叫び


突然ですが、皆さんは二次創作をどうとらえていますか?

多くの人はこう答えるでしょう。
「自分の為にやっている」と。

では次にSNSとは、どういう場所なのでしょう?

例えば
作品を発信する為、推しカプについて語る為。

多種多様人によって使い方はさまざまです。

私も作品を発信し語る為にSNSを始めた方なので例にあげた2つを目的とされている方とは意気投合するんだろうなと思っています。

最後に匿名メッセージツールとは、どのようなものでしょうか?

「匿名であることをたてに良いように言える場所」
「匿名だから何を言っても許される」
と思っていませんか?

残念ながら匿名メッセージツールというものは、完全に匿名ではありません。設置している側が匿名メッセージツールの大元を開発し管理されてる方に要請することでIPアドレス開示して頂くことができます。
実際にやったことがないので確証ありませんがIPアドレスの開示、いわゆる情報開示というものは時間がかかり費用も莫大なものです。それゆえによほどの事が起きない限りあるいはそうしなくてはならない状況にならないかぎりは、ちょっとやそっとのことでやらないものです。

それこそひどい誹謗中傷が起きない限りは。

私自身、そのリスクを視野に留め、必要な時以外で設置されている方のリンクに触れたことはありません。受け取られた方ならわかるかと思いますが私が送った場合は、メッセージの最後に名義を表記しています。
そして、匿名であることのリスクを把握した上で、SNSのフォロワーさんと交流したいから匿名メッセージツールを置いているわけなのですが……。

以前稼働していた鍵垢で述べた事ですが、私は自分が活動しているカプ界隈で他の方が執筆されたカプ小説は読みません。これは、億が一「何番煎じ」や「ネタ被り」が起きた時、自分の潔白を証明するが為にしていることです。
同じ界隈の字書きの方々をフォロー・フォロバしない理由もその為です。
本当は、気になったりはしてますが万が一の時を考え、お互いの為にしていません。

特定の誰かと溝できるのはいやだし界隈そのものが嫌になったら元も子もない。

そう話した後、匿名ツールで頂いたメッセージを一部抜粋させて頂きますが「人間が恒常的に自分の欲求を抑えるのってかなり難しいものです、ですのでその欲求を乗り越えて耐えてまで徹底してそう行動できるというのはそれだけで凄いことだと私は思うのです。勿論自分を思っての事でもあると思いますが、同時に相手の事も思えているのは海原さんが優しい方だからだと思います」と記された後に「フォロバを強制したいわけではなくて、あくまでもそう思っている人も実はいたりします、と伝えたかっただけなので気にしないでくださると助かります💦」と頂いてからこの2ヶ月以上悩み続けていました。

このメッセージを送られた方をフォロバしようかなという時期があったのですが、もちろん私はおいそれとフォロバしない方でありするにしても慎重に慎重を重ねてから返す方です。

そこには人それぞれ時間がかかります。

そんな中、その方は離れられた挙句しばらく経ってから気づいたことですがどうやら私からのフォロバもあわよくば望まれていたような発言を他の場で感じ取れる範囲があったわけなのですが………もう一度言います。

皆さんは二次創作をどうとらえていますか?
SNSはどのようにとらえられていますか?
匿名メッセージツールをどのように感じていますか?

上記に加え、「優しさ」を体のいい言葉として使っていませんか?

私は、昔から自分のことを一度たりとも優しいとは思ったことはありません。
むしろ臆病者だと思い、卑屈になる方です。
多くの方からは「優しい」と言われますが、仮にそれが文字通りの優しさとしても体のいいものではありません。
ただ自分に嘘をつかないようにしているだけ。
同時に他者との溝を生まないようにしているとも言いましょうか。

それゆえの、私は相手に気に入られたくて取り入ろうとする行為が最も苦手です。

仮にご本人にそのような意思がなくとも、そう感じ取られるものがあり、正直pixivやぷらいべったーにあげていたもので消したカプで話を書くことさえもやめてしまおうかと考えているほどです。
私に向けてコメントされていたことも結局のところ、そういうことだったのだろうとも感じています。

noteに書いてないで本人にDMしてしまえばいいだろうと思われる方がいるかもしれません。
できていたら苦労していません。
そもそも当事者同士で話していたらいらぬところに火の粉が落ちがちです。

何度も清濁を呑み込むように抑えていました。
何度も繰り返し、忘れようとしました。

でも限界です。このままだと自分が潰れてしまうゆえに、全てを吐き出す為に書くことにしました。
何度も友人に相談した上で決めたことです。
同時に綴ることで自分を見直すことにもつながり、未練がましく書いています。

苦しむくらいなら匿名メッセージツールを撤廃しろと思う方、ごめんなさい。それはできません。
私が接したとことで一度書くことから離れていた人たちで再び書くことをはじめた、はじめようと思っていると仰られる方が少なくともいるからです。
私が書いた話で、私が返した言葉で誰かの背中を押す事ができているからこそ、その繋がりを消すわけにはいかないのです。

これだけは、私のわがままにすぎませんが、なんであれ私をきっかけに創作を再びはじめた方の作品を読みたいと願っている。
ただそれだけにすぎません。

それでもなお、私にこのカプを書く資格はあるのだろうかとさえ迷い、悩んでいる、そんな日々です。

最後まで読まれた方で心当たりがある方は、SNSに記載している匿名メッセージツールではなくDMからお願いします。
時間はかかりますが必ず目を通し、返します。

2023年12月11日    海原

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