなった。なんか嬉しいな。
ずっと推し記事を書いてきて、身についた力を使い、この記事を書けるなんて、奇跡だな。今しかないこのタイミングで。
そんなことを思いながら、この記事を「無音」で書いていた。実は、車を運転する時も無音。いつも「あっ!いいこと思いついた!」と脳内は大忙し。だから、車に乗ってるときはその「整理」をする時間。何も情報を入れたくない。それは絵を描くときも、文字を書くときも同じ。今日は「この記事は、美容師さんへママキミを推す記事である」というゴールだけ決めて、そのプロセスは見えないまま、無音で書き進めていた。
すると突然「『題名のない今日』がシマさんぽい」とゼミ仲間からメッセが来た。「いや!突然!」と声を出して笑ってしまった。のってきた書く手をとめて、Spotifyで調べ、曲を流す。すると、歌詞と記事がなんかめちゃくちゃリンクする。あと1つの記事でこのnoteの記事も終わるんだな…と思いながらまた手を動かしはじめた。
本当はサッカーみたかったけど! でも、この本を読んで、今の熱量で「伝えたい」と思ったから。書くことがサッカーを上回ったことに驚いた…もうこれは、沼だな。
あー東京行く準備が終わらない!
まだ、あれもこれもすることがある!
とりあえず、家に帰って、ビール飲も!
今日も頑張りましたー
おつかれでしたー
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