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私の推しをすすめる。[再考]鮎つり

[さとゆみビジネスライティングゼミ] 3期生のシマです。
ゼミで学んだことを、即アウトプットする80000字チャレンジ(1日1000字×80日)noteを毎日更新中。15日目/のこり65000字

課題:推しをすすめる原稿を書く。以前書いた原稿を再考する。
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テーマ
:エピソードファーストで書く。
:犯人しか知らない情報を。
:AだからBを使う。
設定雑誌 人生を変える大人の趣味50
想定読者 男性・30代以上
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結論、ガス火じゃ完璧にポテンシャルを引き出せない。炭でやるのが断然いい。できれば、岩手県の切炭で。もちろん、じっくり遠火が鉄則。水分を1滴づつゆっくりと抜いていくイメージ。炭に油がおちると、ジューっと香ばしいい香りとともに、煙があがる。ゆっくり回しながら、丁寧に丁寧に、揚げるように焼いていく。すると、魚体は黄金色へ。清流の女王と呼ばれる天然鮎を塩焼きにし、日本酒とのマリアージュ。豪快にかぶりつく。身は淡白なのに、うまみがぎっつしり詰まっている。そんな天国時間を過ごすことがきるようになったのは、鮎釣りを生涯の趣味にしてからだ。
秘境の川で、9メートルもの長い竿の先に、髪の毛よりも細い糸をつけ、おとり鮎をつけて泳がせる。苔をたべて育つ鮎は、キレイな苔がついた石に縄張りをもつ。そこへ進入してきた、おとり鮎を追い出そうと体当たりしてくるのだ。この習性を利用し、針にひっかけるのが友釣りである。川で産まれ、海へ下り育った稚鮎は、また川へ遡上していく。長い距離を泳ぎ成長した鮎の力は想像以上に強い。20センチほどしかないのに、大人が川の中を右へ左へ振り回されるのだ。細い糸が切れないように、慎重にやりとりし、相手が弱った瞬間を見計らい、右手にもった竿を上へ突き上げる。すると、”おとり鮎”と”天然鮎”の2尾が水面ギリギリを飛んでくる。次の瞬間、左手にもったタモでキャッチするのだ。すると、アドレナリンが大爆発する。
美しい渓谷の澄んだ碧い川。青い空に響くセミの声。そして美しい清流の女王を手にした喜び。そして、美味しくいただく幸せ。自然の恵みを体いっぱいに感じる。だから、鮎釣りはやめられないのだ。

MEMO
文字数 696文字
書いた時間60分
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